怪しいお仕事! (新潮文庫 き 28-1)

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  • 新潮社
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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101282510

感想・レビュー・書評

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  • 怪しいどころか、ほとんど”アウト”なお仕事。就職初日の昼休みで会社を辞めたライターによる、裏稼業の実話。裏の人へのインタビューによるものが多く、生々しい実話が書き綴られている。だます側からもだまされる側からも受け取れるメッセージとしては「欲望は推進力になるけど、キリがないから気を付けろ」ってことでしょうか。分相応ってのは大事ですね。節制、節制、、、。

  • 表に出てこない裏の仕事のルポ。軽快な文章ではあるが、かなり危ない取材をしている。悪徳探偵、予想屋、ゴーストライター等々。それぞれの仕事に、それぞれの人生がある。

  • 情報が古くなってるものの内容は面白い。中でも競馬予想屋・必殺掲示人・寝室覗き屋は興味深く読んだ。

  • 初読自分で選んでないよ本

    この人の文章はネタのわりに私には物足りないのだけど
    これは結構面白かった。

    幽霊ライターは人物像と北尾さんの本業が功を奏して
    面白味が深い。

    あとはエロ系のヌード撮影仕掛人、必殺掲示人、寝室覗き屋は
    ああ、人間、この愚かで滑稽な生き物!という感じと
    淡々とした文章が好相性。
    今は昔、ちょっとレトロなアングラさ。

  • いかにも怪しげー、なお仕事のルポ。
    関係者に話を聞いたり、自ら「怪しげな商売(?)」に手を染めてみたり。

    世の中、聞いたこともないような職業(?)があるものだ。
    ギャンブル関係やや多めか。

  • この人の書く文章は着目点がいいんだけどね
    ま、小説でそっち系の描写をしっかりやってる場合があるけど
    実際にもそうなのねぇ? と思われる内容なので、そんなに驚きではない

    ただ、文章の内容は読んでて面白い

  • 049

  • 裏社会をのぞき見た気分。ビビリなのでちょっと怖くなったが、興味深かった。あと妄想に役立ちそうです。

  • 自分が取材をする著者の立場だったら、という想像をしては思わず逃げ出したいような気分に何度となくなりながら面白く読んだ。
    Nifty-SERVE (と思われる) 全盛期の掲示板商売の話は結局今のスパムと大して変わらないんだなあという印象で妙に納得してしまった。 (HPって記述が懐かしい。分かる人、少ないだろうなあ。)
    他の章も面白い。ぼろい商売はあっても、本当に楽な商売ってのはないんだろうなあと改めて思った。

  • いろいろと怪しい仕事に自ら飛び込んで調査してはいるが、ちょっと物足りない。逆にそれが真実なのかもしれないが。

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著者プロフィール

本名、伊藤秀樹。1958年、福岡市生まれ。
小学生の頃は父の仕事の都合で九州各地を転々。東京都立日野高校、法政大学卒。 個人事務所(株)ランブリン代表。NPO法人西荻コム理事長。西荻ブックマークスタッフ。季刊ノンフィクション雑誌「レポ」編集・発行人。

「2011年 『【電子書籍版】昭和が終わる頃、僕たちはライターになった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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