- Amazon.co.jp ・本 (494ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101303260
感想・レビュー・書評
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下巻にコメント
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会話に不自然なところはあるが、日生の闇をよく取材して書いた本と思える。
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日本生命をモデルにした小説。まー言いたいことはわかるけど、批評だけでなく、解決策も書いて欲しいです。叩くことは誰だってできるし。
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いやな会社。生保業界はこんなじゃない、そう信じたい。だから最後はすっきりしなかった。立て直してほしかった。勧善懲悪な話が好きです。
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企業のトップが「ビジョン」を見失い、私利私欲に走るとどうなるか・・・
そんなことを生々しく描かれている一冊。
本作はトップの人間にフォーカスされているが、おそらく企業にいる人間一人ひとりも同じこと。
企業人として、そして一人の人間として「ビジョン」をもつことの大切さを改めて考えさせられた。 -
日本最大の巨大生保の話。
ちょっと硬めの本も読もうかなと。
+生保のいやな話を読んで落とされたコンプレックスを解消してやろうと思って笑
大日生命、第三生命、第一物産、トリーサン、五井住之江銀行...
まんま過ぎてどーなの?笑
どこまで実態を伴ってるかはわからないけど、出世とかそーゆーのドロドロなんだなぁーと。
日系の金融機関(金融に限らずか?)はこんな感じなんだろうなぁー
とひしひしと感じました。
そして自分のこの先が不安になりました。
まぁ銀行も生保も変わんないだろうねーそうだよねー。 -
「腐蝕生保」を改題したもの。
生保が舞台の経済小説は
割りと珍しいのでないでしょうか。
主人公を様々な部署に異動させることで
生保の構造をわかりやすく教えてくれます。
特に営業最前線の描写が生々しくて良かったです。
もちろん社内政治の記述も健在。
高杉氏の描く主人公は皆カッコいいのですが
本作の主人公はその中でも
トップクラスだと思います。
非常にバランスがとれた1冊。
個人的には今まで読んだ氏の作品中NO.1です。
下巻もあります。
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2009年4月14日
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会社を私物化していく社長と、それに疑問を持ち続ける主人公の話。話の展開の起伏もそこそこあるのだが、いまいち面白くない。会社がよくない、という愚痴を聞き続けるような感じを覚える内容。[2009/04/04]