もたない男 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2015年5月28日発売)
3.23
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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784101268712

作品紹介・あらすじ

命と金と妻以外、なんでも捨てる! 人気漫画『じみへん』作者は究極の断捨離オトコだった――。空き部屋のような仕事場、妻を説き伏せ捨てたソファ、燃やしたらスッキリした大量の漫画原稿。憧れは、マザー・テレサのようにシンプルな生き方。けれど物欲も人一倍強く、好みの茶碗を求めて地方まで出かけたり……。極端すぎる捨て方に笑いが止まらない、異才の漫画家が放つエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • ビックコミックスピリッツ「じみへん」の作者中崎タツヤさんのもたない生活のエッセイ。
    断捨離とかミニマリストとかとは別次元のように思う。
    無駄が嫌い、シンプルに生きたい、は共感できる。
    極端な捨て方が笑えない。
    私だって卒アルはとっくに捨てたし、手帳や日記の類は、死んでからの笑い者にならないように、しっかり処分。
    洋服だってオールシーズンで1クローゼット。
    本だってかなり処分した。
    だけどボールペンのインクが減ったら本体を切って短くするとか、机を切るとか、ここまで行くと生きづらそう。
    どんな作品を描いていたか調べたら60歳で連載を潔く終了していた。少ない仕事道具も処分したことでしょう。

    • おびのりさん
      土瓶さん、転勤するタイプじゃないの?
      捨てちゃえ!
      土瓶さん、転勤するタイプじゃないの?
      捨てちゃえ!
      2024/03/26
    • 土瓶さん
      行く先、行く先で買う。
      捨てない。
      増える。
      なんの呪いだろう(笑)
      行く先、行く先で買う。
      捨てない。
      増える。
      なんの呪いだろう(笑)
      2024/03/26
    • おびのりさん
      諭吉の呪い
      諭吉の呪い
      2024/03/26
  • 断捨離なんて生やさしいもんじゃない、変質的な癖というか、もう解脱に近い。
    若い頃じみへんが好きで、同じ作者のこの本を手にしたが、気づいたら1日で読み終わってた。
    章の切れ方も小気味良く、自分的には結構好きな一冊だった。

  • 断捨離力がハンパない。

  • 断捨離ではなく、物をまたない生活を実践している。必要でないものはすぐに捨てる。例えば、取説・電話・パソコン・本・等々。普通の人なら必要になるかもと思うもの全て捨てる。今、必要なものだけを持つ。マザー・テレサやガンジー
    のような生き方を理想とする。ゴミ屋敷の人とは正反対の生き方だ。両者とも極端な生き方だけど。

  • 漫画家中崎タツヤのエッセイ。物を捨てる事に快感を覚える男(買わないわけではない)。でもちょっと異常だろ。ボールペンのインクが減ったらペン自体を削るってなに?

  • タイトルどおり、物をもちたくない男である著者の日常のお話。

    ミニマリスト本の中で、この本の事が書かれていたので読んだのだけれど、この著者、行き過ぎています。病気です。
    買ってもすぐに捨てたくなるし、ボールペンのインクが少なくなってくると切って短く(不要なところを捨てる)しないと気が済まないなど、すごいエピソード満載。
    ミニマリストの事が書かれていると期待したらダメです。

  • ふと、てにした本ですが、すごーく面白かった

  • 2021.6.3

  • 数年前、たまたま図書館でこの本の単行本を見つけ、口絵の何もない感に、驚いて借りたのだが、まさかこの本が文庫になるとは思わなかった。
    何しろ異常である。
    特に本のページの余白の部分を切り落とすというのには驚いた。
    しかし、世の中には、潔癖症とはまた違った性癖の人がいるものである。

  • 漫画「じみへん」の作者中崎タツヤのものを持たない生活に関してのエッセイ。

    中崎さんは、かなり極端に無駄なものを嫌う性格。
    常に無駄なものがないかと部屋の中を見回して、いらないと判断したら捨てる。
    ボールペンのインクが少なくなるとそれに合わせてボールペンを短く切る。など、徹底している。

    潔癖症に近い感覚なのかな。

    対して、物欲も結構あり、欲しいものはすぐに買うという。そして苦労して買ったものもいらなくなった途端すぐに捨てる。

    なので、「もたない」というより「捨て魔」というのがあっている。捨てることが大好き。

    南伸坊もあとがきで言っているが、中崎さんはこの考え方をすごいだろとか、皆を啓発しようとか微塵も思っていない。
    僕ってこういう人なんです。「読者からみて変かは各自判断してください」的なスタンス。自分のポリシーはあるが、それを押し付けない。

    その距離感が、文章にユーモアを加えて、非常に読みやすくなる。
    中崎さんの書くマンガの味もそこから出てくるんだなと、改めて感じた。

    自分とは価値観が全く違うが、読んでいて自分はなんてダメなんだろうとも思わない。中崎さんのことも尊重する部分と、なんだろう?と思う部分があるし、それに対して自分のことも良かったり悪かったりだなと思える。

