神器〈上〉―軍艦「橿原」殺人事件 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 81
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (526ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101284224

作品紹介・あらすじ

太平洋戦争末期、探偵小説好きの石目鋭二上等水兵は、軽巡洋艦「橿原」に乗務を命じられた。「橿原」は過去に怪死事件が相次ぎ、殺害の実行犯がいまも潜むと囁かれている。艦底の内務科5番倉庫では、機密物資を運んでいるという、不穏な噂も絶えない。そんな折、艦内で士官が毒死、乗組員が行方不明になった。やがて次々と生起する怪異なる事象に、石目もまた取りこまれていく。

感想・レビュー・書評

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  • 達者な文章、変幻自在な文体、深遠なテーマ、さすがだなあ・・・とは思うものの、上巻読んでついていけるか心配になった。だけど、時空が歪みだしたあたりから、何故か読むスピードに勢いがついてきたみたいに思う。果てしなく広がるような風呂敷、ちゃんと畳んでくれるんでしょうね・・・と、不安になりつつ下巻へ。

  • 本屋さんで平積みされてた本
    本と目が合う瞬間がある本屋さんは私には絶対に必要だなと思います
    上下巻で上巻を読み終え、上巻は面白かったです
    悲惨な部分をぼかして、「ご想像におまかせします」と言われる方が底なし感があると思うのですが、そこにぷっと笑える要素も組み入れていて、とってもシュールですが面白いです
    深くなった謎がこれから下巻で暗黒色になり、それをどうほぐすのか楽しみです

  • これだけ長くひっぱってひっぱって、意味ありげなものいっぱい出して、なんだなんだと思わせておいて、で、とどのつまりの種明かしがこれ?
    ってのは奥泉さんの小説を読んでいつも思うことなんだけど、この作品はそれがなおいっそう強かったなぁ。。。なんたって上下巻だもんなぁ。費やした時間と、その結末を見たときの満足感が全然つりあってないわ!! まあ今にして思えば途中からすでに破綻は始まっていたのだけれどもね。。。いつもの奥泉節を味わうにはいいけれど、結果を求めてはいけない作品です。
    真の日本人は死に絶えたのか?今の日本は本当に日本といえるのか?テーマが深遠なだけに、無意味な長さと破綻した物語が残念でした。

  • 2011/7/31 Amazonより届く。
    2018/3/31〜4/9

    3年ぶりの奥泉作品。300ページくらいまでは読むのが辛かったが、それ以降はちょっとましに。しかし、長い。下巻は楽しめるのか?

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