蒼路の旅人 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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レビュー : 364
  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101302799

感想・レビュー・書評

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  • サンガル王国行きは罠!
    虜囚となり、タルシュ帝国へ連行されたチャグム。
    広大で強国のタルシュ、先祖の故郷ヨゴ皇国の現実、
    広い世界の情勢を見せつけられたが、
    国を民を救いたい!その想いが彼を行動へ駆り立てる!
    そして、今後の物語の核にもなる
    アラユタン・ヒュウゴとの出会い。
    息をもつかせぬ物語の展開に、一気読みでした。
    ルィン、セナ、ソドク、ラウル王子・・・新たな人物たちの
    個性あふれること(^^♪
    そして、思い出の中のバルサたち。
    そう、ジンもシュガも頑張っている。
    さらに成長しているチャグムの姿がすがすがしかったです。

  • Tセレクト
    広がっていく感じが最高!

  • 再読。海に飛び込むフラグ最初から結構立ってる…!

  • 風雲急を告げる。

    終盤への舞台は万端整った。

  • 強大な帝国の前で、国を、民を守るには、帝国の枝国となるしかないのか、本当に民を守れるのか、なんて厳しい決断が迫られるものか。結末は、作者の上橋さんは書いていてとても幸せな気持ちだったそう。このラストシーンが頭に浮かんで、一気にこの話を書き上げることになったのだとか。次巻の最終巻「天と地の守り人」につながる、続けて読まずにはいられない結末です。

  • ネタバレ。
    1巻のみだったので、サンガル王国のタルサンの助けを借りて、チャグム無事に帰還! みたいな展開かと思っていたら
    凄い壮大な展開に!!!

    次回作3冊なので、読みごたえありそうで凄く楽しみ。

    他の人も書いていたが、バルサはもちろん好きだがチャグムの回は色々な国が関わってきて、面白い。

    巻末で作者がバルトス・ヘップナーの2作を紹介。
    解説者大森望氏も
    指輪物語が三国志風。
    氷と炎の歌シリーズが戦国小説風。
    アルスラーン戦記とデルフィニア戦記も歴史小説風。
    と紹介。

    海外ものに疎いが、ジョージ・マーティン、読んでみようか。。。

  • 守り人シリーズ 6作目
    TVの「精霊の守り人 悲しき破壊神」では
    アスラの話しと同時進行していた。

    チャグム皇太子が帝に疎まれ 罠と知りながらタルシュ帝国に捕らわれ 決断を迫られる。

    新ヨゴ国の外から見た立ち位置がチャグムの肩にのしかかる。
    15歳の身で 本当にいろいろありすぎだろう。

    バルサは出てこないが、ヒュウゴやジン、世話係のルィンなど チャグムの魅力を引き立てている。

    逞しくなっていくチャグムの行方を早く読みたい。

  • 「虚空の旅人」では、タルシュ帝国とサンガル王国の戦いの火蓋が切られた所で終わっていた。
    そして今作の「蒼路の旅人」は、その後が書かれている。

    何故こうもチャグムには苦難が付き纏うのか・・・。

    「苦難を乗り越えて」は物語の王道だと分かっていても、読んでる方は「ここらでもう勘弁してあげてはくれまいか~」と思ってしまう。
    この先の「天と地の守り人」三部作は、更に苦難の道程なのはわかっている。ハラハラしながらも、この先のチャグムを見守っていきたい。

  • 今度はチャグムの苦渋に満ちた旅路と、その中での成長を描いている。
    タルシュ帝国の、周辺国を属国(枝国)にしながら併呑する、巧妙な手法が明らかになる。
    圧倒的な力の差を見せつけられ、一時は絶望しながらも、一縷の希望を見つけ、前を向いて進み続けるチャグム。
    ため息が出るほど、魅力的な主人公になってきた。
    さて、残りはあと三冊。
    次はバルサやタンダも出てくるのだろう。
    どうなっていくのか、とても楽しみだ。

    大勢の大人に守られて生かされてきたのに、自分は何もできていない、と考えられる人がいるとしたら、すごいことだと思う。
    このシリーズを読んできて感じてきたのは、恩送りの思想というべきものが、一連の物語の底に流れているのでは、ということだ。
    人を通して、もっと大きなものを描こうとしているのかなあ、と思う。

  • バルサ自体は大好きなんだけれども、チャグムの話の方が壮大さがあって面白い。この後どうなってしまうのか。早く読み進めたい!

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著者プロフィール

上橋 菜穂子(うえはし なほこ)
1962年、東京都生まれの児童文学作家、SF作家。
1992年『月の森に、カミよ眠れ』で日本児童文学者協会新人賞、2000年『闇の守り人』で第40回日本児童文学者協会賞、2003年『神の守人 来訪編、帰還編』で 第52回小学館児童出版文化賞、2004年『狐笛のかなた』で 第42回野間児童文芸賞受賞他、2015年『鹿の王』で第12回本屋大賞など、多数の受賞歴がある。
2014年には「小さなノーベル賞」とも呼ばれる世界的な賞、国際アンデルセン賞作家賞を受賞している。

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