三匹のおっさん ふたたび (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 3594
レビュー : 254
  • Amazon.co.jp ・本 (476ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101276359

感想・レビュー・書評

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  • なんでだろう
    突然 有川浩さんが 急に 読みたくなって
    一昨日ぐらいから
    とっかえひっかえ読んでいる

    有川さんが描く
    勧善懲悪の物語は そのままの単純明快な
    白黒の人物設定ではなく
    きちんと ややこしい今 が 投影されて
    そして 読後には 爽快感を感じさせてくれるのは
    ほんとうに さすがですね

    「好きだよと言えずに初恋は、」
    も 「植物図鑑」のおまけ以上に
    読んでいて あぁ 良かった
    を 感じさせてもらいました
     

  • 鉄板で安定の面白さは変わらず。今回は三匹のおっさん以外の人物達にスポットが当たっている印象。二代目たちや孫の祐希と早苗、アナザー三匹のおっさん(?)たちに。

    祐希と早苗は進学を控えてるということで、今後のお話は彼らの成長を交えつつ、周囲の人物を絡めてバリエーションを増やして行く形で進んで行くのかなぁ。

    と、勝手に続編がある前提でいろいろ考えてしまいました。無意識にそれを期待してるんでしょうね、私は。まったりと、続きを待ちたいと思います。

    最後に納められた短編「好きだよと言えずに初恋は、」は、「おっさん」本編とはがらりと趣を変えた一篇で印象に残ります。全体的に詩的な印象があって、特にふとしたきっかけで過去を思い出す場面は個人的に好みです。

    おっさんシリーズと「図書館戦争」シリーズしか知らなかったので、こうした作風もあるんだと驚かされました。

  • 前作「三匹のおっさん」に出会ってから約三年。待ちに待った文庫化でようやく手元に置き、読むことが出来ました。
    前回のお話がスカッとするものばかりだったので、今回のお話には少しモヤモヤする事もありました。
    しかし、仕事柄善意に向けられる悪意を毎日のように目の当たりにし、自分の中でどう折り合いをつけて行ったらいいのか、どう悪意たちと向き合っていったらいいのか毎日のように悩んでいたのですが、おっさんたちも同じように悩んでいたり、到底理解の及ばないと悪意に対し目を白黒させている姿を読んで、私みたいな若造が分かるわけないか、とちょっと安心しました。
    おっさん達のような腕っ節も、心に響くようなお話も出来ませんが、こんな素敵なおっさんたちでも同じような状況に戸惑うのだなとほっとしました。
    最後にわくわくするような終わり方もとても好きです。おっさんたちはこれからも素敵な活躍をしていくんだろうな、という気持ちのよい終わり方でした。
    そして巻末のボーナストラックで「日下部」という名前を見たときは鳥肌が立ち、目頭が熱くなりました!
    花の名前を執拗に覚えさせようとする男の子に「あれ?」と思い、川端康成の言葉で「もしや」と思っていたところにネタばらし。
    もう、有川さん本当すき!!!(笑)
    植物図鑑の二人のその後が垣間見れ、ニヤニヤすると同時に読んでいたものがぼんやりと滲みました。

    三年弱ネタバレを見ず、待ち続けた甲斐あって最後の最後に大きな感動をもらってとっても得した気分です。
    願わくはこれからもおっさん達の活躍、祐希くんや早苗ちゃんのその後をまたお目にかかれることを。

  • 「無条件に頼れる人を頼っている感じがした。」この言葉が印象に残っている。三匹のおっさんたちが読者に愛されるのは完璧ではないからだと思う。自分たちでは先行かない時、妻や孫、自分の知り合いの力を借りることに躊躇いがない。それは問題を解決した手柄がほしいのではなくて、問題を解決しようとすることで関わる人の日常や人生を少しでもいい方向に近づけたいという気持ちあってのことだと思う。自分一人の力でどうにかすることがゴールではない。警察ではない。お金をもらっているわけでもない。自分の手の届く範囲で人助けをする中で繋がっていく人の輪がだんだん広がっていく。そして色んな形で三匹のもとへ返ってくる。人と人が支え合っていることを教えてくれる優しく温かな1冊。

  • 続編
    勧善懲悪以外の切り口もあって好き

  • 続編。前回の方が良かったかな。
    ただ、お祭りの件は良かった。ジジイと地域はこうでなくちゃ!

  • 前作よりも扱っている問題が重い部分もあり所々胸糞悪くなる場面もあったが本作も人情味溢れるいい作品だった。

  • 前作よりタチの悪い犯人たちに苦労する三匹のおっさんとその周りの人たちの話。
    特に万引きの話の親が、全く悪びれていないところがタチが悪いなと感じた。
    見た目がいくらチャラついていても、ゆうきのように正しい子が増えて欲しい。

  • 私この3人のおっちゃんまじで大好きなんだけど、その奥さんとか息子、娘さんお孫さんたちも大好きなのね。なんだかんだおっちゃんたちのやること見守って、心配して、結局協力して、それが街のためになって。心がほくほくするので何回か読ませていただいた。

  • 続編も変わらずフルパワーで面白い作品でした!こっちは特に考えさせられるお話が多かったかなって印象でした!

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著者プロフィール

有川浩(ありかわ・ひろ)
高知県生まれ。二〇〇四年『塩の街』で電撃小説大賞大賞を受賞しデビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊三部作」、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』など著書多数。

「2017年 『ニャンニャンにゃんそろじー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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