- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101265346
感想・レビュー・書評
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一巻未読。
退屈姫君かわいい。でもこんなにがんばって(?)るのにちょっとかわいそうかなーなんて思ったり。 -
退屈姫君シリーズ第二弾。
参覲交代で故郷に戻っている夫である藩主が行方不明になり、さらに故郷の藩を乗っ取られそうになっているという事件に、姫がその危機を救おうと走り回る。
ですます調の文体はやはり読みにくいけど、内容は面白かった。
正攻法ではなく、別の考え方で解決する方法はなかなか面白い。
時々ナレーションのような文書が入ってくるのは個人的に好きではない。 -
表紙が沖田さんの姫様シリーズと同じだったので、買ってみました。
結構引き込まれました。これの前の本も読んでみたくなりました。
作者が同い年なのも気に入りました。 -
【本の内容】
今日も江戸の上屋敷であくびをかみ殺していためだか姫。
そこへ舞い込んだのは、夫である風見藩藩主・時羽直重が失踪、ついでに冷飯食い数人も消えたという大ニュース。
姫が直ちに千石船を仕立て、お仙と海上を一路讃岐へ向かってみれば…。
お城は六波羅景望なる謎の武士に牛耳られ、風見藩はまさに乗っ取り寸前。
殿は何処へ。
めだか姫は藩の危機を救えるのか。
[ 目次 ]
[ POP ]
タイトルの通り、退屈が何よりお嫌いなお姫様(姫と行ってもれっきとした藩主の正妻なのだが)が活躍する物語である。
藩と君主の一大事を解決すべく、個性的というかどこかお気楽な家臣その他を連れてのナゾ解きの旅というわけだから、それなりに緊迫した状況ではあるはずなのだが、どこか間の抜けた道中となるのは、お約束というものだろう。
物語と文体の軽妙なテンポにいったん乗ってしまうと、するすると最後まで楽しく読み切ってしまった。
謎解き部分や決着のつけ方がヌルいなどと言うのは野暮だとは思うが、そうすると最後の決着をつけるあたりだけが浮いてる気がしないでもない。
笑いなら笑いで最後まで押し切って欲しいと思うのだが。
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
めだか姫、今回はどんな騒動に巻き込まれるのか。おてんば姫はハチャメチャだけど、読後はすっきりします。
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全1巻。
退屈姫君シリーズ2作目。
海を渡るっつっても
外国ではありません。
船のって四国の国元に行くって話。
海全然関係なし。
異国感も全然無し。
国元で事件が起きるってことで、
風流冷飯伝のキャラ達が登場。
2つの話が今作でつながる。
「風流冷飯伝」
http://booklog.jp/users/bullman/archives/1/4101265313
話はそんなに。
風呂敷広げた割にこじんまりって印象。
タイトルからして。
ただ、段々キャラに愛着が出てきた。
個人的に。 -
軽快な時代モノ。読みやすい。切れるけど、お人好しなめだか姫がとてもステキ。シリーズで読んでみたい。