自転車少年記―あの風の中へ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 411
レビュー : 70
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101298511

作品紹介・あらすじ

あの日、僕は、親友の草太、伸男と、自転車で走り始めた。生まれ育った南房総の風ケ丘から、目指すは大都会・東京。新世界への旅立ちだ。喜びや挫折を味わいながら、僕らは夢に向け、ペダルをひたすら漕ぎ続けた。仲間と、東京から日本海を目指す自転車ラリーを完走した。もちろん素敵な恋もした。単行本版『自転車少年記』の構想を元に新たに書き下ろされた、爽快無比の成長小説。

感想・レビュー・書評

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  • 自転車には非常に興味があって、高校時代には200キロ程度のサイクリングにも行ったりしたし、30代のしばらくはクロスバイクで自転車通勤もした。だが最近は他の趣味に時間を取られて、きちんと自転車に乗る暇がなく、せいぜいママチャリでジムに行く程度。

    でも、自転車って乗ったら絶対オモロいと思うねんなぁ。人間の脚力だけで時速60キロくらい出せるなんてそうそうない(あとはスキースノボくらいか?)し、エコだし、乗り物であり、スポーツであり、実用であり、趣味であり…

    そんな自転車とともに人生を送る主人公昇平の物語。とはいってもガチな自転車競技のシーンはなく、生活の中に自転車が寄り添っているという感じ。その描写がまた実にいいんよなぁ。
    初めての下り坂、大人への区切りで走る東京への道、失恋に決着をつけるためにいく仙台。八海ラリー…、自転車ではなく、トレッキングだったりジョギングだったり、俺も競技は違っても気持ちが分かる。あぁ、俺もこういうチャレンジをやってみたいねんなぁ。

    ところで、なんと、この文庫本と単行本では内容が違うらしい。(一部被る)
    登場人物や舞台背景は一緒で、単行本はこの本の主人公が子供時代から大人になるまでを、いろんな登場刃部目線で描いているらしい。しかも結構自転車競技ガチ目線の部分もあるらしく、それはそれで読んでおきたいなぁと

  • あらすじ
    あの日、僕は、親友の草太、伸男と、自転車で走り始めた。生まれ育った南房総の風ケ丘から、目指すは大都会・東京。新世界への旅立ちだ。喜びや挫折を味わいながら、僕らは夢に向け、ペダルをひたすら漕ぎ続けた。仲間と、東京から日本海を目指す自転車ラリーを完走した。もちろん素敵な恋もした。単行本版『自転車少年記』の構想を元に新たに書き下ろされた、爽快無比の成長小説。

  • 自転車はまってた10年くらい前に買って、積読していて自炊して、なお積読していた本を満を持して読了。爽やか自転車少年が大人になっていくお話、単行本があってそっちは読んでいたがその焼き直し的な感じ。ただ、最終章の主人公昇平の子供が自転車に乗れるようになって・・・辺りは文庫本オリジナルらしく、確かにちょっとぐっと来た。物語の後半で出てくる、多摩地区から西に向かう道々は、10年前自分も楽しく走り回っていた地域なので久し振りに本の中でとはいえ、懐かしかった。いつかまた走る日が来るだろうか。。。。無い気がするけど、でも自転車はやっぱり楽しかったなー。

  • どこが少年記なの?おっさんの青年時代の回顧録で全然少年じゃないよ(笑)途中からは幼児登場でそこからが少年記なのかな?面白いことは面白いけどなんか上っ面を素通りしてる感じで、Amazonのレビューが信じられなくなりました。

  • 自転車に乗りたくなる、

  •  ドラマ視聴からの原作読了。幼い頃から少年記、青年期と、どの時代にも傍らに自転車があった昇平と草太。どんどんと成長していく様子も嬉しいけど、大人になってからも青春を味わっているところが見ていて気持ちいい。

  • ◆大人へ近づいた瞬間◆
    あなたははじめて自転車に乗ったときのことを覚えていますか?自転車に乗れるようになった途端、それまで見えていた世界が一気に広がり、なんだか大人になったような気がしませんでしたか?この本は、高校を卒業した少年たちが旅立つところから始まります。「旅立つ時は自転車」と決めていた少年たち。自転車が生活の一部となり、人生の悩みも自転車と共に乗り越えていく。少年たちの成長ぶりがキラキラ眩しく、読後は爽やかな気持ちになれます。

  • 少年から大人になるまでを自転車との関わりを通して爽やかに描かれていた。

    その時は強く感じない出来事が、それぞれの人生上の岐路だったりするんだよね。

    終わった青春、されどこれからの長い人生。さーて、どう自転車と走ろうか。

  • 面白かった。自転車、家族、子供というキーワードが今の自分のタイミングと合っていた。テンポが良い。深みはない。

  • 【本の内容】
    あの日、僕は、親友の草太、伸男と、自転車で走り始めた。

    生まれ育った南房総の風ケ丘から、目指すは大都会・東京。

    新世界への旅立ちだ。

    喜びや挫折を味わいながら、僕らは夢に向け、ペダルをひたすら漕ぎ続けた。

    仲間と、東京から日本海を目指す自転車ラリーを完走した。

    もちろん素敵な恋もした。

    単行本版『自転車少年記』の構想を元に新たに書き下ろされた、爽快無比の成長小説。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    自転車を軸にした、恋あり、笑いあり、涙ありの青春小説。

    爽快感抜群で、面白い。

    文体自体も平易で読みやすく、あっと言う間に読み切れ、気楽に楽しめる。

    読後感は、人生順風満帆。

    18歳旅立ちの日、昇平、草太、伸男の仲良し3人組は、南房総の風ヶ丘から東京西部まで100km以上ある距離を自転車でこぎ出した。

    自分自身のちからで、人生と言う、道に踏み出す事の様に。

    主人公の昇平の旅立ちから、大人へ、そして親へなる過程を軽快なテンポで描いている。

    なかなか楽しい作品なのだが、コンプレックスや挫折が少しある方が人生には味がある等と陳ねた人間からすると、ちょっと御都合主義的な感じがする。

    全体的に、登場人物の心理描写の掘り下げ方が物足りないので、余計にそう感じるのかも知れない。

    蛇足もいいところだが…解説の書評家のつまらないギャグでガッカリ。

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