楽園のカンヴァス (新潮文庫)

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  • 新潮社
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本棚登録 : 7473
レビュー : 909
  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101259611

作品紹介・あらすじ

ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに籠めた想いとは――。山本周五郎賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 面白すぎ!
    一気読みしてしまった。

    MoMAのキュレーター、ティ厶・ブラウンは、伝説のコレクター、バイラーの大豪邸に招かれる。そこで、ルソーの名作「夢」によく似た絵を見せられる。同時に招かれた日本人研究者・早川織絵と真贋鑑定対決をすることとなり、勝った方にはその絵の取り扱い権利を譲渡する、と言われる。リミットは7日間。手がかりは謎の古書。
    ルソーとピカソ2人の想いがカンヴァスの上に交差する―


    何度も、登場する絵画を集めたまとめサイトを見ながら、本を読み進めた。「暗幕のゲルニカ」のレビューにも書いたけど、僕には絵画鑑賞のセンスがない。でも、何だか楽しかった。絵画の描かれた背景とか、この小説読んでよく分かったから。

    ー アートを理解する、ということは、この世界を理解する、ということ。アートを愛する、ということは、この世界を愛する、ということ。

    読み終えて、作中のこの言葉に、少しだけ近づけた気がした。美術館に行きたくなった。

    読んで幸せな気分になる、大好きな小説です。

    ところで、僕はピカソよりルソーの絵の方が好きだな、と思いました。

  • 噂どうりの本当に面白い小説だった!
    普段は静かな場所でしか本の内容が頭に入らない自分が
    電車の中、あっという間に物語世界に引き込まれ、乗客の姿も、おしゃべりなおばさんたちの話し声も、窓の外の景色も、全部消え去った。
    美術や絵画というある意味敷居が高く特殊でコアな世界を、
    特別な知識を持たずとも誰にでも楽しめるミステリー、
    いや、エンタメとして物語を構築してみせたマハさんの手腕にはもう脱帽です(笑)

    ある日、ニューヨーク近代美術館(MOMA)の学芸員ティム・ブラウンに届いた一通の手紙。
    それは名前は知られつつも誰もその姿を見たことがない
    伝説の絵画コレクター、コンラート・バイラーからの招待状だった。
    熱帯雨林咲き乱れ様々な動物たちが身を潜める密林の中、
    赤いビロードの長椅子に横たわる
    長い栗色の髪をした裸身の女。
    それこそがフランスの画家アンリ・ルソーが残した1910年の作品で、二十世紀美術における奇跡のオアシスであり、物議を醸し出す台風の目となった傑作「夢」。
    そしてそれと同時期に描かれたと見られる夢と同じ構図の「夢を見た」という作品。
    バイラーはその真贋鑑定を若き日本人ルソー研究者の早川織絵とティムで、まるでゲームのように争うことを依頼する。
    作品をつぶさに調べるのではなく、バイラーから提供の古書に記された七章からなる物語を一日一章読み進めることによって、作品が本物か偽物かを七日目に判断するという、まさに未知の調査方法だった。果たして「夢を見た」という作品は本物なのか? 早川織絵とティム・ブラウンの真贋対決の勝敗の行方は…。

    史実と創作を絶妙に交えながら描かれる貧しき画家アンリ・ルソーの生涯。
    架空のストーリーなのにマハさんが語ると水のような自然さで読む者の心に浸透し、
    それは限りなく真実に近づいていく。
    まるでルソーを主人公にした冒険小説みたく、心躍るエピソードの連続にページを繰る指が止まらなくなる。

    そこにプラス、何かを企んでいそうなバイラー氏の代理人のエリク・コンツや、早川織絵のボスでテート・ギャラリーのチーフ・キュレーターであるアンドリュー・キーツ、
    世界最大のオークションハウスのディレクターであるポール・マニング、インターポール(国際刑事警察機構)のアートコーディネーターで謎の女性ジュリエット・ルルーなど、様々な人たちの思惑が複雑に絡み合うことで実にスリリングな効果をもたらし、ミステリー小説としても一級品の輝きを放つのです。

    また愛すべきおバカな(笑)ティム・ブラウンや容姿端麗で頭のきれる早川織絵など印象的な登場人物の中でも、
    ルソーに愛され絵のモデルとなり、絵の中で永遠を生きることを決意する女性ヤドヴィガや
    ルソーの才能にいち早く気付き彼を後押しする天才画家パブロ・ピカソの人物像が実に人間臭く生き生きと描かれているのも、なんとも魅力的で引き込まれます。

