豆の上で眠る (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.25
  • (68)
  • (274)
  • (480)
  • (126)
  • (20)
本棚登録 : 3869
レビュー : 379
  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101267722

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • うーん、姉がいきなり家を出て行ったのにずっと一緒に過ごした妹を心配せず、ゲーム感覚で妹が間違い探しをしていたなんて思うかなぁ

  • 子供の頃の感情や考え方などから少しずつ大人になっていく流れがとても読みやすかった。
    人間にはこれというものがなくてもなんだか変だなぁという感覚的なものがきっとあるんだと思う。
    しかし最後は驚くというよりは、あぁなるほどね、となってしまい、少し期待しすぎたかなぁと思ってしまった。

  • 他人事と思えないようなラストに仕向ける巧みさ。
    やはり言葉の使い方が上手い。読み終わって何か嫌な気分になる、もどかしい気分になる、そんな作品だった。

  • 姉が行方不明になった家族を妹の視点で語る物語。十数年経っても拭えない違和感が「豆の上で眠る」ということ。ネタバレになるので伏せるけれど「○○探し」というネーミングに衝撃。
    妹に姉探しをさせる母親の気持ちも強く伝わる。
    結末は豆の上の意味がスッキリと分かるのに
    やはり独特のイヤミス感。

  • 最後まで息苦しい。一番人生を狂わされたのは2年間行方不明になっていた姉ではなく主人公ではないか。親は娘2人を授かったことを自覚して欲しい。

  • 一番面白かったというか、少し怖かったのが、母親の存在。姉が誘拐されたとき、猫のブランカがいなくなったと言って、妹の結衣子に猫を探させる程で、姉を探させたり、衣料品コーナーで張り込みをしたり。
    姉が戻ってきて、結衣子が本物ではないと疑っていたとき、母親は頑なに本物の万由子だと言い張った。
    結果、8年間過ごした姉の万由子とは、実は本当の姉妹ではなく、戻ってきたのが本物の姉で、2人は産まれたときから入れ違って育てられていたということでした。
    最後、何で入れ違いがあったかの所がめちゃくちゃだったけど、兄弟姉妹の繋がりってなんだろう?って考えた。顔や声なんかは似ているけれど、好みも性格も違うし、大人になれば全然違う生活がある。

  • なかなか話が進まずに疲れたが、残り1/3で一気に解決。ただの誘拐事件に止まらぬ込み入った設定は、湊かなえならでは。姉が発見されたとき両親は真相を知ったのに、なぜ結衣子には知らされなかったのか?10年も伏せておいて、このまま一生騙し続けるつもりだったのか?姉や両親に10年間も振り回された結衣子に同情。

  • 「本物の~」って何だろう。
    そんなことを考えさせられる1冊。
    湊かなえワールドに引き込まれる感覚は、相変わらず楽しいな~と感じた。
    オチは個人的にはふーんって感じだった。

  • かなり進むまで、この物語の事件(?という言い方が正しいかどうかはおいといて)は、何なの???との不安感満載。 まぁ、湊さんだし。。。(心の準備はできてるよ!) お母さん、怖いよぉ。。。 結局、だれが悪者? 本ものって・・・なに!?  はい。。。<m(__)m>

  • 幼い頃に誘拐された姉。
    2年後に帰ってきた姉は偽物なのではないかと疑い続ける妹。
    終盤の畳み掛けるような展開、好みが分かれそうだなぁ。
    私は途中まではとても面白く読めていたけれど、最後はやり過ぎかなぁ…と。

    蛇足ですが、息子を産む直前まで読んでいた一冊。
    何というチョイスか!

全379件中 91 - 100件を表示

著者プロフィール

湊かなえ(みなと かなえ)
1973年、広島県生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。
2005年に第2回BS-i新人脚本賞で佳作入選。2007年には第35回創作ラジオドラマ大賞受賞、「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。読んだ後に嫌な気分になるミステリー「イヤミス」の優れた書き手として著名。
「聖職者」から続く連作集『告白』は、2008年、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」では第4位に選ばれ、2009年、第6回本屋大賞を受賞。デビュー作でのノミネート・受賞は、共に史上初。2012年「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞(短編部門)、2016年『ユートピア』で第29回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。ほか、直木賞で度々候補になっており、2018年『未来』で第159回直木賞に3度目のノミネート。同年『贖罪』でエドガー賞候補となった。
映画化・ドラマ化された作品多数。特に映画では、2010年『告白』、2014年『白ゆき姫殺人事件』、2016年『少女』、2017年『望郷』と話題作が多い。

豆の上で眠る (新潮文庫)のその他の作品

豆の上で眠る 単行本 豆の上で眠る 湊かなえ

湊かなえの作品

ツイートする