センセイの鞄 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1765
レビュー : 212
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101292359

感想・レビュー・書評

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  • 資料ID:92115942
    請求記号:080||S
    配置場所:文庫本コーナー

  • よかったなー
    わたしもああいう行きつけ酒場ほしい

  • 恋愛小説だと思わず読んだらまさかの展開に驚いた
    静かなお話
    ときめかないのにときめくお話

  • 最近読んだなかで、いちばんのヒット。
    ちょっと不思議な、大人の恋愛を描いた作品。
    ツキコさんの、少しずつ、ゆっくりと、センセイを好きになって、嫉妬して、素直になれない気持ちが、独特の表現で描かれています。そして、共感できる。
    私はまだ10代ですが、いつになっても恋愛ってこんなものなんでしょうか。

    読み終わった後の、優しくて爽やかでじんと心に残る余韻が、なんともいえないです。
    私の大切な一冊になりました。

    余談ですが、わたしにも高校時代、とても仲良くさせてもらったセンセイに似た日本史のセンセイがいました。
    優しくて、褒め上手で、口調がやわらかくて、知的なひとでした。
    センセイ、元気かな。

  • 淡い,霞み,薄い

    こんな言葉がしっくりくる小説でした。

    川上さんの作品は現実と幻想の境界線上をいくような作品が多いと思いますが,これもその一つでした。

    どこかで,いつか読んだ気がするのは気のせいなんだろうか…

  • センセイとツキコさんが過ごした日々を思うと、とても愛おしい気持ちになります。

    出てくる食べ物がどれも美味しそうでした。

  • 不思議な空気を醸し出す小説。乾いた感じというかアンニュイな感じというか。抑えられた心理描写。そこに描かれる先生と私の絶妙な距離感。枯れ専(死語?)の気持ちってこんな感じなんだろうかと思った。

  • 砂漠の雪みたいなせつなさ

  • ひとり通いの居酒屋で37歳のツキコさんがたまさか隣りあったご老体は、学生時代の国語の恩師だった。

    カウンターでぽつりぽつりと交わす世間話から始まったセンセイとの日々は、露店めぐりやお花見、ときにささいな喧嘩もはさみながら、ゆたかに四季をめぐる。
    年齢のはなれた男女の、飄々として、やがて切々と慈しみあう恋情を描き、あらゆる世代をとりこにした谷崎賞受賞の名作。

    。・゜*・。・゜*・。・゜*・。・゜*・

    H24.7.3 再読

    3年ほど前に読んだ時は嫌悪感の方が強かったのだが、改めて読んでみて180度読後感が変わった。

    読み直して本当に良かった。

    切ないなかにも温かみがあり、丁寧な言葉ひとつひとつが胸に染み渡る。
    きっとまた読みなおすであろう作品となった。

  • 捻くれているのに、まっすぐな
    センセイとツキコさんの会話が面白かった。

    パレードから読んでしまっていたので二人の年齢を知らず
    ツキコさんの三十七歳という設定に驚き、
    再びセンセイのツキコさんと三十以上離れている設定にもまた驚かされた。

    濃いようで薄い味でした。

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著者プロフィール

川上 弘美(かわかみ・ひろみ)
1958年生まれ。96年「蛇を踏む」で芥川賞、99年『神様』でドゥマゴ文学賞と紫式部文学賞、2000年『溺レる』で伊藤整文学賞と女流文学賞、01年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、07年『真鶴』で芸術選奨、15年『水声』で読売文学賞を受賞。ほかの作品に『風花』『どこから行っても遠い町』『神様2011』『七夜物語』『なめらかで熱くて甘苦しくて』『水声』などがある。2016年本作で第44回泉鏡花文学賞を受賞した。


「2019年 『大きな鳥にさらわれないよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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