神の守り人 来訪編 (上) (新潮文庫)

  • 新潮社 (2009年7月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784101302768

感想・レビュー・書評

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  • 全くバルサには困ったもんだ
    また命を狙われた子どもを助けて、大変なことにクビを突っ込んでしまったよ
    付き合わせられるこちらの身にもなってほしいものだ

    短槍使いの女用心棒バルサの物語に戻ってまいりました
    そしてわいもバルサが心から大事に思う幼なじみの呪術師タンダの立ち位置に戻ってきました
    思いだしました
    そういえばわい星読博士じゃなくて呪術師だったっけ(この人何言ってるの?)

    いよいよ守り人シリーズの世界に神様登場ですよ!
    「あんだって?あたしゃ神様だよ」(ドリフ世代)

    今回、またも追われる身となったバルサを追うのは新ヨゴ皇国の東に位置するロタ王国の〈猟犬〉と呼ばれる一族

    そりゃあそうよね
    こんなすんごい地図を作り上げたら端から端まで使い尽くしたいよね

    よし、わいも鷹の目(読めばわかる)を使ってロタ王国を旅するぜ!

    旅は下巻へ!

    • 1Q84O1さん
      ありの〜ままの〜姿見せるのよ〜ぉ♪
      ありの〜ままの〜自分になる〜ぬぉ〜♪
      ありの〜ままの〜姿見せるのよ〜ぉ♪
      ありの〜ままの〜自分になる〜ぬぉ〜♪
      2024/04/05
    • ひまわりめろんさん
      そこは、「ぬぉお〜」じゃない?
      そこは、「ぬぉお〜」じゃない?
      2024/04/05
    • 1Q84O1さん
      訂正しときます
      ありの〜ままの〜自分になるぬぉぉぉお〜♪
      訂正しときます
      ありの〜ままの〜自分になるぬぉぉぉお〜♪
      2024/04/05
  • 迫害を受けている人々の根底にあるもの、その原因が為政者によって作られたもの、もしくは、祖先が自ら選び取ったもの等、現代における差別構造を考えるきっかけになる。映像が浮かびやすい書きぶりは健在。

  • やっぱり面白い。バルサ出てるとワクワク感が違う。下巻が楽しみ。

  • 壮大に広がっていく世界観にワクワクしながら読んでいます。
    時を超え国を越えて伝わるナユグはどんな世界なのか気になる。

  • 来訪編、帰還編とまた一気読み。アスラとチキサというタルの民の兄妹との出会いでまたバルサは辛い旅路へと…

  • ロタ王国の牢城で起きた奇怪な事件。
    事情を知らずに、美少女アスラとその兄を助けた女用心棒のバルサ。
    12歳の少女一家にはロタ王国を揺るがす恐ろしい秘密が…
    タンダと共に、なんとか命を助けようとするが。
    畏ろしき神の流れ来る河とは。
    ロタ人の呪術師スファルは、カシャル(猟犬)という一族で、タルの民が禁忌を犯さないように代々見張っていたのだ。
    スファルにさえも見抜けなかったことが…?!

  • おもしろーーーい!
    というにはあまりに残酷なお話ですが、それでもやっぱり面白いと私は言いたいです。

    今作はロタ王国のお話で、ロタとヨゴの境界にある草市へ向かったバルサとタンダが、ロタで古くから恐れられている神、タルハマヤを召喚できる少女に出会い、少女を守るために奮闘するのですが、長編なのもあり今まで以上に緻密に練り上げられた感があります。こういうのたまんない。すきすぎる。

    アスラをめぐって、追いつ追われつを繰り返していく前半は読んでるこちらまで胸が苦しくなるし、アスラに宿るタルハマヤの恐ろしさに震えますが、バルサと行動を共にするアスラの心が少しずつ洗われていく姿に僅かながら希望の光が射している気がして...。それにバルサならきっとやってくれるだろうなという期待も当然ありますし。とにかく後半!どうなるんだ~

