母性 (新潮文庫)

著者 : 湊かなえ

• 新潮社 (2015年6月26日発売)

感想・レビュー・書評

[ベルゴさんの感想 · 2022年6月17日]

う～ん…
個人的に 好きじゃなかったですね…

一言で言うなら
「田所さん…家燃えて…最低限収入あるならアパート借りれば？…」と思ってしまい…

ただソレするとこの本の出来事は全て無くなってしまう…

話を展開させる為に無理に誘導してる感じがしたかなぁ…て思いました

[あおいさんの感想 · 2023年9月27日]

母視点・娘視点で交互に振り返って物語が進んでいくのですが、母と娘のすれ違いが悲しい...

湊かなえさんは本当に人の内面を書くのが上手いなあと。
毎回書いてる気がしますが、今回もすごくリアルというか、毎度ながら解像度が高いです。

最後あまり収束せずに終わったので、なんだかもやっとした感じでした。
教師サイドの話は、結局なんだったのだろう？
結末がどうとかいうより、過程を楽しむ本なのですかね？
あまり盛り上がりがなく、退屈でした。
自分には刺さらなかったかなあ。

[あきさんの感想 · 2023年6月24日]

結末以外は本当に酷い話でした。
作者さんの文章力があるので、本当に引き込まれて引き込まれれば引き込まれるほど心に負担がかかり、読んでいて辛かったです。
何度も読むのを止めようかと思いましたが、最後まで読んで良かったです。

[ぽてまるさんの感想 · 2023年2月19日]

共感なし。はまらなかった。

[はるひなの本さんの感想 · 2022年11月14日]

秀逸な解説で読後救われた。
本文最終章で一気にまとめにかかった感がガッカリ。
最初の新聞記事は必要だったのか？
母性を考えるきっかけになったのは収穫かな。
読んでいてイヤな気持ちにもなるしイライラする事もあって、それは作者の狙い通りかも。

[くみこさんの感想 · 2022年10月29日]

湊さんの作品で、映画化されたので読みたくなった。

残念ながら私にはあわず、最後まで物語に入り込めなかった。

母親（祖母）に依存している母と娘のお話。

[imoimo10さんの感想 · 2015年8月17日]

登場人物がどいつもこいつも気持ち悪いことこの上ない。
読んでいてひたすら不快。

解説もひどい。

[さやかさんの感想 · 2023年6月3日]

映画は見てません。
どんでん返しのような驚ける描写などがなく読むのに時間がかかりました。母と娘のすれ違い、母と義母との関係が悪い日常が書かれていることが多かった。生まれ育った環境によると思いますがあまり親子の関係性を理解できませんでした。ひと昔前の描写があり、男は仕事をして女は家事をする、義母のめんどうも嫁いだ嫁の役割みたいな世界観。

[miyamikiさんの感想 · 2018年12月15日]

神話みたいで、最近の湊かなえはイマイチかも。

[misa.misaさんの感想 · 2018年7月31日]

重い。
これを読んで自分の母性が崩壊する。子供を育てたくないって思ってしまう。

著者プロフィール

1973年広島県生まれ。2007年『聖職者』で「小説推理新人賞」を受賞。翌年、同作を収録した『告白』でデビューする。2012年『望郷、海の星』（『望郷』に収録）で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞する。主な著書は、『ユートピア』『贖罪』『Nのために』『母性』『落日』『カケラ』等。23年、デビュー15周年書き下ろし作『人間標本』を発表する。