ボトルネック (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 9043
レビュー : 1210
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101287812

感想・レビュー・書評

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  • 戻ってくるなと言われても…
    31/4/14

  • 村上春樹ばりに主人公が暗い。
    私的に主人公がやけに暗い性格なのは受け付けない性質で、何でもかんでも暗ーい物事の考え方がどーもわからず。入っていけない。

    ミステリとしては悪くないのかもしれないし、いなかったかもしれない世界での話としてもすごくうまく組み立ててある話なのかもしれないけど、とにかく陰気臭くてダメだなぁ。

    この人の本はほかに2冊読んでるけど、どれもあまりいい評価じゃないってことはわたしには合わない作家なんだろうなぁ。ただ、あとがきでインシテミルがこの人の本としって、あれは藤原竜也主演だからみたはず?

    まぁまぁ面白かったような?面白くなかったような。忘れたけど、印象はあるんだよなぁ。インシテミルは読んでみたいなぁ。と、思った一冊でした。

  • イヤミスでお勧めがあると勧められた本。
    死んだ恋人の追悼で東尋坊に行って誤って転落したぼく。そのままパラレルワールドに入り込み、自分のポジションにサキという女がいる。自分の住んでいた世界とこの世界を照らし合わせてると、自分の行動は全て周りを巻き込んでマイナスに動いていたことを理解する。死んだ彼女はノゾミつきまとう不幸大好き少女フミカ。オプティミスト(楽観主義者)⇄ペシミスト。自分のせいで至らなかったこと、夫婦関係、うどん屋、彼女のノゾミ、兄貴は自殺。
    ボトルネックとは、システム全体の効率をあげる場合の妨げとなる部分のこと。便の首は細くなって水の流れを妨げるから。それに気づいた時、自分の世界に帰る。携帯を見たら母親からのメール。「恥をかかせるだけなら、2度と帰ってこなくて構いません」
    これは死んだと思う。つらい。嫌な気持ちだ。希望がない。気分落ちてる時に読む本ではない。

  • パラレルワールド、、といったお話。レビューで高評価が多いですが、難しすぎるのか奥が深いのか、少し退屈に感じてしまいました。インシテミルが面白かっただけに残念です。

  • 恋人の死に絶望して自殺したら、自分が存在していないパラレルワールドに迷い込んだ。もとの世界と違い家族や恋人が幸せそうだ。もとの世界での彼らの不幸の原因、つまりボトルネックが自分だったことに気づいてしまい、また絶望したという話。
    私のまだ知らない新種の自己責任論か何かでしょうか。誰にどんな需要があるかよくわからない。

  • うーん、合わなかった・・・

  • 評判いいみたいだけど全く面白くなかった。
    せっかくのパラレル設定も、人物の会話や仕草の違和感や
    ダサさが気になって話が入ってこない。

    設定自体は良いのになぜそっちを活かさないのか意味不明。
    あと途中の駅で出会う子供も意味不明。
    ハッピーでもバッドでもいいからしっかり完結してほしい。
    もやっと感半端ない。

  • パラレルワールド。読むタイミングが悪かったのかどんよりした気分になって受け入れられなかったです。

  • 2010年の、このミス。

    崖から落ちたはずの「僕」は、気が付くとパラレルワールドに迷い込んでいた。その世界には、「僕」の世界では流産となったはずの姉がいた。姉のいるこの世界には、「僕」は存在していない。「僕」は存在してはいけないのか?「僕」は、いない方がいいのではないか?生きている価値なんてないのでは-

    今一つ、表現が、なぁ。美しくないというか、文章が浅い感じがする・・・。主人公が高校生の設定だから、わざとそういう表現をしているのかもしれないけれども、どうも私には合わなかった。

    あと、私は明確な結論のないタイプのミステリーが苦手なので、そこも肌に合わなかった要因だと思う。ついでに、「ボトルネック」と言うほど「ボトルネック」に感じる部分は、なかった。

  • 読みやすい。
    申し訳ないが個人的なプラス点はこの一点。

    テーマや舞台はいいのに、ことごとく自分が思う「こうなって欲しい、こう考えてほしい」と思う展開とは真逆な方向の主人公。
    どこかでスッキリさせてくれるのかと思いきやそのまま終わってしまい残念感が溢れすぎ。

著者プロフィール

米澤 穂信(よねざわ ほのぶ)
1978年、岐阜県生まれの小説家、推理作家。金沢大学文学部卒業。
大学在学中から、ネット小説サイト「汎夢殿(はんむでん)」を運営し、作品を発表。大学卒業後に岐阜県高山市で書店員として勤めながら、2001年『氷菓』で第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞し、デビューに到る。同作は「古典部」シリーズとして大人気に。2011年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)、2014年『満願』で第27回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。『満願』は2018年にドラマ化された。直木賞候補にも度々名が挙がる。
その他代表作として週刊文春ミステリーベスト10・このミステリーがすごい!・ミステリが読みたい!各1位となった『王とサーカス』がある。2018年12月14日、集英社から新刊『本と鍵の季節』を刊行。

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