銀のみち一条〈上巻〉 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101296197

感想・レビュー・書評

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  • 2018年4月22日、読み始め。
    2018年5月4日、読了。

    読み応えのある内容であった。
    明治時代から戦前位にかけての、庶民の生活を舞台にした内容の本は、好きである。
    自分にとっての読書は、ある意味、現実逃避であるので、今の時代を舞台にしていると現実的すぎる。かといって、あまり古いとわかりにくい。

    そういった意味では、この作品は良い。

  • 玉岡かおるさん、初読みでした。人物の書き方が素敵です。無名の人たちの物語だけど、一人一人の人生はそれぞれ大河ドラマなんだなあと思った。

  • 日本史の教科書にもたびたび登場する生野銀山。その開坑は、807年と伝えられる、兵庫県は姫路の北の山間部に位置する場所。この生野銀山を舞台として、炭坑夫として働くことになった雷太、彼を取り巻く3人の女性たちのと悲しく切ない人生模様が綴られていく。

  • 物語の中心にいる3人の女性、名士の娘の咲耶子、芸妓の芳野、そして、女中の志真のうち、かなり芳野に肩入れをして読んでいた。きっと、咲耶子が幸せになるのだろうな予測しつつも、何とかして芳野が幸せにならないかと心の中で地団駄していた。詩や小説や歌でもそうなのだけれど、僕は女性の登場人物に感情移入することがほとんどだ。何でだろう。命が輪廻しているだとしたらならば、前世は女性だったのかな(一応断っておくけれど、現世で女性になりたいと思ったことはただの一度もない)。

  • 明治時代生野鉱山。西洋の技術を取り入れてもっとも盛んに活動が行われていたその時代は、鉱山にとってはもっとも活発な時代であると共に、常に死と隣り合わせの危険がありました。

  • 下巻にて

  • 明治の生野銀山を舞台にした物語。歴史小説でありながら、恋愛小説でもあり。日本が変わりつつあるなかで雷太が抱える負の部分はとうてい想像できないけど、どう彼が立ち向かうのか後半が気になるところ。

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