なんとなくな日々 (新潮文庫)

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著者 : 川上弘美
  • 新潮社 (2009年3月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101292380

作品紹介

春の宵には、誰もいない台所で冷蔵庫の小さな鳴き声に耳を澄まし、あたたかな冬の日には、暮れに買い置いた蜜柑の「ゆるみ」に気づく。読書、おしゃべり、たまの遠出。日々流れゆく出来事の断片に、思わぬふくよかさを探りあてるやわらかいことばの連なりに、読む歓びが満ちあふれます。ゆるやかにめぐる四季のなか、じんわりしみるおかしみとゆたかに広がる思いを綴る傑作エッセイ集。

なんとなくな日々 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 日常を綴ったほんわかエッセイ。

    台所の闇
    なんとなくな日々
    平成の蜜柑

    特にゆるかったのが「なんとなくな日々」は、読むと、こてっと寝てしまって…。数回寝落ちしました。ふわふわ感がいい。

  • 川上弘美さんのエッセイ。日々のなんとなくなことを綺麗な言葉と透明感あふれる雰囲気でつづられています。
    こんな風になんでもないことに心を留め文章にできてほんとに素敵だと思う。
    こんな風に日常をさらっと生きられたらいいな。私も日々大切に過ごして行きたいなと思った。

  •  いつも通りの肩の力の抜けた、それこそタイトルの「なんとなくな日々」のように、なんとなくな内容のエッセイ。
     このところ短篇、エッセイ、短編、そしてまたエッセイと、川上作品を読み続けているのだが、飽きることはない。
     飽きることはないのだが、面白い短編を読んだあとのエッセイとなると、やはり少々物足りない気持ちにはなる。
     勿論、小説とエッセイは全然違うものだし、比べること自体がナンセンスな行為なのだろうけれども……。
     わかっちゃいるけど……な気持ちなので、星は3つ。

  • 小難しい本の合間に、少しずつ読むのにピッタリ

  • 16/06/17
    著者の小説は大好きだけど、エッセイは向いてない。まったくまったく響かなかった。わたしに感性がないからかも。

  • 川上さんのエッセイ第2弾(?)。
    相変わらずほわんとしたタッチで書かれているので
    読んでいてほっこりしてしまいます。
    また読みたい一冊ですね。

  • 2015年5月11日読了。

  • 川上弘美さんのエッセイ。弘美さんのエッセイて、昔は少し苦手だったんだけど、
    これはとってもいいですね。いいなーすきだなー。

    小学生の息子さんとの会話は、「神様」にでてくるえびおくんみたいで可愛らしかったし、中年男性とのデートは「センセイの鞄」の博物館デートみたいでした。

    ただ、毎日同じ服っていうのは、すこし引きました(笑)。

  • 穏やかで柔らかな文章がよかったです。

  • 「あとがき」で、小説家になったらエッセイを書かなければいけないので、小説家にはなりたいけれど、なりたくないなんて言っているけれど、なかなかどうして川上弘美はエッセイも上手い。彼女は日頃、「テレビも見ないし、ラジオも聴かない」そうなので、そのことがまた幸いして、時事性の強い題材がないものだから、エッセイの連載後十数年を経た今でも少しも古びてはいない。時には大づかみな性格の著者のおおらかさがうかがえ、また時には極めて繊細なところも見せている。台所の蛍光灯の「そろそろ」という語りに「さよなら」と呼び掛けるのだ。

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