モニカ―音楽家の夢・小説家の物語 (新潮文庫)

  • 新潮社
3.21
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本棚登録 : 106
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101291215

作品紹介・あらすじ

音楽家・坂本龍一が書きとめた夢の断片。小説家・村上龍はそれをモチーフに、原稿用紙4枚という物語を30編、創り出した。モニカは小説家の創造力を刺激する、象徴としての女性。様々な物体や感覚的なものに姿を変え、物語をリードする。二人のハイパー・アーティストが交流して生まれた奇跡のコラボレーションが、甘美で危険な幻想短編集として結実した。村上龍撮影の写真も満載。

感想・レビュー・書評

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  • 他人の見た夢のいくつかをネタに小説に仕上げるという試みが面白いと思う。

  • 坂本龍一の夢の断片と村上龍の短編。
    いかにも自分好みな作品だった。
    電子書籍にて読了。
    満足度7

  • リゾート地のプールサイドで読みたい本。
    坂本龍一の夢を記録した断片を村上龍が2ページ半の小説にアレンジするという実験的なもの。
    ときにはエッセーのようでもあり、差し込まれたおしゃれな写真が、本の雰囲気をぐっと上げている。

  • 100805(m 100905)

  • わたしにとってのモニカも
    ずーっと前からわたしの中に存在していたような気がするの

    わたしモニカのこと知ってるわ
    て言いたくなる

  • 私には才能の押し付けに見えた。
    それは才能のない者からの観点なのかも知れないけど。。
    若しくは坂本龍一があまり好きではないからかも知れない。。
    なんにせよ、今をときめく話題の二人をフィーチャーした商業的作品な感じがするのです。

    −p.34 あらゆることに興味を示しその中に喜びを見いだし能動的でいつもその場を快活なものにしてしまう人なのに、左の手首に何本かの傷跡があったり、そしてその矛盾した印象が魅力になっている、そういう種類の特徴である。

    −p.182 マリーンのくだり。

  • モニカ、というコンセプトがすごく好き。
    村上龍が思い浮かべているものと全く同じものかどうかはわからないけど、日々生きていてこういう体内においての刺激はよくある。
    にしても坂本龍一は本当に普段からこんな夢を見ているのだろうか?
    だとしたら自分が普段見てる夢がくだらなすぎてひたすら悔しい。

  • 村上龍と坂本龍一の組み合わせに思わず手に取りました。芸術性にあふれた作品だと思うけど、共感はないかなぁ…

  • 坂本さんはユニークな夢をみるなぁと思った。でも最近見る私の夢もヒケをとらないくらいぶっ飛んでるので(笑)村上さんに調理してもらったらどうなるかなぁなどと思ったりする。
    これに音楽までついてたらよかったのに。「この音楽とともに読んでください」みたいな。笑
    あ、バックミュージック付の夢を見てみたいなぁ。

    物語はさらっとしていて読みやすいので、寝る前10分くらい読んでみるといいかも。したら、不思議な夢を見られるかもしれないよ(^^)

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著者プロフィール

1952年長崎県生まれ。76年に『限りなく透明に近いブルー』(第75回芥川賞受賞)でデビュー。2003年には、514の職業を紹介した『13歳のハローワーク』が125万部を超えるベストセラーに。財政破綻した近未来日本を舞台にした『半島を出よ』(05年)では野間文芸賞を受賞。10年には『歌うクジラ』(毎日芸術賞)を電子書籍として刊行。 近著に『55歳からのハローライフ』、『オールドテロリスト』などがある。16年に『日本の伝統行事 Japanese Traditional Events』を刊行。

「2018年 『収録を終えて、こんなことを考えた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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