愛に乱暴(上) (新潮文庫)

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  • 新潮社
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感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101287560

感想・レビュー・書評

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  • 主人公の桃子、不倫する夫の真守、義母の照子の人物像が良くできてて、面白かった。真守もだめなヤツだし、桃子も変だし、あんまり感情移入はできなかったのだけど。
    日記のトリックというか、上巻と下巻とでは意味合いが違ってくるのが良かった!

  • 『愛に乱暴』吉田修一 読了。
    この物語は上下巻に別れていて、上巻だけ読んだ時点ではただの不倫物語なんだけど、下巻から様子がガラリと変わり、上巻で不倫相手の女のことを綴っていたと思いきや、下巻ではそれが逆転していたり…。ジェットコースターみたいな、アトラクションみたいな、新しいジャンルの小説!オススメ度高い!

  • やはり作品とあたしとの相性だったようだ。あんなに捗らなくていよいよ本も読めなくなったかと泣きそうだったけど一気に読んだ。下巻が楽しみ。

  • スラスラ読める。続きは続きは

  • 続きは下巻へ。(←あたりまえか)

    しかし、この薄さで上下巻。
    あえてここでパカッと分けたい意図があるのかな?

  • 何なんだか、気分が悪くなった。妻の立場になって読んでいるからだろうか…。

  • レビューは下巻で。

    しかしなぜこの薄さで上下巻にしたのか。。
    2月の読書数が少なかったので助かりましたけども笑。

  • ‪主婦桃子に突然降り注いだ夫の不倫騒動。離れに住む姑、夫の不倫相手の事を胸に秘めて自らの変調に気づかない。桃子の視点と日記を中心にした巧みな描写。吉田作品ならではの繊細さと先の読めない展開に引き込まれる。‬

  • ただの不倫話と思っていたのに、続きが気になって仕方なかった

  • いまのところ夫の不倫話だが、このまま不倫話で終わるのか、それとも何かが起こるのか。
    吉田修一だし....と何かを期待している自分がいる(笑)
    とにかく気になるので下巻へGO!

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著者プロフィール

1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒業。1997年『最後の息子』で「文學界新人賞」を受賞し、デビュー。2002年『パーク・ライフ』で「芥川賞」を受賞。07年『悪人』で「毎日出版文化賞」、10年『横道世之介』で「柴田錬三郎」、19年『国宝』で「芸術選奨文部科学大臣賞」「中央公論文芸賞」を受賞する。その他著書に、『パレード』『悪人』『さよなら渓谷』『路』『怒り』『森は知っている』『太陽は動かない』『湖の女たち』等がある。

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