神の守り人〈上〉来訪編 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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レビュー : 328
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101302768

感想・レビュー・書評

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  • 2018/6 6冊目(通算95冊目)。シリーズ初の上下巻構成。ロタ王国で開かれている市に行ったバルサとタンダ。そこで、異能力を持った少女たちと知り合い、陰謀に巻き込まれていく話の筋。前の巻辺りから物語の世界観が広がってきて文章を読むのが非常に楽しい。陰謀に巻き込まれた少女を救うために、逃走を出助けするバルサ。物語はどうなるのか。下巻も楽しみに読んでいきたいと思う。

  • 幼い兄妹に秘められた力は。

    タンダとバルサが一緒にいるのは珍しいのでは。そうでもないか。チキサとアスラは、ロタ王国ではマイノリティに属している。しいたげられた者の怒りが、恐ろしい力になるのか。守り人シリーズで繰り返し描かれるのは、過去からの言い伝えが、ある真実を語る面と権力者に書きかえられた面を持つこと。この世とは違う世界に生きる者をどう扱うか。歴史的出来事が伝説に変わる過程で、大切なものが隠され、大切なものが伝えられてきているということ。ここら辺が文化人類学なのかな。

  • 初めて読んだときは、怖くて読むのを止めてしまった。ただ少し経ってからもう一度読むと、怖さだけじゃなくて面白さがあることに気づくことができた。
    今ではシリーズの中で好きな話の上位に、神の守り人が入るくらい。

  • アスラの幼さ故の信じやすさとそれによって生じる残酷さ。親の責任は大きい。

  • バルサの旅がどんどん大きくなっていく…いろんな民族のいろんな思い、信仰が出てくるのに、ちゃんと輪郭を持って想像できるのはどうしてなのか。不思議だ。バルサとタンダがどうなるのか、続編をすぐ読みます。

  • 今回も、この世界にとても惹き付けられました。面白かったです。
    ドラマを最初の方は見ていたので、そのキャストで少し再生されました。壇蜜さんとか。
    バルサとタンダの行動や心持ちに、本当に優しいということはこういう事なのだろうと思います。チキサとアスラもきっととても良い子なんだろう。身の内に神を宿してしまったけど…
    下巻も楽しみです。

  • またも舞台は変わり、ロタ王国と新ヨゴ皇国の西方へ。絶対的邪神、と思しきものの登場にバルサとタンダが翻弄されていく。幼い兄妹へのバルサの強さと優しさが強調され、しかしそれは災いを退けるのか、呼び寄せるのか。舞台は整い、下巻へ。‬

  • 2013.6/12 シリーズ5作目。バルサとタンダが再び!少女アスラに宿った残酷な鬼子タルハマヤ...これ、どうやって終息させるんだろうか。不安でならない、即下巻へGO!!

  • バルサとタンダが出会った人身売買の標的にされた兄妹を巡って、物語が展開。少女に宿る異界の何かが原因で命の狙われる少女。関わるなというタンダ、放っておけないバルサ。結局、問題の渦中に巻き込まれてしまうバルサとタンダ。
    NHKで実写版の放送があったが、原作の方が遥かに面白い。タンダの性格がこれまでの作品より、豊かに表現されていて、バルサよりタンダの方が冷静に考えを巡らせるシーンもあったり、少女の不安など、登場人物の心境が丁寧に描かれている印象。そこに引き込まれてVRで映像の中に入り込んでいるような感覚で、読み進めた。
    兄妹の故郷があるロタ王国の王と王子が国政に関する悩みは、現実の地方自治体でもありそうな話で面白い。
    下巻での物語の展開が楽しみ。

  • 2017.11.29

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著者プロフィール

上橋 菜穂子(うえはし なほこ)
1962年、東京都生まれの児童文学作家、SF作家。
1992年『月の森に、カミよ眠れ』で日本児童文学者協会新人賞、2000年『闇の守り人』で第40回日本児童文学者協会賞、2003年『神の守人 来訪編、帰還編』で 第52回小学館児童出版文化賞、2004年『狐笛のかなた』で 第42回野間児童文芸賞受賞他、2015年『鹿の王』で第12回本屋大賞など、多数の受賞歴がある。
2014年には「小さなノーベル賞」とも呼ばれる世界的な賞、国際アンデルセン賞作家賞を受賞している。

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