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- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101285054
感想・レビュー・書評
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昔読んだ本
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十津川警部が活躍する東京、岡山、マニラを結ぶトラベルミステリー。
最初は流してしまいがちになるが、よくよく考えると不可解なことが多く、十津川・亀井とともに事件の核心に迫っていくような感覚になる。文章のあちらこちらに事件の伏線が張り巡らされていて、最後に「あー、ここにこれが繋がっていたのね」と唸らされる。「こうならこうだろう」という人間の思い込みを利用したトリックが面白い。
表紙の新幹線も懐かしのフォルム、文章内ではあちらこちらで喫煙する場面もあり、思わず時代の違いを感じてしまう。そういった懐古的な感覚も味わえる作品。 -
平成8.1.20 16刷 400
銀座の宝石店から二億五千万円相当の宝石を奪った強盗の片割れ宮本信介が東京に護送される途中、「ひかり62号」の車中で何者かに刺殺された!十津川警部は、彼の最後の言葉から主犯の江上利夫の割り出しに成功。しかし、江上は逃亡先のフィリッピンで、顔を焼かれた射殺死体で発見された。十津川は急遽マニラに飛ぶが……。国際的スケールのトラベル・ミステリー。
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