バルサの食卓 (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2009年7月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784101302782

感想・レビュー・書評

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  • 守り人シリーズに登場する食べ物を実現 させようというプロジェクト…!!その勇気と漢気に… 拍手!

    でも、再現に当たっては…自分でつくるんじゃなくて、タンダに作ってもらいたいなぁ~

    • あやたろさん
      確かに!
      タンダが作ってくれるなら何でも美味しそうだ。
      確かに!
      タンダが作ってくれるなら何でも美味しそうだ。
      2023/12/27
    • workmaさん
      あやたろさん
      コメントありがとうございます(^^)

       バルサが危険な用心棒をやっていけるのも、タンダあってこそ。薬草に詳しく料理もうまいな...
      あやたろさん
      コメントありがとうございます(^^)

       バルサが危険な用心棒をやっていけるのも、タンダあってこそ。薬草に詳しく料理もうまいなんて…最高♪
      2023/12/27
    • あやたろさん
      この話のバルサとタンダの関係、好きです。お互いが相手を大切に思っているけど、近づきすぎない微妙な距離感。。
      この話のバルサとタンダの関係、好きです。お互いが相手を大切に思っているけど、近づきすぎない微妙な距離感。。
      2023/12/27
  • 読んだというよりは、パラパラと楽しんだ程度だけれど、架空の料理を今の日本で手に入る材料でなんとか作り出す、なんて、その発想と努力がすごいと思った。
    どの食べ物も物語の雰囲気は壊さず、美味しそうな写真とともにレシピが掲載されていて、思った以上に楽しめた。
    やはり、読んだことのあるシーンでその食べ物の記憶が残っているレシピは興味深く見てしまう。「あぁ、あの時の、あの美味しそうなアレ・・・!」と。
    ・ノギ屋の弁当風鳥飯
    ・タンダの山菜鍋
    ・ロッソ
    ・胡桃餅
    などなど。

    レシピやその料理が出てくるシーンの抜粋とともに、上橋さんのエッセイ風の文章(フィールドワークの話やスイス・アーミー・ナイフを常備している話)があって、それがまた面白かった。

    上橋ワールド好きにはおすすめです!

  • 上橋さんの作品に出てくる料理を題材にした料理エッセイ。ファンタジー世界の食べ物の再現を試みる、という発想が凄い。
    料理は不得手のため「作ってみよう!」とまではいかなかったが、面白く読めた。

  • 2年位、ズート持ち歩いた一冊です。
    電車に乗るたびに開いては、ワープしてバルサの世界へ、パスポート?
    匂いまで嗅げるような本です。

  • 本書は守人シリーズ、獣の奏者シリーズ、狐笛のかなたに登場する料理を南極料理人で有名な西村さんを含むチーム北海道で再現したもの。
    上橋さんの作品は獣の奏者と狐笛のかなたを読んでいるがいつも食べ物の描写がとても美味しそうで強く印象に残る。
    個人的には獣の奏者でエリンのお母さんが作る猪肉の葉包み焼きと狐笛のかなたで小夜が小春丸と食べていたくるみ餅のシーンが大好きなのだがそれらも勿論収録されている。流石です…。
    登場する作品が国内外問わず食べたものを元にされており、それぞれにエピソードがある。それがにおいや味の想像を掻き立てられる描写に繋がっているのかなと思った。
    見た中で汁かけ飯が食べたくなった。あとはチーム北海道の面々のいう「上品なザンギ」こと宮廷風鳥の唐揚げが気になる(ザンギが上品というのが気になった)。

  • 小説とのコラボ。
    なんで上橋の小説は、
    食べ物のシーンがこうも魅力的なのでしょうか。
    それを再現した料理人に感謝!
    ナギ屋の弁当、美味しそうですよ~。
    登場した料理が視覚で捉えられる・・・眼福です♪

  • 守り人シリーズは、ご飯が本当においしそうですよね。
    その世界観はそのままにこだわりの料理たちが並ぶこんな素晴らしい本、買わないわけにはいかない。
    作品への並々ならぬ愛を感じます。

    こうやって並べてみると改めて、食べ物たちが作品の風景を鮮やかにしているのがわかります。
    筆者の様々な場所での体験が反映されているのがわかり、それでこんなに実感の伴った書き方ができるのかと納得。

    ああああ、おいしそうううう…!と悶えながら読みました。
    私はまずはノギ屋の弁当から。うまうま。

  • うまそー。
    自分で作る気ないけど笑

    その料理の小説内登場シーン→上橋さんコメント→料理写真→作り方レシピ、の構成で26品?かな。

  • レシピ全部が美味しそうで食べてみたい。。(自分で作るのはめんどうなので)
    エッセイ部分もどういった地域や体験から出てきた料理なのか解説されていて、大変面白かったです。上橋さんの物語が地に足のついた感じがするのも、上橋さんの体験があって、その"現実"が反映されているからなんだと感じ入りました。

