- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101303727
作品紹介・あらすじ
生きるのに時があり、死ぬのに時がある…2005年2月28日23時50分、38歳の彼は妻と幼い子供4人を残してついに旅立った。末期の肝細胞ガンの宣告を受けた世界的プロウィンドサーファーが、最期の場所としてハワイを選び移住。家族との間に生れた深い心の交流に、「ガンになってよかった」と思って過ごした日々。余命宣告期限を超えて188日、死の間際まで綴り続けた命の記録。
感想・レビュー・書評
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現代版、病床六尺?
でも、人柄からか、あったかい感謝の言葉が
たくさんあって、人のすごさを思い知る。
著者のような死に臨める人は少ないかもしれないけれど、
死と生と人。
読んでよかったと思える本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
突然肝臓ガンを宣告され、余命宣告をされた飯島さんは、家族とともにハワイで生涯を終えることを選択した。「作家」を天職とした飯島さんの闘病生活エッセイ。
飯島さんはクリスチャンでした。なので、随所に神様とか教会とか聖書とかの話が出てきます。
まさに証のエッセイでした。
神様が飯島さんに証を書かせてくれてるんだなぁ。
用いられてるんだなぁ。
天国を目の前にして、この世での家族との愛おしい時間を惜しみながら、日々を生きているって、どういう気持なんだろう。
死ぬ、ということはいざ目の前にすると怖いことかもしれない。
だけど、元気に生きているがゆえに見えなくなってることもあるんだろう。
毎日天国を待ち望みながら生きる、そんなことができたら楽しいだろうなと思ったりしました。 -
末期がんに侵されながら自分らしく生きようとしたウィンドサーファー・飯島夏樹さん。闘病生活の中で思ったことをありのままに書いたのがこのエッセイ。気づけば私のほうが強く生きることを教えられていました。
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ガンの終末期をハワイで過ごすプロサーファーの話
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請求記号・916/Ij
資料ID・310005203 -
ガンの宣告を受けたプロウィンドサーファーの話。
私は医療の現場で働いていますが、実際のガン患者さんの苦しみは全くと言っていいほど分かっていなかったです。
この本を読んで、ほんのわずかですが、ガンの方たちの大変さなどを理解できたのかなと思いました。 -
配置場所:摂枚文庫本
請求記号:916||I
資料ID:51200997 -
感動の実話です。この本が原作となったビデオも見ました。(こちらもよかった)
死について改めて考えさせる機会を持つことができた。 -
死を前にして、こんなふうに思い、そしてそれを記述できるなんて、と、ただただすごいと思いました。
そして、素敵な家族の姿が垣間見られて幸せな気分になったりもします。
「悲しみは喜びにかわる」等の言葉を、そうだなーって思ったりもしますが、たぶん本当はまだまだ薄い理解(?)なので、
いつか、本当に実感、したいと思います。
ただ、ちょっと読みづらい印象も受けました。