闇の守り人 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2007年6月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784101302737

みんなの感想まとめ

テーマは、成長と過去の清算を描いたファンタジー作品です。主人公バルサは、幼なじみの薬草師タンダとの絆を思い出しながら、過去のトラウマを乗り越える旅を続けます。物語の中で彼女が直面する試練や、友情の重要...

感想・レビュー・書評

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  • スペインはカタルーニャ地方を代表す「ラ・リーガ」のサッカーチームFCバルセロナ通称バルサの物語です
    バルサと言えば永遠のサッカー小僧大空翼くんが所属したプロチームとしても有名ですよね
    中学卒業と同時にブラジルに渡りサンパウロFCに所属しエースとして活躍、またワールドユース日本代表キャプテンとして日本代表を優勝に導いたあと、幼馴染の早苗となんと19歳で結婚、そしてヨーロッパに渡り所属したのがFCバルセロナでした
    最初は同じポジションに世界有数のトッププレイヤーのリバウールがいたこともあり苦労しますがて長いわ!長過ぎるわ!

    はい、短槍使いの女用心棒バルサの物語です

    まぁ、例によって話しの中身についてはもう何百人て方がレビューしてるので端折るとして、もうあれですよ、旅の途中バルサが事あるごとに幼なじみの薬草師タンダを思い出すところでずっとニヤニヤしてました
    そしてバルサの過去を清算する旅が終わりを告げ、タンダの元に帰る決意をするバルサにもうニヤニヤ通り越してニタニタしてました(ニヤニヤの最上級ってニタニタなん?)

    どうせあれでしょ?二人結婚すんでしょ?幼馴染の翼くんと早苗みたいに(ここで繋がるか!)

    うーん、こんなんばっかり書いててよくシルバー賞とか、巾着とかくれるよなー
    ブクログ見る目ないなw

    • 1Q84O1さん
      受賞してしまったことがジーコのサッカー人生の中で最大の汚点ですな…
      受賞してしまったことがジーコのサッカー人生の中で最大の汚点ですな…
      2024/02/21
    • 1Q84O1さん
      で、HDPマジで調べまくったわ!(# ゚Д゚)
      で、HDPマジで調べまくったわ!(# ゚Д゚)
      2024/02/21
    • ひまわりめろんさん
      ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
      ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
      2024/02/21
  • 今回も面白かった‼︎
    でも時々自分の想像力が追いつかない所があった。
    でも、感想のなかでハリポタのアズカバン的と書いてくれてて、それがスルッと納得できた。
    シリーズがまだまだあるのが嬉しい。
    どんどん読みたい

  • たまにはどっぷりファンタジー作品に浸るのもいいかな
    前作精霊の守り人でファンタジーの面白さに気付く(今頃)
    ジグロ兄弟の過去が明らかになりその闇に立ち向かうバルサ。敵討ちの構図…結構好みです。

  • ​『闇の守り人』は、バルサの人生で一番「泣ける」物語かもしれません。

    ​この一冊を読み終えた瞬間、胸に突き刺さるような切なさと、じんわりとした温かさが広がります。無敵の用心棒バルサが、故郷カンバル王国で向き合うのは、亡き養父ジグロの「過去の呪い」という、最も重い宿命。

    ​冷たい山脈で繰り広げられる世継ぎ殺しの陰謀の中、彼女がひたむきにジグロの魂を解放しようとする姿は、涙なしには読めません。この巻では、バルサの隠されてきた痛みや孤独、そして人としての深い優しさが深く描かれています。

    ​これはファンタジーを超えた、魂の鎮魂歌です。私はこの作品でバルサを心から愛してしまいました。

  • 久しぶりに上橋菜穂子ワールドにザブンと浸かりました。読書から離れていたため、いい意味の現実逃避感、心地良かった〜。

    バルサ、相変わらずカッケー。欲に溺れる大人と純粋な子供の対比。ファンタジーなんやけど見たことあるように暗い洞窟や広大な土地の風景が頭に広がる広がる。

    すごいな〜上橋菜穂子ワールド。
    いい意味で守り人シリーズに手を出してしまうのが怖い。
    (私は家事しない人間になってまう、、、)

