いつも一緒に 犬と作家のものがたり (新潮文庫)

  • 新潮社 (2012年12月26日発売)
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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784101274317

感想・レビュー・書評

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  • 連休中に読み終えてよかった、通勤電車では読めません

    著名作家19人の犬との物語。今の時代なら虐待では?と思う話も正直ありましたが、半世紀以上前の時代と割り切りました。

    【家族の一員】【出会いの不思議】【別れのとき】の3部構成。遠藤周作氏はユーモアたっぷりで笑い、原田マハ氏と馳星周氏には号泣。

    あらためて思う、犬ほど忖度する動物はいないんではないかしら? 膝に乗っているウチのワンコを抱きしめ、話し掛けながらの読了になりました。

  • 私もいつか、犬といっしょにくらしてみたいなあ。でも、その覚悟たるや、なかなかわたしには出来ない。本の中で、飼い主といっしょに暮らさせてもらい、体験させてもらっている。

  • 色んな作家さんが書いているので、共感できるところもできないところもありました。
    うちの犬は間違いなくアルファ・シンドロームです。
    お別れのときは定期的に読みたい。読んだら必ず愛犬に会いたくなります。できることはやりきったって思うぐらい大切にしないといけない。

  • 19人の作家がつづる、犬をめぐるエッセイ集。

    まだ現役の方もいる比較的新し目のエッセイで、犬に対する深い愛情を感じるが、放し飼いをしていた時代のものは心が痛い。
    しかし、現代でもとんでもない人がいた。原田マハである。こんな自己中心的な人、犬を飼ってはいけなかったのだ。多分そんなことには一生気づかないと思うが。

  • 犬を飼っていた身としては、分かるわかる!と思うことが多かった。原田マハの話は、犬種も似ていて、涙が止まらなかった。「おかえり」の一言がこんなに響くとは。家族なのだからおかえり、というのは自然でふさわしいのかもしれない。

  • 角野栄子と鷺沢萠がよかった。島尾敏雄が悲しかった。

  • 作家たちの愛犬に関するエッセイ。
    出会いについて、親ばからしいエピソード、そして別れの悲しさ。二度と飼わないとならない愛犬家たち。

  • 最近飼い犬を亡くしたこともあって思わず手に取った。小川洋子の作品になごみ、原田マハに泣いた。

  • ペットロスを扱った短編も多く、電車で読むときは涙に注意。犬から癒しをもらう、ほほえましい話のほうが好きだなあ。

  • 19人の作家による 犬にまつわるエッセイ集。
    それぞれの方の犬に対する愛情がたっぷり伝わり
    笑いあり、涙ありの良書でした。

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