- 本 ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101279411
感想・レビュー・書評
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このシリーズはどうも焦点がボヤけた文章で的を射ない。
それなりに大切なことが書かれているようにも思うけれど、普通に生きていれば言葉だけで相手を好きになることもないし、その人が持っている雰囲気や態度で人の好き嫌い決まるのは当然だし、言葉は大切だけどそれだけじゃ伝わらないことがたくさんあることも実生活のなかで理解できる。演劇人だけが気付いてるわけじゃない。
今ってわざわざこういうことを大きく取り上げて騒がないとダメなくらい社会経験がない人が多いの?
昔だったら親が教えたことだろうし、今でもそれなりに会社や学校へ通っていれば当然わかるようなことばかり書かれていると思うんだけどな。
本を読まない、映画も観ないような引きこもりとかそういう人向けの本なのだろうか?
いずれにしてもあまり文章が得意じゃないのか、本の趣旨どおり言葉じゃ伝わりにくいことをわざと体現する文章なのか、読みにくいし言いたいことが伝わりにくい文章を書く方だなぁ…と思いました。
おそらく一般人は日本の演劇を娯楽の一環として見てはいてもそれほど凄いとは思っていないし、多かれ少なかれ社会生活のなかで自分の役柄を演じているのは一般人も同じなので、演劇をやっているからわかっています的な文章は正直言って共感できませんでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者も指摘しているが「見た目」という言葉が、一人歩きをして、
単純に外見だったり、表層的な意味で使われるようになった。
見た目が良いとは、ぶしつけな言い方でいうと、
イケメンであったり美人であったりと外見が良い事の意味として使われている。
本当は、ノンバーバルコミュニケーション(非言語)の重要性を説く上で使われていたのにかかわらず、、、
皮肉な結果だと思う。
また社会的に見た目が悪い人が、損をするという言説まで、飛び出すようになった。
美人と年収とか、体重と社会的成功とか。。。見た目至上主義の勢いは凄い。
見た目を良くする上で、つまり自分が他者に対して、表情、しぐさ、声、間といった、
言葉ではないもので表現をする上で、非常にたくさんのヒントがあると思う。
プレゼンにも応用できるような知見も、含まれていると思う。
例えば腹式呼吸一つできるようになるだけど、発声が全然違い、
声の通りが格段に良くなる。
これだけで、意図していることが伝わる確率が高まる。 -
若い頃にあまり勝ちをあせらないことだ。20代で勝ちを拾ったとしても、それが一生続く人はほとんどいないのではあるまいか。
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○「人は見た目が9割」の竹内氏の作品。
○他の作品と同じ。 -
ダラダラ書かれた本。
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•判断の時間は0.5秒である。「そこが勝負」といういい方もできる。
•自信過剰の人は、相手の気持ちを察する力が弱い。
•言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%。
•我見の見と離見の見。
•ことばより、目で伝える。
本当に表現したいことがある人は、言葉よりもまず、目でそれを表現している。極端なことを言えば、つま先から指先までそのことを表現しようとしている。本当に伝えたいことがあれば、人は全身から「伝える意気込み」を発しているもの。
タイトルに「実践篇」とありながら、実践できる情報がなく、残念。 -
筆者は見た目っていうけど、そのまんま容姿をさしているのではないのですね。振る舞いとか、表情とか、そのひとの思いがそこにあらわれるから、と。
いやでもひとは他者と接するときに非言語コミュニケーションが多くを占めてしまうのだから、それを意識していこう、ということで、すごくまっとうなことをいっている。
表情だとか挨拶の重要性を語っていて、確かになぁと思わされた。
あと、上手くそ、ということばは興味深かった。
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