精霊の守り人 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 8350
レビュー : 1094
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101302720

感想・レビュー・書評

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  • これをファンタジーと呼ぶのです。

    もう、巷に溢れかえっているロボットやらアンドロイドやら魔法使いが出てくるノリと勢いだけで都合が悪くなったら後付け設定で強引に乗り切るエセファンタジーは爆発四散すればいい。

    世界観の緻密さが違う。
    十二国記もすごいがこれもすごい。

    ブレイブストーリーが子供騙しに見える。

  • おもしろい。
    日本のファンタジー小説でも面白いのがあるんだと思った(僭越だわね)。

    ここで言うことではないけど、ブレイブストーリーは、私はどうしてもいただけなかった。
    十二国記やこういう本をファンタジー小説って言ってほしいな。またまた僭越、言いたい放題。(だから気持ちいい、ブクログって。)

  • このブログでの評価に惹かれてトライ。ファンタジーって、ゲームじゃなく本で読むとどうなのよ?ってのがあったけど、少し前に読んだブレイブストーリーもしかり、これも、とても世界観が良く練り込まれてて、どんどん話の流れに引き込まれた。キャラ設定も秀逸だし、バトルシーンの緊張感も凄い。シリーズ他の作品もぜひ読んでいきたいと思わされるような出来でした。

  • 誰かを守ることの、重厚で赤裸々な物語。先住民族の知恵と国家の創作性の描写も見事。バルサという人物が決定的な魅力を与えている。これまでなかった主人公だ。女性、30歳、用心棒。解説の神宮氏の小説と物語バランス良く使っているという指摘が鋭い。

  • なんだこの面白さ!

    アニメ視聴済の兄から面白いとは聞いていたのですが、予想以上の面白さに驚きました。軽い気持ちで読むつもりが、気づけばどっぷり守り人シリーズの世界観に引き込まれ、あっという間に読了しておりました。そしてさらに次回作へ手を伸ばさずにいられない。

    こんなに面白く、そしてしっかりした世界観を持つ小説が日本にあることが、とてもとても嬉しくて誇らしい。初めて十二国記を読んだときの興奮を思い出しました。

  • 記念すべき守り人シリーズの一作目。
    全部で十冊からなる壮大なストーリー。

    美味しそうな食事の描写、スピード感のある展開、文句のつけようもない。
    これからどうなるのか非常に楽しみ。

  • スラスラと読みやすい本でした。それもそのはず、これ児童書だからなんですね。でもディテールの細かさや登場人物の複雑な心情は、その範疇ではない大人なものでした。

    人生は自分で生きていくしかないけれど、全て自分で決めていくことも出来ない。そんな中でも諦めず、希望を持ち、生きることに力強く進んでいくことが大切なんだなぁと考えさせられました。

    普段のらりくらりとしている自分はダメだなぁと思うけど、それも自分らしさだし、そこから始まる色んなことに前向きになれればいいな。

    続編も読みます。

  • 最後まで見届けないと眠れないほど面白くて、読み終えた後は、すぐに続き本を買いに走ってしまいました。
    すごく温かい気持ちになれました、ありがとう。

  • 児童文学のファンタジーにしては、キャラクターの人物像が生々しい。そこがお気に入り。

  • 著者は文化人類学者というバックグラウンドを持っており、国の歴史(正史)が強者のロジックで作り替えられたものであり、その一方で裏に弱者の歴史が物語として紡がれていることなどをこの本では背景設定としておいており、普通のファンタジーよりはこっていて面白いが、深みがある、というわけではなかった。

    ただ、冒頭より惹き込ませる文章力はすごいと思った。
    それでも、シリーズものの続きを強く読みたいと思うまでではなかった。

    個人的には、宇宙皇子の方が面白い。

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著者プロフィール

上橋 菜穂子(うえはし なほこ)
1962年、東京都生まれの児童文学作家、SF作家。
1992年『月の森に、カミよ眠れ』で日本児童文学者協会新人賞、2000年『闇の守り人』で第40回日本児童文学者協会賞、2003年『神の守人 来訪編、帰還編』で 第52回小学館児童出版文化賞、2004年『狐笛のかなた』で 第42回野間児童文芸賞受賞他、2015年『鹿の王』で第12回本屋大賞など、多数の受賞歴がある。
2014年には「小さなノーベル賞」とも呼ばれる世界的な賞、国際アンデルセン賞作家賞を受賞している。

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