狐笛のかなた (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 4399
レビュー : 560
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101302713

感想・レビュー・書評

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  • 読んで良かった。登場人物が、生き生きしてていいね!

  • 小夜と野火がいいです。
    力の有る人間は、最後、大体間違ってしまうけれど、春望の決断がよかったです。

  • 匂いと色のファンタジー。
    鉄、血、梅、香、闇、土、花酒・・・匂いに包まれた、
    瞳、梅、闇、狐火、襷、夕陽、桜・・・の色に彩られた、
    小夜と小春丸の秘められた生い立ち。
    野火の霊狐としての生い立ち。
    彼らは出会い、別れ、成長し、再会する。
    そして、
    逆巻く上流の流れのように激しく・・・、
    あわいの森の景色のように静かに・・・、
    運命が彼らを誘っていく。
    心情の交わりと愛を感じる幻想的な物語です。

  • もっと星をつけたい。すばらしい作品。また読み返す。必ず。

  • 野火と小夜の話。

    日本ファンタジーだが、内容的には恋愛モノなのでキャラに入れ込めるかどうかと言うところな気がした。小春丸と小夜の話なのかと思い込んでしまっていたので、どうも当てが外れながら読んでしまった。

    ふわっとした体系化されていない不思議の描写はそこそこ好き。

    個人的には話の道筋が分かりやすい精霊の守り人のほうが好みみたいだ。

  • 萩原規子の勾玉シリーズ好きな人は好きだと思う和風ファンタジー。小夜の相手はてっきり小春丸だと思ったのに、まさか野火だったとはw

  • 友人の勧めで。
    児童書らしい児童書。

  • ずーっと読みたいと思っていた作者さん。

    小夜がある狐と出会った場面から、野火と同じように心に何か灯火のような光が湧いて、物語にどんどん引き込まれていった。
    ページをめくる度に次の展開が気になる。

    小夜の生い立ちが少しずつ明かされていって、なんていう運命を背負った子なんだろう…と。
    そして自分では選べなかった生き方をしてきた野火の心の葛藤と決意に心が震えた。

    主を裏切り小夜を助け、小夜のやるべき事や願いを叶えるために、自身を投げ打ってでも小夜を守ろうとする野火の一途な想いがもう…。

    切ない結末で終わるのかと思いきや、心温まる終わり方で良かった。
    小夜は野火を守り、野火は小夜を守り、お互いが守り合って行きていく道を見つけたんだね。

  • 子供の頃に助けた狐が敵方の使い魔で、守りたいけど立場上できない葛藤に苦しみながらも、最終的に守る方を選ぶ純愛に胸を打たれます。一冊にまとめあげているのがまた凄いです。途中このままいくとあまりいい方向に進まないかもと心配になりますが、最後はこれでよかったと思えます。

  • 和風ファンタジー。他の作品よりも情景がイメージしやすい。

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著者プロフィール

上橋 菜穂子(うえはし なほこ)
1962年、東京都生まれの児童文学作家、SF作家。
1992年『月の森に、カミよ眠れ』で日本児童文学者協会新人賞、2000年『闇の守り人』で第40回日本児童文学者協会賞、2003年『神の守人 来訪編、帰還編』で 第52回小学館児童出版文化賞、2004年『狐笛のかなた』で 第42回野間児童文芸賞受賞他、2015年『鹿の王』で第12回本屋大賞など、多数の受賞歴がある。
2014年には「小さなノーベル賞」とも呼ばれる世界的な賞、国際アンデルセン賞作家賞を受賞している。

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