七つの黒い夢 (新潮文庫)

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本棚登録 : 2221
レビュー : 255
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101281513

感想・レビュー・書評

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  • amazonのカスタマーレビューが低かったので、全く期待せずに読んだのが良かったのかもしれない。
    思ったより面白かったし、かなり読みやすい。
    でもタイトルからもっと怖い短編集かと思った。
    乙一と北村薫がおすすめです。

  • 図書館の乙一棚にて。
    こういった偶然があるから、たまには予約のみでなく
    本棚見て回ろうかな。。

    共通のテーマでも作者によって全く違うので面白い。

    『この子の絵は未完成 乙一』
    →ひょっとして、母親も何か不思議な力を持っていたのだろうか。。。ものすごい事なのに、割と普通に怒ったり心配しているだけというか。。。
    コメディ風でほんわかしていたけれど、ふと
    この男の子が「いい子」でなく成長していったら…
    ものすごく怖い展開だな。。

    『赤い毬 恩田陸』
    →赤い鞠・女の子はつき続けなければいけない・今はまだあなたの番じゃない・最後の母親から娘へのセリフ
    これをどう意味つけるかで色々な解釈ができそうだ。。
    訳が分からないから、また怖い、のパターン

    『百物語 北村 薫』
    →これも最後どうなったかが読み手に委ねられるパターン。
    ハッキリ怖いものが描かれるのも恐怖だが
    曖昧なまま終わるのって妙に記憶に残る。。

    『天使のレシート 誉田 哲也』
    →映像化したとき、爽やかに描くか灰色の空とか陰鬱っぽく描くか、どちらでもいけそう。
    ラストの天使の行動は彼女自身が望んだことなのか
    創造主が下したことなのかどちらだろう。。。

    『桟敷がたり 西澤 保彦』
    『10月はSPAMで満ちている 桜坂 洋』
    →他作品と違い、日常系? 
    西澤氏のはそんなことで??という逆恨みの恐怖だったが
    桜坂氏のはちょっとよくわからなかったな。。
    主人公の職業がちょっと恐怖だが

    『哭く姉と嘲う弟 岩井 志麻子』
    →妙に記憶に残るタイトル『ぼっけえ、きょうてえ』の人か。
    先にコメンテーターのイメージがあったので検索するまで気づかず。
    これもまた、どこまでが真実で、どこまでが妄想で、
    どう捉えるかによるなぁ。。
    姉というのも妄想なのか真実なのかどちらだろう??
    男性の体が不自由なのは本当っぽいが
    最初からなのか、何か事故によるものなのか。。。
    短いのに妙に存在感のある短編。

  • 怖くなりそう・・・と思ったらそうでもなかった。
    不思議な夢物語でした。

    ・この子の絵は未完成/乙一
    絵の使い方を理解して、ではなかったようだが、良い使い方ができ、心温まる話。

    ・赤い毬/恩田陸
    女の子に関する伝説的な、言い伝え的な事は数多くあると思うが、何を求められているのだろう 今も昔も

    ・百物語/北村薫
    女の子の方が百物語。何だったのだろう。

    ・天使のレシート/誉田哲也
    運命には逆らえず。

    ・桟敷がたり/西澤保彦
    一番悪夢だったかな。

    ・10月はSPAMで満ちている/桜坂洋
    彼はこの謎を明らかにするためにここに来たのか?
    結局自分で解決はできなかったけど

    ・哭く姉と嘲う弟/岩井志麻子
    関係性がよくわからなかったが、気味の悪さは感じた。
    もう少しだらだら続いても、読み進められたような気味の悪さ。嫌いではないらしい。

  • *天使のように美しい顔をした私の息子。幼稚園児の彼が無邪気に描く絵には、想像を絶するパワーがあった。そしてある日―。乙一の傑作「この子の絵は未完成」をはじめ、恩田陸、北村薫、岩井志麻子ら、新感覚小説の旗手七人によるアンソロジー。ささやかな違和感と奇妙な感触が積み重なり、遂に現実が崩壊する瞬間を描いたダーク・ファンタジー七篇。静かな恐怖を湛えたオリジナル文庫*

    本のタイトルにも、そうそうたる作家陣の作品にも期待しかなかったのですが…なぜか、全く残りません。読み応えもない。期待はずれの評価が多いのも納得。駄作と言うわけではないのに不思議…

  • 古本屋で買った本。可もなく不可もない感じ。

  • ホラーというか、不思議の混じったこわいというか、そんな感じの短編がつまってました。
    乙一さんのからみでこの本にたどり着いたけど他の人の別著も興味わいてきました。

  • 表紙を見たらなかなかのメンバーだったので、期待し過ぎてしまったのがいけなかったかも。
    悪くはないが良くもない感じ。
    夢に纏わるダークファンタジーということらしいが、中途半端に置き去りにされたような…。

  • そんなに怖くない

  • 夢や天使など現実でないものをテーマとしたアンソロジー。とはいえ、主人公が異世界へ引き込まれる、というような話は少ない。
    設定を無理やり文中で語ったり、主人公が興味深々のことにこっちは全然興味を持てなかったり、話の構成が私にはあまり好きでないものが多かった。短編は読む方も難しい。

  • 面白くない。怖くもない。読後感悪し。
    一番怖いのは恩田さんの赤い毬。見につまされる。

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著者プロフィール

乙一(おついち)
1978年福岡県生まれ。山白朝子(やましろ あさこ)、中田永一(なかた えいいち)の別名義で執筆する小説や、安達寛高(あだち ひろたか)という本名名義で脚本を記すこともある。
1996年に『夏と花火と私の死体』で、第6回集英社ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞してデビュー。
2003年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞受賞。2012年、『くちびるに歌を』(中田永一名義)で第61回小学館児童出版文化賞。
代表作として、映画化もされた本屋大賞ノミネート作『くちびるに歌を』のほか、『暗いところで待ち合わせ』『きみにしか聞こえない CALLING YOU』『失はれる物語』などがある。作品の多くが漫画化、映画化された。

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