脳のからくり (新潮文庫)

  • 新潮社 (2006年10月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (322ページ) / ISBN・EAN: 9784101299518

感想・レビュー・書評

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  • 先日実家に帰った時に、偶然15年前に買ってしまい込んでいた、この本を発見した。
    読んでびっくり。2003年ですでにホモデウスを予見していたなんて…すごい‼︎

  • (2007/1/27)
    竹内さんの文章には難があるけど、脳がすごいというのはわかった。

    一番印象に残ったのは「クオリア」ということば。
    美味しさは数値や言葉では表現できない、経験してみないとわからないってことかな。
    すごいことだ。

  • ようやく積読状態解消。脳の時代と呼ばれた1990年代,その後はある種の脳科学ブームだった。7日間で脳について入門的な知識を紹介する本。脳出しの方法やロボトミー手術の方法を想像するとちょっと寒気がする。このイメージによる寒気がなぜ起きる,どうやって意識化される,そもそも神経細胞の塊からどうやって意識がうまれるのか,と解剖学的な話からクオリアの話まで一通り触れられている。新たなクオリアを求めるという表現がいい。つまり,好奇心だな。一つが明確なクオリアになると,また次を求める。うーん,良い感じだ。

  • #2411-172

  • この本は元々2003年に執筆されたものなので、脳科学の最新情報は含まれていないようだが、ベーシックな知識がやさしく解説されていて分かりやすかった。

  • 普通の科学系の本なら数ページでリタイアしてしまう私でもなんとかついていける易しい文章で、楽しく読むことができました。

  • 科学が、脳に関してどこまでわかっているのかをここまで簡単に理解できるっていうのは、いいなぁ。嬉しいです。それにしても、脳には神経細胞があってそこに電気信号が走っていることはわかっているけど、その電気信号がどこから出ているかは、まだわからないのか。それがおそらく意識の謎とつながっている気もする。

  • 脳は「快」情報を受けると活性化し、「不快」情報を受けると働かない、脳の目的は結果ではなくアルゴリズム獲得の過程にある。これは実に興味深い!『こうやって考えると、あらためて、人生って脳そのものだという気がしてきませんか?』なるほど、だから人は誰かと何かとともに生き、絵や物語や書を創作し鑑賞し続けるのですね。

  • 同じ本を何度も読む
    すると、前回は気づかなかった文言にヒットする
    それは以前と今の自分が違うからなのだと思うが
    いつもながらに そのありように驚く。
    今回の再読も かなり意味あるものになっている。

  • サイエンスライター竹内薫が書いた脳科学の入門書。
    最も興味深かったのは、「神の存在が科学の領域に入りつつある」という件。
    もっともこの「神」は、宇宙全体に遍在する「意識」という意味であるが、その結論に至る理由は以下のようになる。
    人間の意識というのは、脳内の神経ネットワークを信号が走ることで生まれる。ネットワークを信号が走ることで意識が生まれるならば、地球と太陽の間にも意識が生まれるのではないか。なぜなら、地球と太陽は引力によって結ばれていて、相互に力を与え合っているからだ。
    こう考えると、宇宙全体に「うっすらとした意識」が存在することになる。
    この「宇宙の意識」は、地球そのものが一つの生命体であるという、ジム・ラブロックの「ガイア仮説」に通じる。また、仏教思想にも通じる。
    仏教では、人は死んだ後、宇宙生命と一体となると説く。人間は、生きている間は明確な意識を持っているが、死んだ後はうっすらとした意識を持つ宇宙生命と一体となり、また何かの縁に触れて、肉体を宿す。

  • 入門書としては、楽しく読めた。
    少し、分かりにくいところもあったが、脳科学に興味がわいた。

  • 脳というものが、どのような働きをするかをいろいろな例から、検証していき、また、科学的な側面から、脳の機能がどのように発生していくか、これらのことを突き詰めていくと、宗教やオカルトと科学との区別がはっきりしてこなくなる。人の意識は、どうやって生まれてくるのか、現代の科学では、まだ、解明できていない。そういう中で、有力である仮説を紹介している。脳の中の世界を垣間見ることができる。

