死ぬときに後悔すること25 (新潮文庫)

著者 : 大津秀一
  • 新潮社 (2013年9月28日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101277615

作品紹介

ほとんどの人は死を前にすると後悔するという。では、人生の最期にどのようなことに後悔するのか――? 1000人を超える末期患者と正面から向き合い、その死を見届けた緩和医療専門医が、それぞれの患者が吐露した“やり残したこと”を25に集約。それらを参考にすれば、今から悔いの少ない人生を送ることができるのでは。「生き方」のヒントを教えてくれる大ベストセラー、待望の文庫化。

死ぬときに後悔すること25 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 末期がん等の緩和医療専門の医者である筆者の、近い死に向き合った患者の後悔について、語ったエッセイ。

    死を目の前にした場合の切実な後悔がつづられていて、それぞれ、確かにそうだろうなと思う。人生を満足に、生ききっている人はそうはいない。ただ、その捉え方として、後悔がない人と、後悔だらけの人はいるかも知れない。欲の個人差もあるだろうし。

    最後の章の、愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと。が非常に印象に残った。頑固な元大学教授の話。医者と患者の関係のむずかしさ、肉親の愛情の深さ。ドラマチックな話だった。

    後悔の内容は様々だが、基本的に信頼し合える人間と信頼し、満足できる感情の交流ができたか、自分が安定できる気持ちになれたかが幸せであり、後悔が少ないということなのではないかと思った。

  • Memento Mori.
    突然死なないのならば,己の衰弱と共にいろいろ考えるのだろう。衰弱した頃にはしたいこともできない。自分の人生をどう生きるのか。一日一日を徳を持って丁寧に過ごすことが大切なのだろう。そう過ごしていても死ぬときは死ぬ。大いに後悔して死ぬのも人生なのかもしれないが。

  • ハードカバー版は読んだ記憶があったので、追加項目を読んだ。
    自分版「死ぬときに後悔すること」をリストアップした方がいい。

  • 死に際に立ち会う医者が、患者さんに言われる後悔についてまとめた本。

    「健康を大切にしなかったこと」「煙草をやめなかったこと」など、健康関係のこともあるが、人生を振り返ってのことが多かった。
    「感情に振り回された人生を送ったこと」「人にやさしくしていなかったこと」など、普段はそんなことを考えないが、振り返るとそう思うらしい。少し意識して生きていきたい。

    「おいしいものを食べていなかった事」「行きたいところに旅行しなかったこと」など、健康でなくなったりすると、行動範囲が制限されたり、味覚がおかしくなるため、健康な若いうちにやっておきたいことである。

    「自分が一番だと信じて疑わなかったこと」という、ワンマンな人にありがちな後悔。「死」という絶対的なものに直面した時に、気づくらしい。

    「生と死の問題を乗り越えられないこと」「神仏の教えを信じなかったこと」など、死に直面してからしかわからないことも挙げられた。「死」に意味をもたらす自分の哲学がなければ、死に対しての恐怖心しかなくなる。また、「来世」など宗教上の教えが、死に対する恐怖心を和らげることが少なくないらしい。日本は無宗教の人が多いため、死に対する恐怖心が大きい。

  • 私の余命が半年だったら何がしたいか。

    ひとつめ。

    逢いたい人に逢って、邪魔にならない程度でいい。
    休日、一緒に過ごす。
    どうせ半年となったら、そうしょっちゅうは無理。

    だから、欲張らないで、
    できるだけ笑顔に会いに行く。

    あとは、どこにいても出来る形で、
    出来る言葉を交わす。
    一秒でも長く。一緒に。こころを繋ぐ。

    ふたつめ

    今日まで支えてくれた、私を愛してくれた人に、
    心から感謝を伝える。一つ一つ嬉しかったことを。

    おいしいものでも食べながら。

    あなたにとって、良い私じゃなくて、ごめん。
    私の気持ちも嘘じゃなかったよと
    信じてもらえなくてもすなおに伝える。

    ありがとう、って。

    あなたがいてくれて、良かったと言ったら
    嘘だときっと怒るだろうから、
    カードにでも残して。
    そして、葬儀が済んだら捨ててもらおう。

    信じてもらえないから、それでいい。

    それから。

    「世界で一番大事な貴女へ。
    お誕生日おめでとう。」

    とかかれた、今年のバースデイカードを、
    持って逝っていいかも、許してもらう。
    とても嬉しかったから。

    そして。

    みっつめ。ああ、カウント面倒。
    書き連ねてみよう。

    一人で暮らす。

    親の末期を心配しないでいいように
    彼女が弱った時に手を貸してくれるところの
    手配をする。寂しがりの彼女のことだ。
    どうせ周りを煩わすだろう。