  • 守り人シリーズ5作目の上巻。このシリーズで初めての上下巻ということで上巻時点では、下巻に向けた布石のような印象でした。これまでエピソードごとに主役となるキャラクターが異なっており、今回はバルサとタンダの二人にスポットを当てているように感じた。二人の絆をより深く描いてくれそうで、続きが楽しみです。

  • TVは全く観ないので
    信頼のおける知人から
    「これ 面白いよ」
    と推された「映像」のみを観ることがある。
    その一つが
    「精霊の守り人」シリーズであった。
    これはネットフリックスで拝聴しました。

    その中で
    マーサの役を 渡辺えり さん
    スファルの役を 柄本明 さん
    が演じておられたのですが

    正に適役だな と 思った

    「精霊の守り人」シリーズ
    ますます 面白くなっていきます

  • 身に殺戮のカミサマを招くことの出来る異能者の少女の扱いに関するあれこれ。
    危険すぎるから即処分すべしというロタ側の考えも、少女が力を使うのを自ら封じる良心を持つのを信じたいというタンダとバルサ側の意見もどちらも正しい。下巻でどう決着をつけるのか気になる。

  • 獣の奏者へとつづくものがあった気がしてわくわくする

  • バルサとタンダが幼い兄弟を守ろうと動く。
    マーサがアスラに言った言葉、バルサがアスラの未来を願った場面、涙がでました。

  • 大きな河が流れ始めた。しかし、その前にこの会話に注目したい。

    バルサはため息をついた。
    「なにを知っても、判断のつらさは変わらないだろうよ。いずれにせよ判断は、ただひとつだ。あの子らを殺すか、殺さないか。それだけだろう?だれが殺すかは問題じゃない。殺されるのを知っていながら見過ごせば、わたしらが手を下したのと同じことだ」
    タンダはだまりこんだ。そして、長い沈黙のあとで、つぶやくように言った。
    「‥‥だが、スファルが恐れているように、あの子が人を殺していく、災いをひろげる者であるなら、あの子を助ける者は、未来の殺人の手助けしていることになる。殺されるかもしれない人たちだって、あの子とおなじ、ただひとつの生を生きているんだぞ」
    「だから、あの子を今のうちに殺すのかい?」
    そういって、バルサは苦い笑みを浮かべた。
    「いずれ災いの種になるから、殺したほうがいい、か。そういう理屈は、いやというほど知ってるよ」
    タンダはハッとしてバルサを見た。バルサは苦笑していたが、その目は、笑ってはいなかった。触れたら、切れそうなほどの怒りが、揺らめいていた。
    「おまえなんぞ野良犬だ。蚤が移るから、殺したほうが人のためになる。面と向って、そう言われ、けとばされる子どもが、どんな思いをして生きのびるか、あんた、考えてみたことがあるかい」(95p)

    特殊な事情を普遍化して考えるのはよくないことかもしれない。しかし、将来災いをもたらすから、今のうちにその芽を摘み取ろうと言って「いのち」を削ろうとする議論は、戦争を始めるときのほとんどの論理だ。バルサは感情に飲み込まれて言っているわけではない。いっときの問題でもなく、一生をかける覚悟で、しかもその「いのち」を守る「器」を持っている自覚があって言っているのである。

    それは我々にも突きつけられている「覚悟」なのかもしれない。

    一方では、一国の運命と個人との関係をどう考えるのか。という問題があり、

    一方では、大国との外交と一国の財政問題をどう考えるのか。という問題があり、

    一方では、この世と異世界との関係、つまり「世界」をどう見るのか。という問題がある。

    そういう「大きな河」が流れ始めた。

    そういうおそらく「大きな河」のほんの第一部の上巻なのに、最後の数行でちょっと涙ぐんでしまった。上橋さん、上手いよ。
    2015年5月15日読了

  • 2013.10.5読破。とうとう舞台にロタ王国が出てきて大変嬉しい。このシリーズは男性が武器を持ち戦い、女性が治療や呪術で影から支えるというファンタジーの中のジェンダーを思いっきりひっくり返しているのがいい!
    バルサさん本当にかっこいい。
    これは児童書にあたる本だが、主人公が30代の女性で感情移入とかできるのかな?児童書として成り立つのかな?と思っていたがどの巻にも子供は必ず物語の中心に登場するから子供でも感情移入はできるし、むしろ登場人物の年齢層が幅広い作品でもあるから本当に老若男女問わず楽しめる作品なんだろうなと思った。
    さて、続き読も。