  • 再読。欲深い人間の末路がよく描かれている。文章を読んでいるだけで、主人公と一緒に旅をしている感覚になる。集団の意志と個人の意志、どちらも大切だけど、どこまで、どちらを優先するか、これは永遠のテーマだな。

  • シリーズ2作めも一気読み。
    素晴らしいな…「運命の織り手は、そのおだやかな日々のあいだに、すでに、ちがう色の布を織りはじめていた…」

    どんなぼくの感想も陳腐な抽象化にしかならない気が。とにかく素晴らしい読書体験でした。

  • だんだん慣れてきたぞぉー!この世界(笑)

    シリーズものだと、人物像が大分固まってくるのが功を奏したのか、ファンタジーまるでダメな私でもサクサク読み進めることが出来た!

    話の展開が早いことと、ある程度想像できる展開に、期待を裏切らない結末。
    この辺が受けてる理由なのかなぁ?

    リズム感は良いなぁと感じられるようになってきた。

    もう一冊、読もうか、どうしようか・・・。

    折角借りたのだ。読んでみよう。
    あと一冊頑張る。

  • 精霊の守り人の次のお話で、バルサが自分の過去と向き合うために故郷のカンバルに戻り、怒りと葛藤と戦うという物語です。あとがきにもあったとおり、子供より大人が読んだほうが面白い内容です。

    今回もカンバルという国の文化がたくさん出てきて非常に興味深く感じる部分がありました。特に生と死にまつわる部分は興味深く、昔からの言い伝え等のその土地の独特さを感じました。

    バルサとジグロの逃亡の過去から生まれた怒りと葛藤、悲しみ、苦しさ、時にはあったであろう笑顔の時間を想像しながら読み進めていくと、クライマックスであろう山の底の闇の中での槍舞にはグッとくるものがありました。バルサが自分ひとりではどうすることもできない時期をジグロが様々な葛藤の中で育ててくれた優しさと死ぬ間際に話した言葉を思い返すと、育ててもらったことへの感謝というのは死ぬまで感謝なんだと改めて考えさせられました。

  • 今回の作品もとても面白かったです。

    生まれ故郷、カンバルに戻ったバルサ。
    洞窟でヒョウル〈闇の守り人〉に襲われた少女ジナを助け、その兄カッサとジナに、償い行者だと名乗り、誰にも自分のことを言わないようにと釘を刺す。カッサとジナは帰り道に、自分たちが白魔石ではなく、王すら採ることが許されないルイシャを持ってきたことに気づいた。
    カッサとジナは、両親に本当のことを告げる。父のトンノとカッサは、カグロ、ユグロのもとに全てのことを話に行った。
    バルサは叔母のユーカと会い、楽しいひと時を過ごすが、討手たちに捕まる。城への移動中に逃げ出すが、討手たちとの対戦により、毒が体にまわってしまった。牧童たちに解毒してもらい、何日か泊めてもらう。

    そこからは波乱の展開になります。カッサとジナは、バルサのことを両親には言わなかったけれど、ヒョウル〈闇の守り人〉にカッサが勝てる訳がないと疑われ、洗いざらい打ち明けてしまいます。そして、父のトンノはカグロ、ユグロにそれを伝え、バルサはカグロたちの放った討手に終われることになりました。

    ジグロを討ったとユグロが嘘をつき、みんなに崇められていたことを知り、悲しくなりました。ユグロがそれを恥じていないことを知ったバルサの気持ちが痛いほどわかりました。
    ユグロは心を癒して、今までのような狡猾さを洗い落としてから戻ってきたら、バルサと仲良くなれるのではないでしょうか。
    相変わらずとても素敵な作品でした。

    手を出しづらいと思う人もいると思うけれど、とってもおすすめです。ぜひ読んでみてください(*'▽'*)

    どうでもいいお話
    父が、獣の奏者も精霊の守り人も聞いたことがないらしく、とても驚きましたΣ੧(❛□❛✿)
    聞いたことはあるだろうけれど、きっと興味がないから忘れてしまうんだろうな……サッカー少年だったらしいし。読書しない子どもだったらしいし。ペヤングにナナチキを落として食べるヤンチャパパだし。やんちゃと言えばママの方がだけど。