    いい小説は読む人の心の中に物語が生まれる。
    結論を押し付けずに、読む人が思いを巡らすための余白を届けてくれる。

    本当に読みやすく、ページをめくる指が止まらなくなる面白い本なので、
    「美術や絵の話苦手だしな~」っと思って避けてる人も、
    先入観ナシに一度トライしてみて欲しいです。

  • 文庫版ではなく、先に発行された単行本を読んでの感想です。ご了承下さい。<(_ _)>

    ──なんとスケールの大きな小説だろう。言葉が出ないほど幸せな気持ち。心が震えた。
    こんな素晴らしい作品に出会えたことを誇りに思う。ブクログの皆様に感謝。

    アンリ・ルソー。
    不思議な色彩と変わった構図の絵を描く画家だという認識しかなかったが、この本を読み終えたとき、この表紙にもなっている彼の「夢」の絵をみると愛おしさを覚えるほど好きになった。
    文章を追いながらも、絵画のタイトルが出ると、すかさずパソコンで検索しその絵を実際に画面で見ながら小説の続きを読んだ。
    ルソー展が開催されたら、絶対見に行きたい。
    そんな読後感を抱かせてくれた稀に見る秀逸な作品。
    読み初めからページを捲る手のスピードは一向に衰えず、期待に胸を高ぶらせながら、最後まで読み終えた。
    そして訪れたなんとも言いようのない満足感と、感動。
    自分という人間が、一回り大きくなれたような感さえ覚えた。

    表紙にもなっているルソーの絵画「夢」をモチーフに繰り広げられる、キュレーター(学芸員)の世界。
    今では一介の監視員に身を落としてしまった織江とMOMAのアシスタントキュレータであるティムとの真贋対決。
    だがそれは本来、彼女と彼の二人の対決になるはずではなかった。
    まさに偶然と奇跡が起こした、でも必然であった運命のめぐりあい。

    数十年前、ピカソ、ルソー、アポリネール。パリはまさに芸術の炎で燃えていた。
    この絵は本物なのか? 
    その謎を解く鍵は、絵の所有者によって提示された七章からなる古書を読み解くこと。
    それを毎日一章ずつ読んでいく。
    ああ、なんと1日の長いことか。時の流れのもどかしいことか。
    この古書は誰が書いたのか。
    章の最後に書かれた謎めいたキャピタル(大文字)は何を意味するのか。
    最後まで読み終えたとき、どんな綴りになるのか。
    もう、考えただけで胸が躍り、とまらなかった。

    「古書」から伝わってくる数十年前の古きパリの日常、あるいは熱情。
    私は完全に感情移入して物語に入り込んだ。織江になりきって。ティムになりきって。
    一週間後、最後まで「古書」を読み終えた二人の出した答えは。
    驚くべきティムの解釈。それは織江を思いやる優しさゆえだった。
    これを愛と呼ばずしてなんと言おう。
    対して織江の出した答えは──。
    この場面、胸が熱くなるほどの二人の絵画に対する愛情が伝わってくる。
    感動で心が打ち震え、唇が乾いた。
    そして二人のルソーへの愛情は十数年後の再会への糸口へとつながっていく。
    それはこの絵画に向き合った1週間、ともに「古書」のなかの同じ空気を吸い、夜会を共にし、ピカソに出会い、ルソーを心から尊敬し愛したティムと織江だけに共有できる思い、信頼が芽生えたからこそだ。
    ルソーに愛されたヤドヴィガのように絵画の形としては永遠に残らなかったけれど、織江とティムの二人は永遠を生きたのだ。

    うーむ。自分でもまどろっこしい。
    この感動をどう他人に伝えたいのか上手く表現できない。
    もっと書きたいことはやまほどあるが、それを書いたら優に一週間はかかる。
    それほど素晴らしい小説です。
    是非是非みなさまご一読ください。手元に置いておきたい珠玉の名作です。

    読み終えた今は、しゃかりきになってルソーの絵画をパソコンで検索して眺めています。
    もはや私は完璧にアンリ・ルソーという画家のファンになってしまいました──。

    註:直木賞選考時、この作品のなかで瑕疵と評されたのはインターポールのジュリエットの部分だと推測するが、私はさほど重要な瑕疵だとは思わない。
    そんな瑣末なものを凌駕する壮大さをこの作品は持っている。
    重箱の隅を突くだけが選考委員の役目ではあるまい。良いものは良いと評価すべきではないか。
    素直に二作同時受賞でよかったのじゃないか?
    作家ではなく、一読者としてこの小説を評価してほしいものだと切に願う。