  • 20111029
    1日

  • 久しぶりに<守り人>シリーズを。
    タルの民、アスラとチキサが登場します。
    アスラの中に宿る「カミサマ」とは?
    二人はどうなるのでしょうか…。
    帰還編へと参りましょう。

  • 守り人ワールドがさらに広がり、今度の舞台はロタ王国!
    またもナユグ(もうひとつの世界)との繋がりをもつ謎と恐怖に満ちた伝説にまきこまれての旅の始まり。
    バルサの戦闘力と逃避行の上手さにほれぼれ。
    そして、伝説と現実の事件を知ると、本当にこの女の子を守りぬいて大丈夫なのか心配になった。
    さくさく読めて下巻も楽しみ!

  • 始まってすぐに「おぉ、今回はロタ王国か」という感想が頭をよぎった。一作目の新ヨゴ王国からはじまり、周辺の国々が順番に舞台となっているので、シリーズが進むたびにだんだんと世界が広がっていくような感じ、登場人物にくっついて守人シリーズの世界を旅しているような感じがする。
    前作の中で「(シリーズで言及の薄い)ロタはどうなっているんだろう」と思っていたので願ったり叶ったりである。

    最初の章はモンスターホラーのような雰囲気で話が進む。
    静まりかえった城塞、援軍に到着した騎馬隊が敵襲を予感しながら突入すると、そこに見るのは殺戮と強大な力を持った人外の存在を予感させる痕跡。この章の主役である騎馬隊の隊長が感じたのと同じ緊張感、気味の悪さと畏れを感じるプロローグだった。
    しかし、モンスターパニックのようにこの人外の力の正体を引っ張ることはなく、次の章では幼い兄妹が根源であるとあっさり開陳する。

    中盤に向けてちょっと気になったのは「強大な体制派の刺客から主人公とゲストが逃げ回りながら勝機を探る」という展開に既視感を覚えた点だ。
    バルサがアスラを連れて逃走し、タンダが捕らわれる。この場面で「またか‥」と思ってしまった。

    それ以降については全く文句なく、冒険活劇を面白く、ワクワクして読めて、下巻に入るのも楽しみに感じたので、全体としては良い印象だった。

  • オーディブル公開待ってました!
    今回は完結ではなく、下巻もあるので次の公開まで待てそうにない…。
    あっという間に引き込まれて、兄妹とバルタンの行方が気になる…!
    各街にいるバルサの知り合いのおばちゃんがみんな素敵な人でほっこりする。

  • 守人シリーズ第5弾。(上下巻合わせての感想。)

    今のところ、ファンタジーの中では、ハリーポッターに次いで好きなシリーズ。

    どうやったら設定やそれらしい名前などこんなに思いつけるのか、毎度感心するばかり。

    今回はバルサとタンダが登場する話で、舞台は隣国のロタ王国。

    今までより、どのような状況か想像できない部分があったのと(想像力が乏しい)、ちょっと悲しさが強めだったので星マイナス1。とはいえ、ぐいぐいと話に引き込まれた面白かったです。

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著者プロフィール

作家、川村学園女子大学特任教授。1989年『精霊の木』でデビュー。著書に野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞した『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ、野間児童文芸賞を受賞した『狐笛のかなた』、「獣の奏者」シリーズなどがある。海外での評価も高く、2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。14年には「小さなノーベル賞」ともいわれる国際アンデルセン賞〈作家賞〉を受賞。2015年『鹿の王』で本屋大賞、第四回日本医療小説大賞を受賞。

「2020年 『鹿の王 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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