  • 食べてみた~い、飲んでみた~いの連続でした

  • お話を読んで気になっていた、あれやこれやがチーム北海道の皆さんによって現実に!(*゜Q゜*)でも、お話を読んでいる時は試行錯誤して自分で何とかしようと思っていたのに(実際に挑戦したものも何品か…(^^;))、レシピが手に入ると「あ~あ、タンダが家に居て、作ってくれね~かな~」と思ってしまった(^_^;)

    • workmaさん
      同感です☆ うちにもタンダ来て、美味しいものを作ってくれないかなぁ~♥
      同感です☆ うちにもタンダ来て、美味しいものを作ってくれないかなぁ~♥
      2021/03/22
  • 私は物語に出てくる食べ物のレシピ本を読むのが好き。この本も飛びついたが、レシピだけじゃなく写真もあってメッチャ美味そう。上橋さんのエッセイも入ってこの価格はお買い得。…薄いけどね。

  • 2017/09読了。食べ物を軸に物語を見るというのも面白いなあと思いました。(でも自分では作らないかな…) 添えられている上橋先生のエッセイも面白かったです。

  • この手の本は美味しくできたためしがなかったので、あまり期待せずに図書館で借りました。
    ところが、作ってみたらどれも美味しいので購入。
    身近にある食材で作れて、作り方もそれほど複雑ではないという点も気に入りました。
    日々の食事のレパートリーのひとつとして充分に使えそうです。

  • どうしても欲しくて買って、出来たら作ってみたいと思っていたのだが、未だにまだ一つも作れていない。けれども、手に取ればわかるのだが、文庫オリジナルにしては、かなり力が入った「守り人シリーズ」関連本なのである。

    ここにあるレシピは全て、「守り人シリーズ」の中にだけある架空の食べ物の再現であり、しかも全てカラー写真付きで、小説の関連文章が載っているのは当然として、上橋菜穂子さんのコメントまで時々載っている。

    その数なんと26作品。チーム北海道のメンバーも凄くて映画にもなった南極越冬隊の料理人の西村淳さん筆頭にその道のプロが関わっている。

    全部美味しそう!全部たべてみたい!先ずは作ってから。と思い、感想があとあとになっていたのだが。マア仕方ない。とりあえずは、この辺りで。
    2015年10月18日読了

  • 上橋菜穂子・チーム北海道『バルサの食卓』新潮社、読了。守り人シリーズの魅力の一つは食卓の情景。「チャグムが身をのりだして、タンダの手元をのぞきこんでいる。『カンクイっていうキノコだ。こいつはいい味がでるんだが…』」。食べてみたいがカンクイ?とため息をつく前に本書を紐解くとパラダイス。

    「あれは異世界の料理ですよ? ゴシャなんて魚、築地で売ってないし」と著者すらためらった料理本制作。チーム北海道が加わることで「まさかが実現」した。本書は作中の料理を手近な素材で見事に再現する料理本。ぜひ、家庭で試してみたい。

    作中の食事シーン、著者のエッセイ、そしてレシピという構成で26品を紹介。前菜、メインディッシュ、デザートまでバリエーションは豊富。タンダが腕によりをかけて作った「山菜鍋」、カンバルでは欠かせない「ラコルカ」等々……物語の味を再現できる。

  • ざっと読んだ。作ってみたいものもあるし作れないだろうってのもある。
    少しずつ作るつもり。

    守り人シリーズは二冊で挫折したけど
    料理本は素敵だった。
    読むとおいしそうだし作れそうな気がしてくる。

    ノギ屋の弁当風鳥飯を作った。おいしい!!(6月1日)

    豚肉煮 (6月12日) 簡単で豪華に見える&おいしい

  • たまらんなぁ‼うまそー(≧∀≦ )
    そのうち作ってみよう‼

  • どれもこれも美味しそう・・・・
    守人シリーズを読んでいて涎が出そうな料理が実際作れるとは嬉しい。

  • 名作に名食事シーンあり。食事シーンは人物の状況や思いをダイレクトに表現してくれる。描かれていない風俗習慣までも連想させて物語を豊かにしている。バルサやエリンが食べているあの食事を自分で作ってみられるのは嬉しい。食べてみたかったもの。

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著者プロフィール

作家、川村学園女子大学特任教授。1989年『精霊の木』でデビュー。著書に野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞した『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ、野間児童文芸賞を受賞した『狐笛のかなた』、「獣の奏者」シリーズなどがある。海外での評価も高く、2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。14年には「小さなノーベル賞」ともいわれる国際アンデルセン賞〈作家賞〉を受賞。2015年『鹿の王』で本屋大賞、第四回日本医療小説大賞を受賞。

「2020年 『鹿の王 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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