センセイの鞄 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1764
レビュー : 212
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101292359

感想・レビュー・書評

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  • 惜しい。嫌いな世界じゃないはずなのに、私とのほんの少しの間が埋まらぬまま。

  • 年の離れた男女の温かくほのぼのとした日常が描かれ、流れるような文体はさすが読みやすい。ただ、個人的には、センセイと月子は関係を結んでほしくなかったなぁ。なので☆2つ。

  • もうご老人のセンセイと、三十代のツキコさんのお話。

    ゆっくりゆっくり関係を深めていく様子がすてき。
    ごはんとお酒がおいしそうなのもいい。

    少し馴染みのない表現や、作家の名前は勉強にもなった。

    それから、新潮文庫のこの装丁は清潔感や哀愁を感じさせ、この本にぴったり!気にいった。

    一時期流行ったというのも、わかる。

    けれど、また読みたいかと言われるとそうでもない。
    辛口で☆2つ。

  • 世の中の書評やら感想やらのおかげで読まずにいた本でした。年老いた男性(もしくはそれにさしかかる中年男性)に人気だなんて。気持ち悪い。普段、週刊誌読んでる人向け?…そんな感じで手に取らずにいました。
    読んでみればなんのことはないいつもの川上流の実験。数人の登場人物を設定し、リリースしてみたら…という感じではないですか。とはいえ、これを読んでもてない自分に幻をくっつけてしまったおじいさん(おじさん)はけこういるのかもしれません。
    しかし物語は女性の方に主体があり、そこからの視線で書かれているもの。そこを間違えないでね、と確かに感じる物語でした。勘違いおじさん多いもの。

  • 非常に文学的な文体で、
    文学作品を読んだ気分が得られました。

    でも私にはしっくり来ませんでした。

著者プロフィール

川上 弘美(かわかみ・ひろみ)
1958年生まれ。96年「蛇を踏む」で芥川賞、99年『神様』でドゥマゴ文学賞と紫式部文学賞、2000年『溺レる』で伊藤整文学賞と女流文学賞、01年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、07年『真鶴』で芸術選奨、15年『水声』で読売文学賞を受賞。ほかの作品に『風花』『どこから行っても遠い町』『神様2011』『七夜物語』『なめらかで熱くて甘苦しくて』『水声』などがある。2016年本作で第44回泉鏡花文学賞を受賞した。


「2019年 『大きな鳥にさらわれないよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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