- 本 ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101278216
感想・レビュー・書評
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初めて読んだのはいつだろう、、小学生?中学生?
なんかふと思い出して読んでみたけど、昔読んだのとはまた違った気持ちになれた。
本てこういうところがいいんだろうなあ。
日常の中で何か起きたとき(嬉しいことも悲しいことも普段は気にも留めないようなことも)全部天使がそばにいるというのは、逃げ道があるようで、でもふふっと笑えてしまう心の余裕にもなって、わくわくしてにやにやして、、すごく良いなあ
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不思議なことが起こった時に感謝したいなと思ったし、嫌なことがあっても天使が見守ってくれてると思ったら頑張れる気がした。
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たくさんの小さな幸せや、こころのちょっとした動きに天使という名前をつける。それだけで、その幸せや喜びは、よりはっきりと掴めるようになる。
それが、天使というものなんだな、と感じた優しい本。登場する全ての天使が、絵本のタネになりそうな、そんな本。心が忙しくなっている人には、まったく響かない本かもしれない。 -
日常に起こる様々なことを「天使のしわざ」として、その天使を一人ずつ紹介していくという可愛らしい本。
今にして思えば『妖怪ウォッチ』みたいである。
図鑑ふうの文章になっているのが楽しい。
こんな風に天使をいつも感じられたら、優しい人間になれそうな気がする。
一人一人の天使の説明文を読みながら、過去の自分の体験と照らし合わせ「こいつとは遭遇してたかもなー」とか「こいつにはまだ出会ってないな」などと考えるのも楽しい。 -
昔に読んだ本、再読。
私はこの本に影響を受けて、天使の存在を信じるようになりました。 -
読んでいるとどこか心の隅にポッと小さな灯りがともるよう。
特にイラストのシンプルであったかい感じがよかった。
文庫サイズというのも二重丸。
やっぱり若い女性読者が多いのかな。
こういう本は、好きな人と苦手な人とにくっきり分かれそう。
けれどむさくるしいおじさんや生活に疲れたおばちゃん、いかついおにいちゃんが手に取ってたりしたら、それはそれでちょっと素敵に思える。
「天使」という言葉をそれぞれの場面でほかの言葉に置き換えても、また違った感覚で味わえるかも…。 -
生活が天使で充填されていくと、胸の強張りがほどけていくのかね。そう云う瞬間というのは、確かにあるもので。世界をこんなふうに優しく透明に想像できる人というのは、でもその端々に、ひょっとして、何かすごい哀しみをくぐり抜けているような痕跡が在るような無いような、でもそれは、まあ、誰もみんな同じようなもので、つまらない勘繰りだね。壁は、新しい所にゆく為の扉なのだとさ。教えてくれた友だちに感謝です。雲で蓋をされると、明るくも暗くもない白の光が風景の輪郭をぼやけさせては、街が身近に寄り添ってくる、そんな雨の日に符合するような絵本。
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父親の部屋で偶然見つけた本。
読んでみると、「これが起きるのはこやつのせいか!」などと思え、じわじわとくる作品です。
最後の話は、ほろりとくるお話。
静かに評価されてほしい作品。 -
とても読みやすくかわいらしい素敵な本。
ただ私には合わなかったのかな。
なんだか心が沈んでしまった。
著者プロフィール
おーなり由子の作品





