- Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101285733
感想・レビュー・書評
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2015.3
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1.18
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26歳で読んだ。
読み終わった後、なんだか死にたくなった… -
29歳になったんで何気に買ってみたらかなりいい。共感ポイントが多すぎて苦しいくらい。
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「若く見られるとがっかりする。見た目さえも大人になれてないんだなって。」
「生き方だとか、やってることだとかが、拙いっていうのはね、わかってるんだけど。でも、大人になりたいし、大人に見られたいんだよね。」
ふと周りを見たら、みんながちゃんと大人になってた。
私、どうして取り残されてしまったんだろう。
焦る。
私はいつまでも成長できてなくて、とりあえず外見だけでもと取り繕ってみるけど、見た目すら、いつまでも幼い。(←って自分では思ってるけど、お肌の調子は絶対歳取ってる。)
焦る。
私、自分のことちゃんと分かってなくて、背伸びばっかしてるから、いつまでも大人になれないんだろうな。
誰かが言ってた。
「30歳になったらいろんな事が吹っ切れて、楽しくなるよ。」
30歳に持って行くもの、捨てるもの、変えるもの、変えれないもの。
そういうのをちょっとだけ考える29歳を過ごそうと思う。 -
「私の人生は56億7000万年」「ハワイに行きたい」「ひばな。はなび」「雪の夜のビターココア」が気にいった。不倫の話が多め。29歳でこんなに不倫してる人多いのかな。
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だいたいしょっぱい気持ちになるけど、パキラのコップが一番きついな
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2014.07.26 読破。
最後の話が一番良かった -
20代最後の年はなんとなく特別な年にしたいなっていう思いから手に取った。ハラハラする場面もなく淡々と読み進める。8人の29歳女性がイロイロな思いで29歳を過ごす物語。今年29歳になる人、もうすぐ29歳が終わる人、どちらにも読んでほしい作品。
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帯タイトルは
「女子は前進する生き物だ」
山崎ナオコーラ目当てで読みました。
自分が現在28ということもあり、
どんな29なんだろうとワクワクしていましたが・・・
29歳、不倫率高い!
まわりも結婚している人が多いし
秘密の恋をしてるイメージが強いんだろうか。
それとも恋愛に対して奔放、変化球が好みとか??
現実の28歳はもっと質素に必死に生きてるけどなあ。苦笑
宮城あや子さん、初めて読みましたが
この徹底したどーでもいい感は
現実の会話で有り得るなあと思いました。
そして面白かった。
なんかさっぱりしていて、潔くて、
だけどブレないし
ブレたってなんてことない!って態度が凄く好感。
大人の汚い部分を知っても
NOなものをYESとしなくちゃいけない場面も経験してきたけど
リアルな29はこんな感じであったらいいなあと思いました。 -
図書館で借りて。題名通りな29歳女子短編集。
ナオコーラさん目当てで借りたけど、宮木あや子さんのが意外とおもしろかった。今まで存じ上げなかったけど他のも読んでみよう。みんな独身なのは何となくそうかなとは思ってたけど、29歳既婚女性のおおっ、てなる話も読んでみたかった。 -
著者8人のアンソロジー。
30代になってから再読したいw -
山崎ナオコーラだけ読んだ。ほしいことばがあった。
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さくっとさらっと読める短編集。
30間際になったとき、自分は何を思うだろう。圧倒的に経験不足。 -
後味が悪い作品多めかな。
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やたら不倫の話が多かった。
29歳で独身は不倫のイメージなのって感じ。
読みやすいけど、短編だからどれも物足りない感じだった。
野中柊さんと宮木あや子さんのが良かったかな。 -
今、私も29歳なので、とてもリアルに感じた。ただ、3編くらいが不倫をしている主人公だったのはなぜ。
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29歳の独身女性を主人公にした、8人の作家によるアンソロジー。今年29歳になる世代なので、ライトに読める等身大の小説が読みたくて。選択肢がたくさんあるけれども、理想と現実が追いついてなくて、まだまだ子どもなのに世間的には良い大人のレッテルを貼られる…そんなイメージの29歳。今までの全てを抱えては歩けないから、何を捨てて残すか考えないといけないなあ。しかし、やたら不倫の話が多かったのは何故…?
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29歳の女性を主人公にしたアンソロジー集。そういえば揃いも揃って独身女の話ばっかりだったなー。
「クリスマスケーキ」と言われなくなった今は29歳が一つの区切りなのかと思いつつ読んだけど、実際のところは何も変わらないのかなとも思った。
良くも悪くも現実的な話ばかりで、夢は見られないけど現実を直視させられた。 -
29才。それぞれの女の話。昔思い描いていた大人な20にはなれていなくて、どんどん時がすぎていって。29才ってこんなもんなのかなー。結局人間は突然変異しない生き物なのだ。