冬の運動会 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.34
  • (4)
  • (5)
  • (18)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 69
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (499ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101294056

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • なんてことのない家族なのですが
    いろいろと複雑な事柄が絡んでいます。
    ちょっとだけタブーは扱っていますが
    いたって明るいのでそこは不愉快にならないはず。

    だけれども言えること…
    心地のよい場所はいつか別れを告げないといけないこと。
    そう、逃避場所、ですね。
    そしていつかは道を決めねばらなぬこと。
    最後のあの場面が深いですね。

    確かにどこか変わったけれども
    大きくは変わらないのです。でも
    それが普通なのかも…

  • 人がいきいきと動いている。町の温度や匂いまで感じる。
    どきどきしながらページをめくった。

    向田邦子の世界 第1期1巻 冬の運動会上・下<新潮オンデマンドブックス>図書館版

著者プロフィール

向田邦子(むこうだ・くにこ)
1929年、東京生まれ。脚本家、エッセイスト、小説家。実践女子専門学校国語科卒業後、記者を経て脚本の世界へ。代表作に「七人の孫」「寺内貫太郎一家」「阿修羅のごとく」。1980年、「花の名前」などで第83回直木賞受賞。おもな著書に『父の詫び状』『思い出トランプ』『あ・うん』。1981年、飛行機事故で急逝。

「2021年 『向田邦子シナリオ集 昭和の人間ドラマ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

向田邦子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×