ネネコさんの動物写真館 (新潮文庫 か 68-1)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101272818

感想・レビュー・書評

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  • 温かいお話がつまった短編集。

  • ファンタジー続き。ちょっぴり毒入り。うそ。全然入ってない。

  • 大人用児童書?
    ちょっと物足りないなぁ・・。

    P51 下駄の音を・・といいながら、挿絵の爺さんはスニーカー・・なーぜー|д゚)

  • ペットと一緒の写真を撮るネネコさんの掌編集。一編一編が短いですが文字の大きさと相まってのんびりゆったり読むことができます。下町という舞台にファンタジーを少し振り掛けた雰囲気も素敵です。
    挿絵もその雰囲気を盛り上げるものなのですが、挿入された場所がどうしてもページをめくる時に目に入ってネタばれになってしまうんですよね。話の最後にもってくることはできなかったのだろうかと思ってしまいました。

  • 写真を撮るネネコさんと、写真に写る動物たちや周りの人たちとの交流に心があたたかくなった。私たちは日頃の生活の中で動物たちに癒してもらっているとしみじみ感じる。角野作品の「魔女の宅急便」と似たように、読後感がほのぼのとする。

  • 悪くはなかった。
    しかし、響かなかった。
    たぶん、今読む本ではなかったのだと思う。
    またいつか、気持ちが丁度の時に読んでみよう。

  • ■書名

    書名:ネネコさんの動物写真館
    著者:角野 栄子

    ■概要

    「あなたのペットの写真をとります」――そんな看板を掲げたお母
    さんの写真館を受け継いだ29歳のネネコさん。犬やキリン、トラ(!?)
    と一緒の記念撮影を依頼するお客さんを迎えるにぎやかな毎日なが
    ら、話し相手がぬいぐるみのクマッチョでは、ちょっと物足りない。
    そんなある日、舞い込んできた仕事が、春風とともに温かい予感を
    運ぶ。大人の女性に贈るやさしい恋の物語。
    (From amazon)

    ■感想

    ブックオフで見つけて、即購入。
    こういう本は、ブックオフじゃないと目に入らないと感じます。

    魔女の宅急便の作者さんの本です。

    なんだろう?
    読みやすいショートストーリーで、ほんわかしたお話しが繰り広げ
    られます。
    特に印象に残る話でもなく、すぐに読めてしまうのですが、つまら
    ないわけではありません。

    ただし、少し押し付けがましい温かさかな?と感じました。

  • 「魔女の宅急便」の角野さんの本ってことで読んでみました。
    大きな字で薄い文庫なのですぐ読めます。
    失恋したネネコさんが新しい恋人に出会えるまでの
    写真館に来たお客さんとの出来事を通しての物語。
    薄いファンタジー物語。
    どれも好きだけど「キリンといっしょ」や「鳥をあつめる青年」とかは特に好き。

  • 薄くて字が大きい。一時間ちょっとで、読み終わった。
    「下町の思い出にファンタジーの粉をちょっぴりかけて」というあとがきの文、まさにそんな感じ。
    身近にありそうな世界で、しかし、ちょっと不思議な出来事。
    ふんわりとしたお話だった。
    夕暮れの東京の下町を、カメラ持って散歩したくなった。

  • ほわんとした時に 読みたい本。

    動物と一緒に撮って って依頼されるんだけど
    ネネコさんは ちゃんとココロを撮してるな 
    って思ったよ。
    依頼主さんと 意志の疎通が出来て
    シャッターをきるの。

    私も 何かをちゃんと感じて
    心を込めて 写真を撮ろう!

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著者プロフィール

1935(昭和10)年、東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、出版社に勤務する。25歳の時からブラジルに2年間滞在し、その体験をもとにしたノンフィクション『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で作家デビュー。著書に『ズボン船長さんの話』『小さなおばけ』シリーズ、『魔女の宅急便』『ぼくびょうきじゃないよ』『おだんごスープ』『ラストラン』など数多くの絵本・児童文学作品がある。産経児童出版文化賞大賞、路傍の石文学賞、旺文社児童文学賞、野間児童文学賞、小学館文学賞、IBBYオナーリスト文学賞など受賞作品多数。

「2017年 『いろはにほほほ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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