朱夏 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (629ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101293097

感想・レビュー・書評

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  • 満州の一般人、開拓民の暮らしぶりなら良く書かれているが、あとは前2作と同様である。わがままに野放図に育てられた(ここで他人のせいにもしている)主人公の視点で限定的にものを見ているにも拘らず、後にわかった周りのこと(わかっていればこうしなかった、とか)や、今では「大人」である作者の反省などを入れてくる構成がどうも。

著者プロフィール

1926年高知県生まれ。『櫂』で太宰治賞、『寒椿』で女流文学賞、『一絃の琴』で直木賞、『序の舞』で吉川英治文学賞受賞。おもな著作に『陽暉楼』『錦』など。2014年没。

「2016年 『まるまる、フルーツ おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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