わたしの脇役人生 (新潮文庫 さ 10-3)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101291031

感想・レビュー・書評

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  • 2017.1月。
    ああ。かっこいい凛として潔ぎよくて粋で筋が通って芯があって。ファンになりました。追いかけよう。心にしまっておこう。

  • 女優 沢村貞子さんの随筆集。
    色々と心に残る言葉が多いです。

  • 日向の雑草のように、背筋をシャンとして。この人のように年齢を重ねられたら素敵だ。

  • 社会や若い人を見ながら、少しシニカルに「どうしてこうなんでしょうねぇ」という「あきれ」とも批判ともいえないタメ息のような言葉がたくさんある。
     
    そういう言葉に若い女優さんたちや知り合いのお嬢さんが反論する部分が時折出てくるが、彼女たちの言葉はかつての自分に重なって共感できることもあるし、それは違うだろう、と思うこともある。
    とはいえ、大半は氏の静かな言葉のほうが自分の感覚に近いことが多い。

    明治生まれの大先輩のお言葉を素直に聞ける年になってしまったのだなぁ、と自分の成長(?)を思った一冊。

  • 大切な本

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著者プロフィール

1908年(明治41年)東京・浅草生まれ。俳優・エッセイスト。本名大橋貞子。日本女子大学在学中に新築地劇団に参加。前衛演劇運動に加わって投獄を経験する。34年、日活太秦現代劇部に入社、映画俳優としてデビュー。小津安二郎監督作品をはじめとした映画、舞台、テレビで名脇役として活躍した。生涯で出演した映画は100本以上。78年には、半生をとりあげたNHK連続テレビ小説「おていちゃん」が放送された。89年に俳優を引退。文筆にも長け、77年『私の浅草』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。ほか『貝のうた』『わたしの台所』『わたしの献立日記』など著書多数。96年(平成8年)没。

「2023年 『沢村貞子の献立 料理・飯島奈美3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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