もののけ、ぞろり 吉原すってんころり (新潮文庫 た 101-5)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 72
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101270654

作品紹介・あらすじ

柳生家の隠し道場が急襲された。残されたのは「肝」を抜かれた死体の山――。一方、伊織が住む一膳飯屋に現れた長宗我部元親を名乗る男は、怪しい石を懐から出し、秦の始皇帝復活を告げる。そして吉原で遊女が惨殺され……。迫り来るキョンシー軍団、悪魔に魂を売った柳生十兵衛、さらに伊織がお狐様に身体を乗っ取られ、大ピンチ! 窮地を救えるのは≪鬼火≫だけ? シリーズ第5弾。

感想・レビュー・書評

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  • もののけ、ぞろりシリーズ第5弾

    ついに話は古代中国にまで遡る

    秦の始皇帝やらキョンシーまで出てきて
    やりたい放題は相変わらず(笑)

    兄弟の秘密、黒九尾、白九尾の秘密も明かされる。
    と、共にいいキャラだったあの人たちが退場・・・(泣

    今作は今まで以上にスピーディで漫画チック。
    そろそろ終わりが見えてきた感じ

  • 早く終わらないかなあ、そろそろ大団円、って時期じゃないかなあ?という感じで本を開きました。あっという間に読み終えました。シリーズのこれまでのものの中で、一番スピード感があり、どんどん読めました。
    それにしても、これまで、キャラクターの魅力でこの物語を牽引してきたあの人もこの人も退場してしまった。この寂しさは大きいなあ。
    あんな大物と対決してしまって、次回作はどうなる?
    そして、陰陽師一家はどう絡んでくる?
    読後ちょっと時間が経つと、次回作へのひっぱりは上手だなあ。
    ストーリーの軽さとスピード感、そしてアクションが魅力なんでしょうね。
    今回、ちょっと「すぱん」という擬音が多すぎかもしれません。パターン化は安心できますけど。繰り返し感が強くなると……。でした。

  • いろいろ出てきて訳わかんなくなってきたけど(笑) 結構好きです。
    この先どうなって行くのか楽しみ。

  • いつものメンバーは活躍しなかった。あっさり鬼火が人に戻ったなあ・・・。伊織は不死身。

  • 伊織たちの血筋にびっくり!
    そうきたかって感じ。
    でも、どんどん人が死んでしまうのは辛い。
    生き残った人だけでも、ハッピーな結末になりますように、、、

  • ・・・ちょっと泣く(☍﹏⁰)

  • 結構回重ねてますが、
    今回はかなり「ハガレン」に近い。
    弟の方がイケメンとか・・・・
    どんな落し前付けるんだってのも斜めからの愉しみ。

  • ぞろりシリーズ第5弾
    妖怪は出し尽くしたか。ついにキョンシー来襲。
    このシリーズいろいろと戦国武将が復活してくるが、秦の始皇帝まで復活。
    話しは古代中国にまで広がる。
    伊織の父親も出てきて、ハチャメチャの物語は、そろそろ終結に向かう?

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著者プロフィール

高橋由太:第8回「このミステリーがすごい!」で最終選考まで残った作品を加筆修正したデビュー作「オサキ江戸へ」が10万部を記録。以来、時代物を中心に執筆活動を行っている。亜沙美:講談社「ITAN」を中心に活躍するイラストレーター・漫画家。

「2015年 『雷獣びりびり ⑥ 大江戸あやかし犯科帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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