  • 2009購入。文教堂@遊園。
    普通。脳の中の幽霊のようなものを期待してた。この著者のはもう買わないかもな。。

  • 納得して読めたところは、「意識の不思議」のところ位で、難しくてわけのわからない所が多かった。竹内さんの本だから、もう少し期待してたんだけど。。

  • 2008年46冊目

  • 茂木健一郎は主に監修で、ほぼ、サイエンスライターである竹内氏による説明です。脳のおおまかなつくりを勉強するには手軽だけれど、ちょっと作りがたよりない感じ。他の本の引用ばかりで、次に脳のことを知るための本がたくさん紹介されているので、それを見つけるための本としては、まあいいのかなという感じです。

  • ・世の中は全てフィクション。部分を脳で再構成している。

    ・全ての物質には、意識がある。

    ・解剖学、神経科学、医学、物理学、コンピューター学、哲学といった分野が総合された脳科学という分野がうまれつつある。これこそ、松岡氏の編集工学であろう。哲学、宗教で想像されていた事象が科学的に説明つくようになる。そもそも、宗教は、動物の本能を抑制するために必然的に産まれたものであった。ということは、キリンの首が長いのと同じように生物の進化の過程と考えられなくも無い。

    ・芸術などの創作物は、本来の脳の働きそのもの。(=ばらばらにしたものを再構築する。)なので、映画、音楽、芸能という分野が発達する。

     現代は、高性能デジカメなどにより精巧なフィクションがでてきて、絶えず脳に情報が送られているため、脳の本来の働きが阻害されている。

     創造の原点に戻ることがやはり楽しいし、本能に忠実だ。

  • 脳の専門家ではなく「サイエンスライター」/「理学博士」の竹内薫先生と、先生の親友である時の人茂木健一郎先生の共著であります。
    なのでお堅い文章でなく、とっても読みやすいです。

    実は脳に興味があって読んだのではありません。
    本屋でたまたま茂木先生の名前に反応しパラパラっと見た時に目に付いた
    「神経伝達物質 1・味の素 2・ギャバ」
    という一文に目を奪われたからです(大笑)。
    勿論1は本当に味の素でたまるかというのは解りますが、こんな表現をする方の著書なら絶対面白い!と確信して読んでみました。

    ハイ、期待を裏切らないですよ。
    この本でもよく触れられていますが、ココ20年弱の間に脳関係の本が山ほど出回るようになったのは、「脳関係の研究が恥ずかしく無くなった」からだそうです。
    昔は脳の研究は科学者にとってタブーだったそうで…著名な科学者フランシス・クリック氏とクリストフ・コック氏が道を開いてくれたという…勿体無い話ですね。
    脳は心身共に1番可能性を秘めた部位だと思うので…。
    いくら脳の働きが解明されていっても、「意識が起こす「奇跡」(ある種魔法や超能力!)」や「魂と体は別物か」まだまだ科学的なはっきりした証明は出来ない神秘の場所。
    この言葉や理屈で説明できない意識「クオリア」についても竹内先生と茂木先生により語られています。
    人間新しいクオリアに出会うコトを求めるのだそうで。
    納得であります。私のように次々に本を読みたくなったり音楽を聴きたくなったり新しいお菓子を食べたくなったり、解りやすい一例ですね。

    ちなみに竹内先生は小説家としても執筆されていて(湯川薫名義)、この本で引用・収録されている「実験」もちょっと「フリクリ」のようなブラックユーモアで面白い&興味深いです。
    凄くシュールなお話ですが小説内で出てくる「アイスピックで脳の内部を傷つけると人口ロボトミーが出来る」は歴史上の実話です。怖~!
    勿論今はこんなコトはされていませんが(^_^.)

  • 読む前は難しいかなと思ってたけど、
    これはわかりやすい!

  • 090401(n 090730)

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著者プロフィール

たけうち・かおる サイエンス作家。1960年生まれ。東京大学教養学部教養学科、同大学理学部物理学科卒業。マギル大学大学院博士課程修了(高エネルギー物理学専攻、理学博士)。フリースクール「YES International School」校長も務める。著書に『99・9%は仮説』(光文社新書)、訳書に『WHAT IS LIFE? 生命とは何か』(ポール・ナース著、ダイヤモンド社)などがある。

「2021年 『人と数学のあいだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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