- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101266541
感想・レビュー・書評
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推し作家の綿矢りさの新刊が平積みされてて
即買いしました。
4月22日 7月8日 12月3日が好きだったが、
それ以外、綿矢りさらしさがあるわけでもなく。
ただの30代女性のコロナ期日記
それ以上でも、それ以下でもない。
有名推し作家も、一般人と同じように
一般的な感覚で、コロナ感染拡大や、緊急事態宣言などを受け止めてるんだなぁって
なんか公式ファンブックとか、パンフレットにも載らないようなスピンオフ的なものなのかな
あと何十年かして、
コロナの頃の人たちってどんな感覚で、どんな生活してたのかなって知らない世代の人たちが
当時を知ろうとしたとき、
歴史的価値が生まれてくる本だと思う。
だからといって、綿矢りさが嫌いになったわけでもない。次回作を楽しみに待つ。
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コロナが流行し始めた頃から一年間の日記。コロナによる様々な弊害に一喜一憂した日常が描かれてる。著者の作品が好きで何作か読んでいるが、普段こんなことを考えて物語を書いているのかがみれて面白かった。
もうすでにコロナは過去のことになりつつあるけど、この本を読んで改めて”普通”の日常が送れている今は幸せだと思った。 -
綿矢さんの初のエッセイ。
お子様を持つ普通のお母さん視点のエッセイで。
コロナが始まった頃の様子が記録されたエッセイ。自身のコロナ渦の時の記憶や想いと重なる時があり、
時が経った時あの頃、あの時代こうだったなと振り返れる作品。時が経ってからより、大事な一冊になるのではないかなと思います。 -
感想
何重にも覆われた自分。職業があって、家庭での役割があって。それぞれの役割でするべきことがある。だから記憶と結びつく。どう歩んできたか。