  • バルサとジグロが儀式の場で短槍をやり合うシーンが印象的だった。特に、バルサに別れを告げるようにジグロが静かに消えてゆくシーンは良かった。
    運命に振り回されてお互いに様々な気持ちを抱えてきたが、最後まで思い合っていたことも伝わってきて、泣けた。良い話だった。

  • よかったす
    闇の守人はザイールをイメージしてたけど
    多分違ってた
    ファンタジー書く人ってホントすごい
    全く存在しないものなのに細かい描写をして
    そのものの感触や歴史まで考える
    いくつもいくつも
    まあ上橋さんがすごいのか

  • それぞれの人物像が情景描写もしっかり描かれているから、物語に入り込める。すごく良かった。ファンタジーのおもしろさを教えてくれる。

  • バルサの過去と、彼女に波乱の人生を押し付けた元凶が明かされるストーリーです。

    チャグムとの冒険とは異なる印象で、「9つの氏族」が緩やかに結びついているカンバル王国が舞台であることから氏族内の諍いや、王位をめぐる陰謀など政治的な色合いもある作品です。

    大人でも楽しめるファンタジー、というよりも大人だからこそ楽しむことができる物語と言えるかもしれません。

  • バルサが用心棒になる前の幼かった頃の話が綴られる。生まれ故郷カンバル王国で父親が受けた仕打ちと、自分を助けてくれたジグロの話、どれも壮絶で胸が締め付けられる思いがした。バルサがそのカンバル王国に帰って、バルサの父とジグロに関する嘘の噂が広がるカンバル王国で2人の名誉を取り戻そうとする。
    カンバル王国と山の王の関係、ルイシャの儀式や、人々の企み、様々な思惑の中で過去の自分と向き合い、人々を守ろうとするバルサのことをまた好きになった。

  • 守り人シリーズ第三弾
    二と三、一気読み。

    故郷へ帰ったバルサ、育ての親のジグロへの思い。
    温かいはずのふるさとは辛い場所だった。

  • 『精霊の守り人』では屈強な女用心棒という印象が強かったバルサだが、本作では彼女の過去や故郷との因縁が描かれ、その強さの理由を知ることができた。戦う姿だけではなく、苦しみや葛藤を抱えながらも前へ進もうとする姿に何度も胸を打たれる。

    そして何より印象的だったのはジグロという存在。多くを語らずとも伝わる深い愛情と覚悟に、物語が進むほどその偉大さを実感し、終盤は思わず込み上げるものがあった。

    アクションの迫力はもちろん、民族の歴史や文化、神話まで丁寧に描かれた世界観も圧巻で、著者の筆力に改めて感服した。バルサという人物をより深く好きになれる、心に残る一冊だった。

  • 守り人シリーズ2作目。前回は作中の世界観を受け入れるので精一杯という感じだったが今作からはスムーズに物語に入り込むことができた。主人公バルサと育ての親であるジグロの関係性が垣間見え、感動しました。

  • 今回も面白かった。氏族の名前とか固有名詞がたくさん出てきてなんだっけこれ?となるところはあったけど、物語に没頭できた。最後までドキドキして読んだ。

  • あとがきで書いていらっしゃるように、大人の方が喜ばれているようだ…がとてもよくわかる。

    バルサの気持ち…ジグロの気持ち…がとても響いてきて、体中が温かくなるお話。

    闇の中での色鮮やかさの描き方も素晴らしいと思う。

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著者プロフィール

作家、川村学園女子大学特任教授。1989年『精霊の木』でデビュー。著書に野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞した『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ、野間児童文芸賞を受賞した『狐笛のかなた』、「獣の奏者」シリーズなどがある。海外での評価も高く、2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。14年には「小さなノーベル賞」ともいわれる国際アンデルセン賞〈作家賞〉を受賞。2015年『鹿の王』で本屋大賞、第四回日本医療小説大賞を受賞。

「2020年 『鹿の王 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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