ハーバード式 脱暗記型思考術 (新潮文庫 い 122-1)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101267517

作品紹介・あらすじ

高校中退。16歳で単身渡米、ハーバードでMBAを取得し、米国グーグル本社に勤務ののち起業。英語が苦手な普通の女子高生が世界的エリートになり得た理由は、ボーディングスクール(全寮制私立高校)、リベラルアーツ・カレッジや白熱教室で叩き込まれた“徹底的に思考する力”にあった。本物の成功を目指す人々に贈る、最高峰の思考術。『私が「白熱教室」で学んだこと』改題。

感想・レビュー・書評

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  • こういう本が読みたかった。

  • "Success 成功とはなにか" ラルフ・ワルド・エマーソン
    To laugh often and much;
    (よく笑うこと)
    To win the respect of intelligent people
    and the affection of children;
    (知的な人からの尊厳を得て、
    子どもたちに好かれること)
    To earn the appreciation of the honest critics
    and endure the betrayal friends;
    (よい評論家に認められ、
    見せかけの友人の裏切りに耐えられること)
    To appreciate beauty,
    to find the best in others;
    (美しいものがわかり、
    他人のよいところを見つけられること)
    To leave the world a bit better,
    whether by a healthy child,
    a garden patch or a redeemed social condition;
    (この世をすこしでもよいものにして去ること。
    それが、元気な子どもを育てることや庭を作ることでも、
    社会問題を解決することでもよい)
    To know even one life has breathed easier
    because you have lived.
    (そして、たった一人でもいいから、私の存在によって
    心が安らいだ人がいるということを知ること)
    This is to have succeeded.
    (それができたら、人生は成功だったと言える)

  • グローバリゼーションの申し子みたいな著者。その考えてるところやあり方がよくわかる。さすがにすんなり全部は肯けないけれど言っていることには強度があるのでさすがアメリカ仕込みだなという感じ。

  • 著者は同年代。16歳で日本を飛び出す行動力は、尊敬と羨望の思いが混ざる。中学生の頃ドイツ・ブンデスリーガに憧れ、ドイツ留学を夢見て……夢のままに現在に至ってしまった。米国のエリート教育のたいへんさは、今の生ぬるい生活を送っている自分にはとても厳しいものに見える。しかし、目標を持った熱い若者が読めば、本書は夢を叶えるためのエールと映るだろう。

  • 眉唾ものだと思いながらも手に取ってみた本書だったが、予想外に内容に共感・納得させられるところがありとてもよかったと思う。
    特に「お金や役職などは、誰かに簡単に奪われてしまう。そういうものを追い求めると、今回(リーマンショック)のような不況になったとき、自分を見失ってしまう。そうではなくて、どんなときも決して誰にも奪われないものを探し、見つけて、育てていってほしい(pp.47)」として紹介した恩師の言葉には強い共感を覚えた。

    蓮見圭一の著書で深く心に残った言葉と重なるアドバイスだなと感じた。
    「医者というのはただの役割で、役割というのはいくらでも交換が利く、ただの代用品なんだから謙虚にしていろ、そう言っていました。」八月十五日の夜会 (新潮文庫) / 蓮見圭一 pp.332

  • アメリカの大学で要求されるのは、答えのない問いを考えて、考え抜くこと。というのがとても気になった。最近、考えてないなあ。

  • ぜんぜんおもしろくない

    私頑張ったすごいでしょ、感がありありとでている
    著者の人生をつらつらと書き並べているだけで、アメリカと日本の教育の違いを主観的に書き連ねているだけのゴミ文章

  • アメリカと日本の差異を大学生活などの観点からみた本。留学を目指している人向きと思われます。

  • 可能性は誰にでもあって,大事なのはそうしたい,と思うモチベーション.勉強をする目的は,アメリカの場合,自分の生き方を決定することにある,これに全てが集約されよう.

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著者プロフィール

パロアルトインサイトCEO/AIビジネスデザイナー。2010年にハーバードビジネススクールでMBAを取得し、シリコンバレーのグーグル本社で多数のAIプロジェクトをシニアストラテジストとしてリード。その後HRテックや流通AIベンチャーを経てパロアルトインサイトをシリコンバレーで起業。データサイエンティストのネットワークを構築し、日本企業に対して最新のAI戦略提案からAI開発まで一貫したAI支援を提供。AI人材育成のためのコンテンツ開発も手掛ける。シリコンバレー在住。著書に『いまこそ知りたいAIビジネス』など。

「2021年 『“経験ゼロ”から始める AI時代の新キャリアデザイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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