バルサの食卓 (新潮文庫)

  • 新潮社
3.78
  • (86)
  • (97)
  • (117)
  • (14)
  • (4)
本棚登録 : 991
レビュー : 127
  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101302782

作品紹介・あらすじ

バルサとチャグムが熱々をかきこんだ"ノギ屋の鳥飯"、タンダが腕によりをかけた"山菜鍋"、寒い夜に小夜と小春丸が食べた"胡桃餅"、エリンが母と最後に食べた猪肉料理…上橋作品に登場する料理は、どれもメチャクチャおいしそうです。いずれも達人の「チーム北海道」が、手近な食材と人一倍の熱意をもって、物語の味の再現を試みました。夢のレシピを、さあ、どうぞ召し上がれ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 上橋菜穂子さんの「守り人シリーズ」「獣の奏者シリーズ」「狐笛のかなた」に出てくる食べ物を、手に入る材料で具現化したお料理本です!
    南極探検隊の料理人だったあの西村淳さんを中心に、創意工夫あふれる料理を考案するチーム北海道♪
    どれもすっごく美味しそうで、特殊な材料もほとんど使っていないので、上橋本を読んでいない方でも、料理本として活用できそう。
    でもやっぱり、料理の出てくる背景を知っていた方が倍楽しめると思います。
    あ、バルサが食べてた!チャグムが食べてた!タンダが作ってくれた!
    といちいち胸いっぱいな気持ちになります。

    一番覚えていたのが、ラ(バター)と蜂蜜を付けて食べるあつあつのバム(無発酵のパン)♪
    昔から、ぐりとぐらのふわふわカステラだったり、アルプスのハイジのチーズとろけるパンだったり、ちびくろサンボのバターのたっぷり入ったホットケーキだったり。
    そういうのが大好きだったので、シンプルで野性的なバムには心惹かれていたのでした。
    タンダの山菜鍋や、ノギ屋の弁当風鳥飯や、お話の中で印象的だったものももちろんあります。
    バルサの胃袋をがっちりつかんだタンダですが、読者の胃袋までつかみそう(笑)。
    食後は、甘い飲み物や甘いお菓子を。

    周りに守り人シリーズファンがいる人は、この本のレシピで何品か作って、バルサパーティーとかしたら盛り上がりそう♪
    図書館で借りたけれど、手元に置いておきたい一冊でした。

    • まっき~♪さん
      こんにちは。

      いつも花丸ありがとうございます!
      上橋菜穂子さんの描く世界は(特にバルサシリーズ)北海道のイメージが強くって
      チーム北海道が...
      こんにちは。

      いつも花丸ありがとうございます!
      上橋菜穂子さんの描く世界は(特にバルサシリーズ)北海道のイメージが強くって
      チーム北海道が手掛けたこの本、とても楽しそうだと思いました♪

      素敵なレビューをありがとうございました。
      2013/03/11
    • マリモさん
      まっき~♪さん

      こちらこそいつもありがとうございます!
      どの料理も、チーム北海道が本当にいい仕事したなぁ!と驚く出来栄でした。
      確かに、バ...
      まっき~♪さん

      こちらこそいつもありがとうございます!
      どの料理も、チーム北海道が本当にいい仕事したなぁ!と驚く出来栄でした。
      確かに、バルサシリーズは北海道のイメージですね~☆
      料理も、寒い中で食べると湯気がほわ~と出そうなものが多くって、どれも温まりそうです。
      2013/03/12
  • 2017/09読了。食べ物を軸に物語を見るというのも面白いなあと思いました。(でも自分では作らないかな…) 添えられている上橋先生のエッセイも面白かったです。

  • 守り人シリーズは、ご飯が本当においしそうですよね。
    その世界観はそのままにこだわりの料理たちが並ぶこんな素晴らしい本、買わないわけにはいかない。
    作品への並々ならぬ愛を感じます。

    こうやって並べてみると改めて、食べ物たちが作品の風景を鮮やかにしているのがわかります。
    筆者の様々な場所での体験が反映されているのがわかり、それでこんなに実感の伴った書き方ができるのかと納得。

    ああああ、おいしそうううう…!と悶えながら読みました。
    私はまずはノギ屋の弁当から。うまうま。

  • どれもこれも美味しそう・・・・
    守人シリーズを読んでいて涎が出そうな料理が実際作れるとは嬉しい。

  • 名作に名食事シーンあり。食事シーンは人物の状況や思いをダイレクトに表現してくれる。描かれていない風俗習慣までも連想させて物語を豊かにしている。バルサやエリンが食べているあの食事を自分で作ってみられるのは嬉しい。食べてみたかったもの。

  • 料理本としても読み物としても面白い。料理の考案に南極料理人の西村さんというのが良い!無発酵パンのバムとか汁かけご飯はすぐ作れそう。身近な食材で作られてて興ざめと言う意見もあったけど、個人的には作れそうだから良いと思いました。

  • バルサの激しい気性が旅先での温かな食事ともてなしによって緩和される。そんな空想の世界をリアルに実現できるのでしょうか?なんて贅沢な食事でしょう。ぜひ味わいたいものです。アニメーションでも食事シーンは沢山でてきますから期待できますね

  • 守り人シリーズを中心とした、上橋菜穂子さん作中の料理本。
    「ノギ屋の弁当」(精霊の守り人)や「胡桃餅」(狐笛のかなた)など、印象的な料理のほかにもいろいろ。上橋さんの語りや食事場面も載っているので、よけいおいしそうです。家にあるものやスーパーで買い足す程度の材料で作れます。
    「ロッソ(里芋コロッケ)」がなかなか美味しく、定番化しそうでした。次こそは胡桃餅を…!

  • 上橋作品は、実存するどこかの民族誌を読んでいるような気になるのですが、その一役を買い、物語を豊かなものにしているのが、食事の描写でもあると思います。ですから、このレシピ本は、読者がぼんやりと待ち望んでいたものでありーーぼんやりというのは、物語の世界なのだから、実存する食事ではないことは読者にもわかっているけれど、本当の話だと思わず錯覚せずにはいられない、だからレシピ本が出ても不思議ではないというようなアンビバレントな感じーー私もその1人で、「へぇ~、ファコってこうやって作るのか」なんて、わくわくしながら眺めています。いや、眺めるだけではなく、作ってみようと思います。そして、ますます上橋ワールドにどっぷり漬かってみます。

  • 2009.8.1 start

    夢の一冊!!!

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「夢の一冊!!! 」
      試してみたの?
      「夢の一冊!!! 」
      試してみたの?
      2013/02/07
全127件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

上橋 菜穂子(うえはし なほこ)
1962年、東京都生まれの児童文学作家、SF作家。
1992年『月の森に、カミよ眠れ』で日本児童文学者協会新人賞、2000年『闇の守り人』で第40回日本児童文学者協会賞、2003年『神の守人 来訪編、帰還編』で 第52回小学館児童出版文化賞、2004年『狐笛のかなた』で 第42回野間児童文芸賞受賞他、2015年『鹿の王』で第12回本屋大賞など、多数の受賞歴がある。
2014年には「小さなノーベル賞」とも呼ばれる世界的な賞、国際アンデルセン賞作家賞を受賞している。

バルサの食卓 (新潮文庫)のその他の作品

バルサの食卓(新潮文庫) Kindle版 バルサの食卓(新潮文庫) 上橋菜穂子

上橋菜穂子の作品

バルサの食卓 (新潮文庫)に関連する談話室の質問

バルサの食卓 (新潮文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする