その生き方だとがんになる: 漢方治療の現場から (新潮文庫 て 9-1)
- 新潮社 (2014年5月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101258713
作品紹介・あらすじ
強い体と心を持った人ほど、がんになりやすいって本当!? がんにまつわる意外な真実とは。「何を食べるか」より「いつ食べるか」が大事。豆類や玄米のアミノ酸はがんの好物。年を取っても無理がきく人は一種の「未病」。体質に応じた具体的な漢方の生かし方……。西洋医学と東洋医学の両方を学んだ名医が説く、がんに負けない体を作るための基礎知識。『がんにならない生き方』改題。
感想・レビュー・書評
-
丁先生はがんのお医者さんでもあるので、こういう切り口の本もある。ななめ読み。
私はガンではないけど、治療記と、医療費の目安が書いてあるので参考になる。実証のガンは手強い、虚証のガンは穏やかなのらしい。
正常な細胞ががん細胞になるまで数年の期間がある。すでに身体の中にガンがあるとしても、それを大きく育てないこと=虚証的な生活を心がけることもポイントだそうな。天寿ガンといって、老衰でなくなる方には実際がんはあっても、細く長く生きることでそれに気づかず寿命を全うするケースも多いらしい。あるかないかわからないなら、ある前提で生きたほうがリスクヘッジになると思うわな。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
がんになる前に読んだ方がいい
-
実証体質の人が癌になり易い。無理している人は生き方を変えることは、人生観や哲学を変えることになるのでギアチェンジができない。なるほどなと思う。未病のうちに生活を見直してみる。新米より古米、玄米より白米。牛乳、豆の取りすぎは良くない。果物は甘くなって栄養価が落ちている。新発見がいっぱいあった。2019.11.16
-
2018/03/31 15:53:33
-
がんは生活習慣病なのだということに納得する.中庸な体質,そして考え方にシフトする時期が人生の中にあるべきなのだ.