裏切りの特急サンダーバード (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101285160

作品紹介・あらすじ

北陸本線を走る特急サンダーバードが、乗っ取られた。四百人以上の乗員乗客を人質にした犯人たちは、十一億円を要求する。それに応じなければ列車を爆破する、と。事件の絵図を引くのは、謎の富豪・大明寺一郎。彼はゲームのように犯行を楽しみ、警察を翻弄する。途中駅を通過し、ノンストップで走り続ける特急。十津川警部は、大明寺と犯人グループを追いつめることができるのか。

感想・レビュー・書評

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  • 2021/03/06 30読了

  • 大富豪 大明寺一郎。
    さまざまな人間を金で雇い,
    不思議な事件を引き起こす。

    お金をつぎ込むところだけはやってみたいかもしれない。
    特急を乗っ取るところは,とても難しそうでやってみたくない。

    女性を解雇したことで足がつくというのがなんともいえない。
    金持ちの傲慢だと思うか,
    気の弛みだと思うか,
    針の穴だと思うか。

  • 事件が起きるまでに100ページかかる。
    ドストエフスキーの「罪と罰」じゃないんだから…もっと早く事件起こしてよ。

    ってこういう書き方なのだから仕方ない。
    これはこれでおもしろい。

    金持ちの道楽と裏切りって話ですね。
    2時間ちょっとで読めるほど、のめりこんじゃった。

  • [071003-bo-honkan]

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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