    だったら出来ることをしておく。

    自分のエンディングノートを
    書きかけにしてるのを仕上げる。

    服や細々した物の始末も、しておこう。
    行き先も決めておけば楽だろう。

    夢は一度、区切りがついた。

    文学研究者として立ちたかったが、
    今は他の素晴らしい先生方の研究を
    味わい読むほうが、私には良い。

    ただし、もしかして再燃する何かがあれば
    勉強したい!と思うかもしれない。
    何せ退学届を出して2ヶ月。

    まだ、こころが参っている。

    論文を読みたい意欲が静かに戻るのを
    待つだけでもじわりと雌伏・至福の時である。

    芝居はもう少し、趣味で演りたかった。

    いや、脱線。

    まだ外には、いくら病弱でも出られるから
    美術館に毎週行こうか。

    好きな音楽を聴いて、本を読んで。
    大事にしまっているばかりだった食器を使おう。

    食べられる間は美味しく食べて。

    誰とも争うより、ひとりで心の中の重荷を
    降ろして、なりたかった自分でいよう。

    病院に入ったら、できれば個室で
    早めにホスピスに入って、痛みの軽減を
    受けながら、意識のある間は出来ることを
    楽しもう。

    延命はしなくていい。
    話せる間は保たせて欲しいが…もう眠っている
    だけになったら、そっとお医者様だけに見送って
    もらいたい。

    ネットの中の友人とも、ギリギリまで話そう。
    物語を熱く綴ることも、辞めずにいよう。
    わたしのこころのままに。
    走って、飛んで、それから。それから。

    ある人には、宝石と、言葉を遺そう。
    お金も残れば嬉しいが…。
    出来るだけ、のことを。惜しみなく。
    してあげたい。

    してあげたかったことを、リストにしておこう。
    きっと参考になる。

    薄く小さいこの本を読んだだけで
    これが叶えば今の私は満足なんだとわかる。

    係累が少なく、特別な人も片手の人数。
    会いたい友人も昔の友には
    既に、幸福ならいいと思うけれど
    会いたい未練はなく、いい思い出だから
    あっさりしてる。

    旅行は行っておきたいが、今の体力でも
    どうかなと思うのだから、半年なら
    行けないものと思っておくのがまあ妥当。

    行きたい場所?
    うーん。どこかな。空想だけでも楽しい。

    何が足りていなくて、何が納得行ったのか。

    それを知っただけでも、良いのかもしれない。

    わりと今の時点で、はっきり書けるのは
    既にエンディングノートを何度も書き潰して
    いるせいだし…。

    でもね。この内容の、なんてささやかで
    叶いっこなさそうなこと。

    さて、良かった人生か。
    ろくでもなかったか。

    願わくば薬でゆっくり眠らせてもらって、
    のたうちまわらず逝ければいい。

    そのためにも…こういう本は良いのかも。
    暗さがなく、事実が淡々と積み上がっている。
    そういう本だったのが力になる。

  • 死ぬ時に後悔しないように生きるのは難しい。

  • 少ないのでは?1000人の死を見届けた医療医。

    一方では、納得出来る話も多く兄弟のいない私としては最後の話は泣けた。

  • ■書名

    書名:死ぬときに後悔すること25
    著者:大津 秀一

    ■概要

    ほとんどの人は死を前にすると後悔するという。では、人生の最期
    にどのようなことに後悔するのか―?1000人を超える末期患者と正面
    から向き合い、その死を見届けた緩和医療専門医が、それぞれの患
    者が吐露した“やり残したこと”を25に集約。それらを参考にすれば、
    今から悔いの少ない人生を送ることができるのでは。「生き方」の
    ヒントを教えてくれる大ベストセラー。
    (From amazon)

    ■気になった点

    なし

  • 死ぬならガンがいいらしい。なぜなら、死ぬまでに考える時間があるから。よって著者が対面した終末医療が受けられる患者は比較的恵まれた死に方をしたのではないかと思われる。内容的にはもう動けなくなってから後悔することが多く、自分の人生を振り返ってという話ではない。よって「死ぬときに」というよりも「動けなくなって」後悔することという内容が多々含まれる。期待とは少々違ったが、結局後悔に答えはないという事だろう。何を後悔するかは自分で考えろと。

  • 1健康
    5やりたいこと
    7悪事
    8感情に振り回される
    15仕事ばかり
    20子供
    22生きた証
    25愛する人にありがとう
    26家族を大切にする

    これらが優先課題

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