きれいな色とことば (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101278223

感想・レビュー・書評

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  • やわらかい文章も素敵だけれど、淡い色で描かれた挿絵は本当にきれい。
    筆者は世界をいろんな視点で見て、それを生のまま感じているのでしょう。
    日常に潜む色から、思い出やふとした考えごとをたぐり寄せる。
    それを飾らずに身近な言葉で、だからこそ的確に表している。
    「こころはいろんな色にのびたり、ちぢんだり、毎日毎日うまれかわる。
     だから、今日、すきな色になっているといいいな、と思う。」
    このフレーズがいちばん好きです。

  • ささくれだった心をやわらげてくれるお薬本。

  • 私にとって、宝ものみたいな本です。言葉に、頁に、お話に溢れる色が愛おしくなる。
    おーなりさんの見たウルトラマリンブルーの、これ以上ない!!ってくらい青い空を見たくって、今でも空を見上げているのですがまだ出逢えていません。ゆっくりと探していきます

  • 「天使のみつけかた」と一緒に読んだ本。
    これもまた絵本感覚で。
    色々な色が混ざり合い、触れ合っていてとても綺麗。
    誰かに贈りたくなる一冊です。

  • 穏やかな空気に花の香りが混ざって、季節が薫りたつような言葉がいっぱい
    同じ時間同じ場所にいなかったのに
    そうそう、この景色でこんな色だったね
    と思い出話をする感じの本です

  • 疲れたな、と思う時に読み返す本。
    何度読んでも色がきれいで新鮮。
    日常で感じる「色」の「あるある」がいっぱい。
    ほわっとしたイラストつきのエッセイ集。

  • 色合いがステキ!
    感性豊かな文章も本当にステキで、
    大好きです。

  • この本自体は実は読んだことがない。

    彼女は、元々は少女漫画家であったはずだ。
    だけど、その当時からその詩的な物語と色遣いが普通のマンガとは一線を画していて、強烈な印象を私に残していた。

    絵本作家かエッセイストになったのだろうか?
    きっと彼女ならば、素敵な絵本を書くであろうし、ほんわりとしたエッセイをその絵とともに届けてくれるのではないだろうか。

  • 色がとてもきれいで。描写がとても素敵。
    何度も何度も開けたくなる本。

  • 絵もかわいいし文章もかわいい。
    平凡な日常が幸せだと思える。

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著者プロフィール

おーなり 由子(おーなり ゆうこ)
絵本作家、漫画家。主な作品に『ことばのかたち』『ラブレター』『あかちゃんがわらうから』『どしゃぶり』『ワニのガルド』、翻訳に『たいせつなあなたへ あなたがうまれるまでのこと』『ごはんのじかん』『おにいちゃんといもうと』など。漫画に『あこがれくじら』『ともだちパズル』『てのひら童話』ほか。エッセイ、詩集に『きれいな色とことば』『だんだんおかあさんになっていく』『ひらがな暦 三六六日の絵ことば歳時記』など多数。

「2023年 『幸福な質問 New Edition』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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