幻の料亭「百川」ものがたり 絢爛の江戸料理 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2019年5月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (244ページ) / ISBN・EAN: 9784101259475

作品紹介・あらすじ

旬の鱸や真鯛は煎酒で食すのが粋。夏は砕いた氷を入れた霰酒を嗜む。採れたての松茸は丸ごと焼いて、昆布の味噌漬けを土産に。化政文化が花開いた頃、贅を尽くした料理と風流なもてなしで頭角を現し、文人墨客にも愛された日本橋の料亭「百川」。幕末には黒船一行を迎える饗宴を任された名店の運命とは。古今東西の食に通じた著者が解き明かす、江戸料理の真髄!『幻の料亭・日本橋「百川」』改題。

感想・レビュー・書評

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  • とりとめの無い展開と、チュルチュル、ピュルピュルでは中々読み進まない。
    最後の章でやっと納得がいった。

  • 江戸はすごいね。

  • 読みたいなぁと思って買ったんだけど…
    なんかページが進まなかった。ので図書館に寄贈。

  • 2019/8/17 ジュンク堂書店アクタ西宮店にて購入。
    2021/8/25〜8/27

    江戸時代の名料亭、百川の栄枯盛衰を描くノンフィクション。江戸時代のご馳走がたくさん挙げられていて食べてみたくなる。浅学にして知らなかったが、ペリーが来航して饗宴を受け持ったのが、百川。そして、その後の明治になってからすぐに潰れたらしい。その理由を小泉先生が推察。きっとそうだったのではないか、という名推理。

  • 古典落語『百川』は落語ではよくある虚構だと思っていたら、実際に江戸の名店として実在していたことに驚いた。ならばと言うことで本書を読むと、幕末に活躍した太田南畝などの文人墨客が出入りしていた高級料理屋だったことがわかる。旬の魚介や野菜などを、冷蔵庫がない時代に贅を凝らして調理して提供。しかも、黒船で来日したペリー艦隊一行を饗応したのが百川なんて、更に驚き。八百善や嶋村が今に続いているのに、百川は謎めいた終焉を迎えている。せめて圓生の『百川』を聞くとしよう。

  • 新鮮な鮑に真鯛。松茸に新蕎麦。そしてたっぷりの酒。文人に愛され、黒船を饗応した名店。その記録から江戸料理の豊かさと粋に迫る。

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著者プロフィール

小泉武夫(こいずみ・たけお):1943年、福島県の造り酒屋に生まれる。東京農業大学名誉教授。専門は醸造学・発酵学・食文化論。専門的な話を、分かりやすく伝える達人。また食の未来を中心に、日本が抱える多くの大問題に挑んでいることから、「箸(★正字)を持った憂国の士」と評される。140冊を超える著作があり、小説も『猟師の肉は腐らない』、『魚は粗がいちばん旨い』など、専門的な知識に裏付けられた独自の作品が多数ある。


「2023年 『熊の肉には飴があう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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