  • 原田 マハ 著
    構成が素晴らしかった
    美術館の監視員から始まり キュレーターの世界
    ルソー作品の真贋鑑定
    なのに ミステリーとラブストーリーを史実に基づきながら フィクションの中で 見事に調和させている
    絵は好きで、ピカソはあまりにも有名だが…ルソーの事はあまり知らなかった(絵は知っているが…)アンリ.ルソーを敬愛する 2人の主人公のティムと織絵が見せてくれた ルソーの世界観 作品に対する情熱が伝わってきて まるで そこにルソーが居たような臨場感さえ感じられた ルソーの人となりも ピカソの広い心も感じる事が出来た。
    ストーリーは
    ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに籠めた想いとは――。
    原田 マハさんの美術作品に対する情熱もさることながら、そこに 物語を(人の人生を)生み出してゆくあたりが 素晴らしいと思った。
    あの 2人が読んだ古書の文面には 思わず 涙してしまった。ルソーの「夢をみた」に 全ての想いが集約されているような…素敵な作品でした。
    山本周五郎賞受賞作。

  • 原田マハ、衝撃の受賞作!を今読んだ。
    ルソーの夢、という作品から、ここまで物語を展開させる創造力に脱帽!

    ジヴェルニーの食卓からスタートしたマハ作品。
    写真が発明されてから、実物そっくりに描く技巧は芸術とは見なされなくなりつつある時代、近代美術の「アートとは何か」という大きな問いかけに対して、印象派~ポスト印象派の画家達のもがきと葛藤と信念が伺えた。
    いや、上手にデッサンできるってだけでスゴいことなんだと思うけどね。人類も発展したもんだ。
    ルソーの絵も全然知らなかったけど、ピカソへ与えた影響や彼自身の絵の評価の低さ、絵の女性と自作の詩など、知らなかったことが一杯あって、ミステリのドキドキと、知らなかったことを知るワクワク感で胸が一杯になった。
    MOMAに行ってみたいなぁ~✨

    TimとTomのミスタイプから始まる、謎のバイヤーによるルソーの絵の鑑定依頼。
    日本の美術館の監視員でシングルマザーの早川織江へ打診されたルソー展の交渉役。
    そこから二人の15年前の戦いと、ルソーの当時の生活を書いた7章からなる本。
    ⇒印象派のパリでの生活(ボンボン売りとか、カフェとか)が、お菓子でみるフランス史の内容に繋がって、個人的に読んでてすごく楽しかった。

  • アンリ・ルソーの絵画にまつわるミステリー。
    ルソーの絵画に隠された秘密とは。
    ルソーの人生、その作品にはどんな物語が隠れているのか。

    これを読んだら「暗幕のゲルニカ」も読みたくなった。
    原田マハさんだからこそ書ける絵画ミステリーだと思う。
    美術館に行きたくなる一冊。

  • 最初は平凡そうな主人公だなと思っていたら、
    想像できない過去を持っていたのでびっくりしました。
    どの登場人物にも興味がわく話で、
    とてもきれいなストーリーだなと思いました。
    アンリ・ルソーに興味が出たので、
    アンリ・ルソーの他の本を買ってみたのですが、
    この本のアンリ・ルソーが一番魅力的でした。笑

  • 会社の方からお借りした一冊。原田先生の作品を読むのは3作目。

    最初は、美術!?アート!?ルソー!?私には縁のないどこか遠くの御伽噺?と思っていたが、とんでもない。

    物語への引き込まれ方が半端ない。グイグイ引き寄せられて物語の世界の住人になってしまう。

    アートなんて全然わからない私が、スマホ片手にルソーやピカソを探してしまう。
    こんな風に美術作品を見たことは無かった。

    話の展開もとても上品でとにかく読んでいる間中心地よく感じた。

    とても良い本に出会わせてくれた会社の方に感謝したい!
    本当に素敵な作品だった。

  • ルソーという奇才画家をめぐり、見果てぬ夢に人生を絡め取られた人々の物語。

    ある富豪の策略に導かれ、隠れたルソー作品の真贋を巡って対決することになる、アメリカ人男性キュレーターと日本人女性研究者。
    ルソー研究者である2人は、ルソーの隠れた作品と真実に迫る瞬間に深く陶酔しつつ、好敵手同士だけがわかる絆を深めながらも、それぞれの事情の為に不安に苛まれています。
    そんな彼らの対決を利用しようとする人々もたくさんいて…。

    そして、時間軸を異にした、奇才ルソーを見い出した不世出の天才画家と1組の夫婦の物語。

    各人の思惑と時間軸が交差した時に明かされる真実とルソーを敬愛してやまない2人のそれぞれの決断、そして、未来の物語の後味の良さはさすがマハさん、という感じです。それから、彼女の美術を扱う作品では、美術作品を資産(金)としてしかとらえてないような一種の憎まれ役が出てくる点もこの方らしい。

