日本人はなぜ戦争へと向かったのか: メディアと民衆・指導者編 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101283753

感想・レビュー・書評

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  • 同シリーズがこれ含めて3冊に文庫化されている。NHKスペシャルの取材班がまとめているだけに読みやすい。戦後70年も経つと、当時を知る人がどんどん少なくなる一方、新たな史料の発見やその解析、また俯瞰的に歴史を見つめ直す事が可能になる一面もある。軍部、指導者が愚かだったから無謀な戦争に突っ込んだ、で終わらせず、なぜ愚かな道を進んでしまったか、その決定プロセス、戦争を促す環境などは、今日にも無いと言い切れるのか、一度見つめ直す為の入門編として読む価値がある。

  • メディアが権力側に迎合すると国の方向性をも謝らせてしまう。メディアは権力に対して批判的であるべきである理由がよくわかる。

著者プロフィール

長年「ひきこもり」をテーマに取材を続けてきたメンバーを中心とする、全国で広がる「ひきこもり死」の実態を調査・取材するプロジェクトチーム。2020年11月に放送されたNHKスペシャル「ある、ひきこもりの死 扉の向こうの家族」の制作およびドラマ「こもりびと」の取材を担当。中高年ひきこもりの実像を伝え、大きな反響を呼んだ。

「2021年 『NHKスペシャル ルポ 中高年ひきこもり 親亡き後の現実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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