流転の王妃の昭和史 (新潮文庫 あ 32-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101263113

感想・レビュー・書評

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  • 映画「ラスト・エンペラー」でチョイ役扱いになった
    宣統帝溥儀の弟 溥傑の妻 浩。
    この人が書いた壮大な回想録。
    波乱万丈とはこの人にある言葉だ。

  • 愛新覚羅溥儀という人物を
    詳しく知りたいと思わせてくれた
    運命の1冊。

  • 2006/11/14〜2006/12/7

  • 結局、娘さんの死は色々な報道、見方をされたけど、
    どうなんだろうと思った。

  • 結婚したときから困難の日々を乗り越えて最後のときまで変わらずに愛し合った二人の姿は私にとって理想の夫婦像となりました。

  • 激動の昭和の日中間を生きた女性の自伝。

  • ドラマの影響で読んだ。
    これぞ日本の女!って強烈な印象・・・

  • 自伝。将来は絵描きにと夢見がちな公爵家のお嬢さん、浩が満州国皇帝の弟である溥傑と政略結婚することに。それからの浩の人生はまさに流転のごとくであるのだが、それを当人が非常に冷静に淡々と書いているため、小説のような感覚で読み進められた。心の痛むシーンもあるが、浩と溥傑の夫婦愛に救われる。

  • 『林真理子の名作読本』から。時代の流れと国の思惑に翻弄された浩さんの人生。それでも、浩さんの純粋で誠実な姿勢は変わらない。素敵なことだと思う。だからこそ娘さんの死の場面は悲しすぎて胸がつまる。

  • 日本が戦争の泥沼におちいりつつあった昭和12年、旧侯爵家の長女だった著者は、軍部の仕組んだ政略結婚をあえて受け入れ、満州国皇帝の弟に嫁いだ。日中の架け橋として健気にその務めを果たしながら、戦後は夫と離ればなれに動乱の満州を流浪。そして16年をへて再開。国際結婚による民族風習の違い、その後の激動する境遇の障害を乗り越えて夫婦の愛を貫いた一人の女性の感動の一生。

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