    恋愛と美術ミステリーがうまくミックスされていますね。そして、作品をめぐる最大の真実は闇の中へ…。

    ただ、マハさん自身の某過去作と構成がものすごく似ており、それを昔読んでしまっていた身としては、ラストが途中でなんとなくわかってしまったのはちょっと残念でした…。

  • 高階秀爾さんの解説には、冒頭に
    --- 美術史とミステリーは相性がいい。
    犯罪の種類、複雑な謎、謎解きの玄人興奮、そして最後に真相という過程がよく似ている。---
    とある。

    ネタバレだろうとなかろうと、解説から読んで、ああこれもそうなんだ、面白そうだと思った。
    ミステリー要素も大いにあって惹かれるが、それよりもルソーの「夢」にまつわる話に加えて同じ絵がもう一枚あるという、それの真贋を判定するのも面白いが、それにかかわる人たちの造形と、表紙にもなっている「夢」とルソーを語る原田さんの筆致に最後まで気が抜けなかった。

    倉敷美術館の監視員をしている早川織絵はかってルソーの研究者として学会でも知られた存在だった。
    フランスに留学して美術史を学び、若くして論文が認められ博士号を取得していた。
    訳あって、今は母と娘とともに倉敷に住んで、ひっそりと監視員をしている。気に入った絵の前に座って一日あかず眺めるのに幸せを感じている。
    そこに、隠棲している富豪で名高いコレクターから招待状が来る。一方ニューヨーク近代美術館で、アシスタント・キュレーターをしているティム・ブラウンのところにも手紙が届く。実はその招待状は館長のトム・ブラウン宛だった。それはコレクションの中にあるルソーの絵の作品鑑定依頼だったが、彼はルソーの研究者だったし、常にトムの影にいることについて不満があった、ぜひともその絵が見たい。彼は野望にまけ、一時違いのトムに成りすました。

    7日間、織絵と交互に誰が書いたとも知れないルソーに関する手記を読む、「夢」と全く同じ大きさと構図で描かれた絵には一点異なった部分があった。その絵を「夢をみた」と呼ぶことにした。
    手記には、ルソーの悲惨な暮らしや、モデルになった女性に対する思いや、最初に、ルソーの絵は時代を先取りする傑作だと認めたピカソや、仲間達との交流の様子が書かれていた

    ルソーは今に知られるように、貧しく基礎を無視した平板にも見える画風で、子供の遊びのように見られていた。
    彼はカンヴァス代にも事欠き、古道具屋でかった絵の上に書くことも多かった。
    そんな逸話から、「夢をみた」はブルーピカソの上に描かれたものではないだろうか、という疑いが生じた。
    構図からも偽者かも知れないという疑いがあった。

    選ばれた二人のうち本物と断定したものに絵を譲るという。手記からその根拠が見つかるのだろうか。

    面白かった。原田マハさんは倉敷に住んで大原美術館に親しんで育った。その後美術館の設立準備室に勤め、ニューヨーク近代美術館に研修にも行ったという、絵が好きで造詣も深くその作品が出来たそうだ。
    物語としても父のない娘と母親との家庭、過去と縁を切った生活、ルソーノ絵の真偽を探る中で、敵対するはずのティムとの暖かい交流など、虚実ない交ぜになった豊かな話に引き込まれた。
    再会と題する終わりの部分は胸が温かくなる幸せな閉め方で、殺しのないミステリといえるかもしれないし、「夢」という絵の鑑賞眼を養いながら、読んだ後は美術書を開けてみようかと思うほどルソーが好きになった。

    同じ時代に生きたピカソはルソーより十年ほど後になくなっている。仲間の中に登場するアポリネールも、ほーこの時代だったのかと知ることが出来た

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著者プロフィール

原田マハ(はらだ まは)
1962年東京都生まれ。小6から高校卒業まで岡山で育つ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部美術史学専修卒業。馬里邑美術館、伊藤忠商事株式会社、森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館での勤務を経て、2002年よりフリーのキュレーターとなる。2005年小説化デビュー作の『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞。2012年『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞、『キネマの神様』で第8回酒飲み書店員大賞をそれぞれ受賞。2013年には『ジヴェルニーの食卓』で第149回直木賞候補、2016年『暗幕のゲルニカ』で第155回直木賞候補となる。2017年『リーチ先生』で第36回新田次郎文学賞受賞。2019年『美しき愚かものたちのタブロー』で第161回直木賞候補に。

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