    世の中には色々な人がいるし、様々な価値観を尊重してお互いに認めて生きていくことができるといいな。と思える本。

  • 一言、極端‼︎特にボールペンや2個入りの糊の話など…でも、嫌味は無く究極のミニマリストなのかも。
    自分は今、断捨離に行き詰まり、この先加速させる糸口を探していた。まぁ、参考にはならないけど…

    著者の中崎さんは、自分は物欲が強いと認めている。私は捨ててスッキリしたいとは思っていても捨てられない。やっぱり、物欲が強いのかも。


    2017.6.24…26

  • *命と金と妻以外、なんでも捨てる! 人気漫画『じみへん』作者は究極の断捨離オトコだった――。極端すぎる捨て方に笑いが止まらない、異才の漫画家が放つエッセイ集*

    すごいです。究極です。シュールです。ボールペンの本体をインク残量に合わせて削ったり、マザーテレサのたった二枚のサリーに憧れたり、NASAの宇宙食が理想だったり。わかるけど、何もそこまで・・・!に溢れた、極限ミニマリストの日常。

  • 想像以上の捨てっぷりに、読み始めて暫くは戸惑ってました。
    でも「え、それも捨てちゃうの?」という戸惑いを重ねていった結果、終わりの方では「そこはやっぱり(中崎さんなら)捨てるよねー」と理解(?)できるようになってたのは一種の洗脳なんでしょうか…もちろん自分ではそこまでしませんが。
    でも「『ものを捨てられない理由』って、もしかしたらただのちっさいこじつけで成り立ってるだけなのかもな」と思うようになったのは事実です。

    全体的にとても面白かったけど「キャバクラのおねえさんの盛り髪は本当に無駄」という一言が私のツボにはバスっとハマりました。それ言っちゃおしまい!!

  • マンガ「じみへん」の著者。
    物があることへの拒否感が想像以上。

    ミニマリスト界隈に感じるオシャレ感や自己顕示欲ははまったくなく、極端すぎてすごい。
    ボールペンのインクが減ってきたらボールペンを切って短くするって意味がわからないし、5割収納するくらいスペースがあるなら食器棚を半分にするっていう考え方も面白い。

    物にかける労力を減らしたいんじゃなくて、本当に物があるのが耐えられないだけだからボールペンを削ったり、机を切ったりする労力と時間はかかっても気にならないんだな。

    ある方向の断捨離の限界を見れて面白い。

    マザーテレサを尊敬する理由が「洋服はサリー2枚しか持っていない」っていうシンプルなところだけって言い切るところも面白い。「この人の一部分だけ尊敬してます、それ以外は興味ないです」なんて言い切っていいんだってちょっとした衝撃。
    自分に必要な部分だけを無駄なく利用するっていうのが中崎タツヤさんの生き方そのものだ。

    突き抜けてて読んでて心が身軽になる感じ。

  • ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 再読したい
    ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 再読しないが良かった
    ⭐︎⭐︎⭐︎ 普通

  •  「じみへん」の中崎タツヤが自らのもたない生活を語る。

     いきなりカラー写真で披露される何もない仕事場。そしてどんどん物を捨ててしまうエピソード。エコで効率的な分けではない。気に入ったものがあれば買ってしまうし、捨てる為の労力が相当でも気になるとやってしまう。
     捨てることが気持ちいいのだと言う。ちょっと病的な雰囲気さえあるが、この感覚分かるという人は多いのではないだろうか。実は私もけっこう捨てたがりだ。
     人は持っても持たなくても絶えず不安にさらされる。この本には真理の一片が書いてあると思う。

  • 仕事場にモノがない漫画家として有名な著者
    私も必要と思うもの以外は極力捨てているが、この方は…
    「ボールペンのインクが減っていくのに本体が長いままなのが我慢できない」「インクが減るたびに、短くカッターで切っていく」
    読んだ瞬間、宇宙猫の顔してた(笑)

  • 捨て方があまりにも病的すぎてあわなかった…。

  • どんどんどんどん捨てまくるお話だとは思ってたけど、「少しくらい不便になっても、少しでも無駄を省く方向、ものを捨ててしまいたいという気持ちが強くなる」てところは相容れないところ。それを捨てると不便になるなら、無駄ではないのでは、と思ってしまう。ただ、だからといって何も買わない方向に行くわけではなく、普通の人が「物欲」「所有欲」をあわせもつところ、著者は「物欲」「捨て欲」が共存しているとのこと。なるほど、そういう理屈で買って、捨てて、買い直してるんだというのはわかったけど、あまり参考にならず。

  • ミニマリスト
    共感はできないけど、こういう人もいるんだなって笑

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