センセイの鞄 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 2301
感想 : 248
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101292359

感想・レビュー・書評

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  • センセイは石坂浩二でお願いします!

    本好きの二人にそろってすすめられて拝読。
    年の離れた先生との恋愛が気持ち悪いと正直思っていて避けていたけれど重くもなくへんないやらしさもなく嫌悪感なく読めたのは、さらりとした静謐な文章のせいか。
    読んでよかったと思う。

    センセイは石坂浩二でお願いします!(二度目)

    • あんこさん
      読後感よかったのに、今さらながらあとからじわじわ気持ち悪さが来てる。なんでだろ(笑)
      読後感よかったのに、今さらながらあとからじわじわ気持ち悪さが来てる。なんでだろ(笑)
      2023/03/08
    • おりーさん
      最後まで清い関係ならよかったのかな?笑
      最後まで清い関係ならよかったのかな?笑
      2023/03/08
    • あんこさん
      肩を引き寄せるぐらいがベスト(マニアック)
      肩を引き寄せるぐらいがベスト(マニアック)
      2023/03/20
  • 静かな恋愛の話は好きだし、こういう恋愛もあるのだろうけど、自分の好みとは合わなかった

  • ご飯がとても美味しそう。
    不器用な恋愛がうずうずした。

  • 惜しい。嫌いな世界じゃないはずなのに、私とのほんの少しの間が埋まらぬまま。

  • 年の離れた男女の温かくほのぼのとした日常が描かれ、流れるような文体はさすが読みやすい。ただ、個人的には、センセイと月子は関係を結んでほしくなかったなぁ。なので☆2つ。

  • もうご老人のセンセイと、三十代のツキコさんのお話。

    ゆっくりゆっくり関係を深めていく様子がすてき。
    ごはんとお酒がおいしそうなのもいい。

    少し馴染みのない表現や、作家の名前は勉強にもなった。

    それから、新潮文庫のこの装丁は清潔感や哀愁を感じさせ、この本にぴったり!気にいった。

    一時期流行ったというのも、わかる。

    けれど、また読みたいかと言われるとそうでもない。
    辛口で☆2つ。

  • 世の中の書評やら感想やらのおかげで読まずにいた本でした。年老いた男性(もしくはそれにさしかかる中年男性)に人気だなんて。気持ち悪い。普段、週刊誌読んでる人向け?…そんな感じで手に取らずにいました。
    読んでみればなんのことはないいつもの川上流の実験。数人の登場人物を設定し、リリースしてみたら…という感じではないですか。とはいえ、これを読んでもてない自分に幻をくっつけてしまったおじいさん(おじさん)はけこういるのかもしれません。
    しかし物語は女性の方に主体があり、そこからの視線で書かれているもの。そこを間違えないでね、と確かに感じる物語でした。勘違いおじさん多いもの。

  • 非常に文学的な文体で、
    文学作品を読んだ気分が得られました。

    でも私にはしっくり来ませんでした。

著者プロフィール

作家。
1958年東京生まれ。1994年「神様」で第1回パスカル短編文学新人賞を受賞しデビュー。この文学賞に応募したパソコン通信仲間に誘われ俳句をつくり始める。句集に『機嫌のいい犬』。小説「蛇を踏む」(芥川賞)『神様』(紫式部文学賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞)『溺レる』(伊藤整文学賞、女流文学賞)『センセイの鞄』(谷崎潤一郎賞)『真鶴』(芸術選奨文部科学大臣賞)『水声』(読売文学賞)『大きな鳥にさらわれないよう』(泉鏡花賞)などのほか著書多数。2019年紫綬褒章を受章。

「2020年 『わたしの好きな季語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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