不撓不屈〈上〉 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 276
レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101303222

作品紹介・あらすじ

権力は、抗う者には容赦なく牙を剥く-。税理士・飯塚毅は、中小企業のためにとった税務手法を否定され、当局を相手に訴訟を起こした。だが、横暴な大蔵キャリア官僚は、それを許しはしない。メンツのためだけに、飯塚の顧客へ理不尽な税務調査が行われ、さらに彼の事務所には検察の捜査までもが及んだ。それでも男は権力と闘いつづけるのか。生きる勇気を与える、実名経済小説。

感想・レビュー・書評

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  • 会計士/税理士である飯塚の正義と国家権力との闘いを描いた作品。
    実在の人物をモチーフにしており、非常に共感できる部分がある。

    権力との戦いという観点でいうと、以前読んだ「沈まぬ太陽」と相通ずる部分が多いと感じた。(沈まぬ太陽は社内権力との戦いがテーマ)

  • 税理士でTKC創立者の飯塚毅について、国税当局からの弾圧に対して、如何に立ち向かっていったかを実名小説で描く。上巻は、事務所職員が逮捕されるまで。

  • ビジネス雑誌で推薦されいたので、「経済小説」に初めて挑戦した。
    実名&引用が多く小説である必要があるのか、こんなに完全無欠の高潔な人がいるのか、と違和感を覚えた。感情移入できない。読んでいて疑問に感じた点
    ・「別段賞与」は違法では無いものの胸を張ってやれるものだったのか?脱税になりやすことは認識があったはず。
    ・国会で「飯塚事件」を追求したのは社会党議員だったのに、いつのまにか地元栃木の自民党新人議員(ミッチー)に変わった。 なぜ? お互いにもちつもたれつだったのでは?
    ・完全無欠の高潔な人が、政治力確保に熱心。自民党議員を巻き込む政治力には、書かれていない背景があるのでは?
    ・検事に対し、事務所職員に「別段賞与」を自分が「直接指導」したことはないと証言。責任放棄?4人の被告の切り捨て?
    ・TKCを利用するには契約ではなく「入会」?普通の商取引だったのか?
    ・裁判勝訴後、宿敵だったはずの国税庁長官と雑誌対談でお互いによいしょ。 等々
    ということで、飯塚毅をネットで調べただけでいろいろ出てくる。
    http://www.zsk.ne.jp/zeikei536/ronbun.html
    TKC会員は自民党議員の選挙応援を強要されていた?
    内容のバランスに欠け一方的。ノンフィクションではなく、小説なので許される?

  • 飯塚の生真面目さには頭が下がります。

  • 一気に読了!傑作!

  • 「飯塚事件」を題材にした、実名経済小説です。
    国家権力と戦った飯塚毅税理士の熱い思いが伝わってくる作品だと思います。

    中盤で飯塚氏の若き日の回想が挿入されてましたが、語学もほぼ独学で習得したらしく、元々優秀な方だったのだなという印象を受けました。

    引き続き、下巻を読んでいきます。

  • 小説風ドキュメントです。3回目の再読です。何度読んでもむかつく小説です。もちろん国税局や税務署に対してです。安岡氏とか金子氏って実名なのかなぁ?次は「広報室沈黙す」に安岡氏が出てるんだって。

  • 飯塚毅

  • 飯塚会計士と国税庁との闘いの日々を描いたノンフィクション。上巻なので、事件はまだまだこれからだが、それにしても権力を持つものが感情的になっているのが恐ろしい。一方で主人公である飯塚会計士の信念に基づく行動には目を見張るものがある。こんな人が本当に存在したのか!フィクションの世界で描かれるキャラクターも太刀打ちできない程の正義感に脱帽。取引先(お客様)のためにどうするか?など、普通のビジネス書としても考えさせられる。下巻が楽しみ。

  • 胸が熱くなる。あと疾走感。

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