ブックストアで待ちあわせ (新潮文庫 か 10-4)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101304045

感想・レビュー・書評

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  • 雑誌ポパイ創刊時からコラムを手掛けて、アメリカンカルチャーを魅力的に紹介してきたお方のエッセイ集。
    収録されている「人生に成功したければ、言葉を勉強したまえ」の章、ブルータスの西田編集長は「自分の本当のバイブル」と言ってました。言葉は自然に覚えられるけど、それを使いこなすことはまた違う次元の話。もう1ランク上の世界に行くには、言葉を磨かなければいけない。ハイ…

    他にも「発情期少年の興味にこたえて、アメリカのSFがはじまった」とか、「アヴォカードの正しい育て方」の章とかかなり興味深いです。
    古い本ではあるけど、今読んでも新鮮な驚きと視野が広がる感覚を味わえるので、アメリカ嫌い(?)の私でも読める。

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著者プロフィール

1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始める。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『日本語の外へ』『万年筆インク紙』『珈琲が呼ぶ』『窓の外を見てください』『いつも来る女の人』『言葉の人生』ほか多数の著書がある。

「2022年 『これでいくほかないのよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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