一勝九敗 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101284514

感想・レビュー・書評

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  • #読書開始
    ・2016/11/7
    #読了日
    ・2016/11/25
    #経緯・目的
    ・学生時代、ユニクロでアルバイトしていた。その影響から柳井氏の経営学に関心を持ったため購入。
    ・経営学、仕事術について学び活用したい。
    #達成、感想
    ・シビアだが的確で、例えを野球にしてくださっているので、わかりやすい。実際に現場で働いていたが、確かに柳井氏の思考が届いてきていたように思う。
    ・前向きに、常に成長。すごく共感。
    #オススメ
    ・管理職だけでなく、現場の重要性も語っているため、ビジネスマン全般にオススメ。

  • なんか、読んでいる人の人数がやばい(笑)。

    柳井氏がユニクロを立ち上げて2006年現在の形にするほどの成長をした、その軌跡を描く。
    会社の規模や目指している段階によって、会社や組織の(構造等の)在り方も違うべき、というのは、確かにごもっともであり、なんか、忘れがちだな、と思った。

  • 失敗に早く気づく
    そして、改善する。
    一番大切なこと

  • 父親から継いだ紳士服の店を、現在のユニクロまで育て上げた柳井正氏の現在までの歩みが正直に書かれている。
    そこで経営の厳しさがよくわかる。
    仮説、実行、失敗、検証を繰り返し、常に走り続ける行動の人だ。
    色々と心の響く言葉もある。
    「失敗してもいい。ただ、立ち直れないような失敗をするな。キャッシュがつきればすべてパー」という言葉を肝に念じます。

  • ・ユニクロの1店舗目は、柳井さんが会社の跡を継いでから12年目。

    ・”安くて良い服”を作るためには、企画段階から生産、物流、販売にいたるまで自社ですべてをコントロールできないといけない。
     効率よく、無駄を排して、着る人の立場から価格も品質も満足していただける服を作る。

    ・人件費が高い日本では、労働集約的な産業はもうやっていけない。
     労働者も確保できない。
     労働集約的な産業が一番評価される場所・国でやるべきだ。

    ・ユニクロの至上命題は、常に低価格高品質を自社の力によって極め、実現することだ。

    ・人が会社を選ぶのと同時に、会社も人を選ぶ必要がある。
     能力の高い人でも、根本的に考え方の違った人が入社すると、その人にとっても会社にとっても不幸だ。

    ・10人の組織でも、最高の10人を揃えるのはムリだ。
     優秀な人が2人、普通の人が6人、足を引っ張るダメな人が2人 これが現実。
     ダメな人をクビにしたとしても、残った8人の中で、ダメな2人が生まれてしまう。

    ・店長でいることが最終目標という仕組み。
     店長を最高の仕事と捉え、店長の仕事を全うすれば、本部にいるよりも高収入が得られる。
     そんな仕組みを作らないとダメ。

    ・30人、50人というチームになると、いつもリーダーが目の前にいるわけではないので、
     いかにも目の前にいるかのようにチームの基本方針、行動指針、戦略目標などを作って開示しておかなければならない。
     「こういう場合は、こう考える」という原則を教え、共有しておかないとチームとしてうまく動かない。

    ・公明正大、信賞必罰、完全実力主義の経営
     ※信賞必罰 = 功績ある者は必ず賞し、罪過ある者は必ず罰すること。賞罰を厳格にすること。

    ・一定の地域に、一定の店舗数を超えると、急に売上が伸びる。 = ドミナント現象
     参考:http://pharm-kusuri.com/real/dominant.html

  • ユニクロの成功と失敗。
    2005年くらいまでの歴史。

  • 20150918

  • グローバル化が進む中で言ってることはその通りなのかもしれないが、やはり実力主義、結果主義の側面は多いにあるな、と。本人は何度も文中でフォローしてるが。

    頭のいい企画マンと現場叩き上げの構図はどの会社にもある。私は後者だが、そこの整合性をどうとるかが経営者の腕の見せどころなのだろう。私は後者であるが笑

  • 失敗を恐れないこと、成功はそこから生まれるということがよく伝わる。
    一勝九敗のスタンスで良いということにとても深みを感じる。

  • 経営者とはどうあるべきか、経験を踏まえてストレートに表現されている。スピードをもって実行し、失敗を次に活かすことの大切さを再確認できる。

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